お金紙切れ

日経平均が上がっているのではなく日本円が下がっている?


新型コロナの影響で日経平均が大暴落した話は記憶に新しいとは思います。

そして先ごろ、株価を元に戻し、今度は3万円を目指す状況になったりしています。


ビットコイナーの間ではビットコインの値段が上がっているのではなく、日本円の価値が下がっていると言われているのですが、同様なことがこの日経平均に当たるということに気がつかない人がいたりします。

金の価格が上昇しているのも、ビットコインの価格が上昇しているのも、みんな、日本円の価値が下がっているからなのです。

市場では売れないせいか、さまざまな商品の値段が下がっています。

ですが、それは厳密には値段が下がっているだけで、商品の価値自体は上がっているのです。

金が商品であるのと同様、ビットコインも商品であり、野菜や果物、衣服なんかも同じ商品なのです。

ただ、日本円で売買されているかぎり、売れなければ下げる必要があるため値段が下がっているかに見えますが、商品の価値は上がっていて、金やビットコインの価格を見れば明らかです。

これがハイパーインフレになるという前提です。


本日はそのことについて深掘りします。

あの頃の日経平均と今の日経平均


新型コロナの影響で株価が大暴落した際は一時、日経平均が1万6千円台まで下がりました。


コロナ禍の3月、世界同時株安の直撃で1万6552円まで下落した日経平均は、アメリカ大統領選の大勢が決したことなどにより、7カ月でV字回復した形だ。

それで日銀の黒田総裁も呼ばれ、日銀保有株の損益分岐点が1万9,500円であると伝えたところも記憶に新しかったりしています。

日銀の黒田総裁はETFの購入をめぐって、日経平均株価が1万9500円程度になると時価が購入時の価格を下回って含み損が出るとしていて、さらなる株価の下落は今後の日銀の財務にも影響を与えそうです。


その当時、100万円があったとして、

  • 100万円があったとして日経平均が1万6千円だったワケです。

その後、新型コロナの不景気で持続化給付金として現金も配られましたし、お金もたくさん刷られました。

  • 100万円があったとして、100万円のとき1万6千円でした。

今、お金が配られて100万円が仮に200万になっていたとしたら単純に2倍なのです。

  • 100万円のとき1万6千円は、
  • 200万のとき倍だとすれば
  • 3万2千円になります。

まだなってませんが…。

  • 現在は2万6千円です。

これをビットコインに換算すれば、

ビットコインも新型コロナ後、暴落があって、一時60万円まで下落しました。

  • 100万円のとき60万円でした。
  • お金が配られて200万円のとき倍だとすれば
  • 120万円になります。

ビットコインではもうすでに超えています。

お金を配った分、金やビットコインや株価が上がっている


株価が持ち直したとき、景気が回復したと早合点する人たちが多いのですが、景気が回復するのは営業利益や経常利益のところで、単純に株価が元に戻っただけでは景気が回復していないということに気がつく人は少ないのだと思いました。

つまり、最初にあったお金からお金が刷られてそれが金やビットコインや株価を押し上げているだけで、元の状態は改善されていないワケなのです。

たとえばワクチンが開発されて、ワクチンを開発した企業の株価が上がる場合はその限りではありません。

これは新型コロナの影響で注目された企業なので、それ相応の価値を獲得しているのです。

ですが、その他の企業は新型コロナ以降に新たな価値を獲得していないかぎりは単純に刷られたお金が株価に追加されただけなので、その分がかさ増しされたいるだけなのです。

その背後で金やビットコインが上がっているので、物価は確実に上昇を続けている現実に気がついた方がいいように思います。

つまり、株価が上がって儲けているように見えますが、その分、他の物価が上がっていればそれはかさ増しされているだけで儲けが出ていないのです。

1万円で物価を確認する方法


物価について考える場合、身近な1万円を取り出してみてそれで

  • どのぐらい商品が買えるか?

が一つの目安になります。

ビットコインは、

  • 1BTCが60万円でした。
  • 0,1BTCが6万円でした。
  • 0,01BTCが6千円でした。

それが今、

  • 1BTCが200万円で、
  • 0,1BTCが20万円で、
  • 0,01BTCが2万円

になっています。

あの頃の1万円ではもう0,01BTCも買えないことに気がつく人は少ないと思います。

さまざまな物が値上がりしたり、値下がりしたりしています。

そして忘れてはならない点は商品の価値は需要と供給で決まるので、欲しい商品は、

  • 値上がりするか?
  • 値段は変わりません。

値下げしなくても売れるからです。

その他の商品は売れなくなれば値下げしますし、どんどん値段が下がってゆきます。

それらを加味して1万円を取り出してみて、

  • 物価が上がっているか?
  • 下がっているか?

確認してみることをオススメいたします。

私の認識では多分、上がっていると思います。