徳川家康

応募が殺到する「松山三越」の希望退職制度


「松山三越」の希望退職者募集に全従業員の8割が応募してしまったみたいです。


ブラック企業における問題点もそうなのですが、多くは老害経営層と現場の意見が乖離している問題であったりします。

ある程度、経営に関わったことのある人は想像できると思うのですが、希望退職を募った場合、どの程度集まるか?というのは予測が可能なのです。

たとえば常日頃、職場でコミュニケーションをとったり、飲み会なんかでコミュニケーションをはかっていれば、

  • 給料に不満のある従業員や
  • 自分のスキルを別の分野で活かしたい従業員

なんかはある程度、把握できます。

私はそのための職場のコミュニケーションや飲み会だと思っていたのですが、どうも違っていたみたいです。


通常のコミュニケーションが忖度化 本音を隠す従業員たち


老害経営者が多くなったり、老害従業員が多くなったりすると、多分、

  • 通常のコミュニケーションではなく、
  • 通常のコミュニケーションがもはや忖度になってしまう

のだと思いました。


そうすると誰も本当の事を言わなくなり、上辺だけのきれいごとばかり話すようになるので、本当の気持ちがわからない問題に遭遇するのだと思います。


早期退職者を募って従業員の8割が応募すると、もはや組織として存続できない事態に追いやられます。

逆にそのことも問題になり、意見の食い違いがある組織認定されてしまいます。

一つひとつが決断なのですが、この予想を上回る決断はむしろ仕事ができないことをさらに露呈してしまい、多くの信用を失ったニュースのような気がしました。

コミュニケーションの重要さを改めて痛感しております。

上から目線

潰れる組織は辞めるのが嫌な人たちが残る可能性大


ANAの副業解禁もそうですし、松山三越の早期退職もそうなのですが、今後は姿を変え形を変えて、こういったリストラの波が加速してゆきます。


辞めるの大歓迎の人はいいのですが、辞めるのヤな人たちは困る場面に遭遇すると思います。

ですがおそらく、今の段階でもう優秀な人は辞めてしまっていて、

  • 最後に誰が残るか?

のイス取りゲーム的要素が満載です。

と、言うのも最後のイスに残る人はあまりいないからです。



8割が福島正則、2割が真田幸村


大阪冬の陣まで残った真田幸村は希少な人材で、忠誠心にあふれるブラック企業従業員の鏡です。


多くは福島正則や加藤清正のように途中から徳川方へ鞍替えし、反旗をひるがえすのが世の常であったりするのです。

それも石田三成が気に食わなかったり、豊臣秀頼のことを頼りなく思うのでひるがえるのです。


老害もそうですし、いけすかない上司も世の常なのです。


なので、逆に言えば早期退職へ応募しなかった2割の人の方が希少な存在で、全国のブラック企業の経営者はこの残り2割の人材に注目のまなざしを向けているものと想像できます。

そう、文字通り最後まで残ってくれ、最後まで戦ってくれる、真田幸村のような人材だからです。

ですが、大阪冬の陣を見ても明らかなように結局は負け、負けるからこそ有終の美が飾られたりします。

ですが、よ〜く考えて欲しい点は優秀な人たちはすでに抜け出している点であります。

松永久秀

辞めるのやめてください?!


新型コロナの影響や時代の変わり目の節目のときは、会社や組織も潰れてしまいます。

リストラは事業の再構築なのですが、その再構築ができるか?どうか?も結局は人しだいであったりします。

なので、いい感じに優秀な人が残る場合は少ないワケなのです。

多くは何もできない辞めれない人たちが残るので、何ともならなかったりします。

ですが、今回の松山三越の件は8割も集まってしまい、2割しか残りたいと思う人がいないので、多分、もはや無理ゲーかと思われるのです。

8割が応募してしまった以上、辞めるの辞めてくださいとも言えませんし、あげた拳をおろせない状態で、もうその前には戻れなくなってしまったのです。

なので、普段から職場の人とはコミュニケーションをとったり、飲み会なんかででもコミュニケーションをはかって、こういう事態はある程度、回避をはからないと致命的な結果になるという話でした。

もしかしたら従業員自体、本音を話さない関係性であったので、こういう結果になったのかも知れません。

それはそれで非常に悲しい出来事だと思います。