偏見

依存症の原因は物質ではなく依存する心に問題がある


アメリカで大麻解禁のニュースがあったり、

大麻と言えば薬物なのですが、

それが解禁になっている話題が近ごろ、目立つようになってきました。


CBDのすべて
ローレン・ウィルソン
晶文社
2020-01-10


一部では薬学的考察や自然に自生している物であるので、

問題はないとの考察も見受けられます。

それと言うのも、つい最近では、

依存する心の方に問題があるので、

  • 薬物やアルコールその物については問題はない

と考える発想の方が主流派となってきたからです。

つまり、

  • 薬物依存や、
  • アルコール依存、

または、

  • ゲーム依存や、
  • スマホ依存

についても、

  • 薬物やアルコールやゲームやスマホ

その物に害があるのではなく、

  • 扱う人間の方に害がある

と考えるのが依存症についての理解の一般的な考え方になってきたからです。


ゲームをやめて親子で向き合え

って言われても、親の方が何もしなければ、

子どもはまたゲームを始めてしまうからです。


その点の考え方を変えれていない方々が、

  • 薬物やアルコールについて怒ったり、

同じように、

  • ゲームやスマホについて怒ったりしている

ようです。

本日は、この依存心をテーマにして、マルクスが発言した有名な格言である、

  • 宗教は民衆のアヘンである

言葉の理由と意味について考えてみたいと思います。




人間が考えた理論よりも神様の言うことの方が信用される現実


マルクスは社会主義や共産主義を唱えたことで有名な経済学者です。


もともとはドイツに住んでいて、ドイツのライン新聞の主筆をしていました。

ですが、考え方や理論が当時のドイツに合っていなかったため、ドイツを追放され、亡命先のイギリスで資本論を書いた話は有名です。


つまり、その頃のドイツにも閉塞感が漂っていて、

経済的に困窮をきわめた人たちや稼げない人たちが山ほどいたのです。

それは経済問題で、

その問題の根本が資本家の資本の独占、

つまり、お金持ちのお金の独占に見たのでした。

ですが、そのことをどんなに説明しても、

どんなに弊害があると主張しても認めてもらえない

のが世の常のような気がします。

お金持ちは不満に思いますし、

民衆もよく意味を理解していないため、聞く耳を持たかなったからです。

逆に言えば、

民衆はマルクスの理論よりは宗教やキリスト、

神の教えの方に聞く耳を持っていたからなのです。

マルクスのライン新聞は批判されるのに、

  • 神さまが助けてくれる!

という神の主張はまったくと言っていいほど批判されないのはそのためです。

これは滑稽な出来事だと思います。

つまり、人間が真面目に考えた理論よりも、

誰が考えたかわからないような根拠のない理論の方が、

逆に救いになるからです。

人間がどんなに理由をつけて説明するよりも、

  • 神が言った!

と言った方があまり理由がなくても深く心にささることを表現しているのだと思います。


人間不信で人間が信じられなくなるとき神に依存してしまう心理


アヘンをめぐってはアヘン戦争がありました。

イギリスがインドで製造していたアヘンを中国に輸出をして稼いでましたが、

中国でまん延がすすみ、退廃してしまったため取り引きを停止したことが原因です。

アメリカの独立戦争も禁酒法が引き金になっているので、

飲みつづけたり、

使用しつづけたりしているものを

急にやめたり、

禁止したりする

ことはよくないことをあらわしているのだと思いました。

それによりピリピリしたり、

戦争にすすんでしまうきっかけになるからです。


ですが、やはり、一番の原因は、

薬物やアルコールやゲームやスマホ、

そのものなのではなく、

この何かにすがってしまう

依存心なのです。

それは神にすがってしまう

依存心も同じで、

宗教ですらアヘン

である意味なのです。

なので、宗教や神が悪いのではなく、

一番悪いのは、

すがってしまう人間の心理

と言うことができると思います。

逆に言えば、

人間の方が自分で考えて、

素晴らしい理論や発見をするのに、

素直にこの理論や発見について、

理解することの難しさや、

信頼することの難しさ

をあらわしているようにも思います。

そして、そのような不器用な心理から、

薬物で気をまぎらわせたり、

アルコールで忘れたり、

ゲームやスマホで享楽的になったり

することに向けられるのだと思います。

なので、物質そのものが悪いのではなく、

その物質へ依存する、

人間の心理の方が悪いのです。

思考停止の日本もそうなのですが、

時代が変わっていったり、

考え方が変わってゆくのは、

非常につらいことです。

それは毎日が大変で、

時代の変化についてゆくことも困難です。

ですが、それを放置しても変わりませんし、

ストレスを抱えつつ、最適化するしかないというのが難しいところであると思います。

ビットコイン投資もそうなのですが、毎日が驚きと発見の連続です。

価格が下がればニュースを見ますし、

価格が上がってもニュースを見ます。

  • 何が原因で上がるのか?

も特定できますし、

  • 何が原因で下がるのか?

も特定できるからです。

そして、規制的なニュースや技術的なニュースもあります。

上がったときは何も思いませんが、

  • 下がったときは何で下がるか?

気になりますし、下がった原因を探したりします。

  • そのときに思うのです、

  • 神さま助けてください!

  • 下がった原因を教えてください!

と…。

人間はきっと、心のどこかに絶対的な存在を求めているのだと思いました。

そして、何か困難な状態におちいった際、

それにすがってしまう傾向にあるのです。

神さまの言うとおり
リリー・フランキー
2015-05-20