
立場が違うともめるので立場が違う人とは話さいない方がいい事実
立場(ポジション)の違いがあります。
立場は人それぞれなのですが、立場の違いによって争いは生まれてしまいます。
古くはマルクスが争いの起源がこの階級闘争にあると見て、男性と女性の、資本家(経営者)と労働者であるという風に論じていました。
イギリスでは産業革命以降、この階級社会が当たり前になっていて、酒場なんかも
- 経営者の酒場と
- 労働者の酒場に分ける
という運営がなされていたりします。
それは階級が違う人たちが話す機会があれば論争に発展し、争いが起こるからなのです。
ツイッターやインターネットの登場で情報がオープンになった結果、炎上に見られるように争いがたえなくなりました。
- ナイキのCM炎上に見る事実を事実と受け止められない人に伝えたい話
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ですが、その論争の原因も、やはりマルクスの言うように、すべての争いの原因は階級闘争にあるので、立場の違う人とは話さない方がいいということをお伝えしてまいります。
立場が違うということを理解できない 経営者(資本家)と労働者
これは
という問題ではなく、
という問題ではなく、立場の問題なのです。
- どちらが偉いや
- 劣っている
という問題ではなく、
- どちらが稼いでいて
- 稼いでいないか?
という問題ではなく、立場の問題なのです。
日本では年収主義が横行しているので、年収の高い人が偉い空気ができあがっています。
- 婚活中に相手男性に年収や学歴を聞いてしまう女子にみる質問力の衰えについて
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その年収とも関係がなく、
- 経営者と
- 労働者
という立場上の違いである点なのです。
新型コロナの影響で不景気になった際にリストラが横行します。
このリストラをめぐっても、経営者と労働者では立場が違うので意見はかみ合いません。
単純に
という問題ではなく、
という問題なのです。
- 偉いや
- 劣っている
という問題ではなく、
- お金を出しているか?
- 雇われているか?
という問題なのです。
なので、お金を出している人たちが、
- リストラを回避するためにもっと改善する策はないのか?
と話し合うのは有益な議論なのですが、
ただイタズラに、
- リストラはよくない、
- 自殺者が増えてしまう!
と言うのは不毛な議論なのです。
なぜなら、お金を出しているのは経営者だし、経営者がリストラを考えているのであれば、それはそうなるよりほかないからなのです。
- コロナ解雇で失業者41万人時代を当事者意識で考える話
- https://www.onechan1977.com/covid-19/jobless410000
あとはリストラを回避するために政府が補助金を出すか、何かしらのお金を追加で出さないと回避は難しいのです。
この点をムダに議論をふっかけたり、ムダに怒りをつのらせると、やはり争いの原因になりますが、立場の違いは乗り越えられないのです。
立場が違うということを理解できない 男性と女性
男女平等という理念はあるのですが、それは厳密には機会均等であったり、ビジネスにおけるチャンスの平等であったりします。
肉体的な差はオリンピックを見る限りでも一目瞭然であったりします。
コロナ離婚なんかも増えてますが、仕事がなくなれば他の仕事もなくなってゆくのが経済の縮小なので避けては通れません。
- 新型コロナウィルスで増えるコロナ離婚の話
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- 新型コロナ離婚を避けるための最強の考え方(認知行動)の話
- https://www.onechan1977.com/archives/5863028.html
男性の育児休暇やイクメンなんかも推奨されてますが、厳密にはそれがあるから少子化対策になるのではなく、やはりお金の問題であったりします。
逆に言えば若い人の年収を上げてしまって、これらをベビーシッターに外注した方がよほどコストパフォーマンスが高い育児ができると考えます。
専門家がやることになるので…。
今までお金に余裕があってお金でごまかしていたものは、お金がなくなるとごまかせなくなるので離婚は増えるのだと思います。
ですが、不景気もそうですし、新型コロナの怖い点は財政破綻もあり、財政破綻した国々では治安が非常に悪化してしまいます。
今はまだ好き嫌いで済むのですが、警察すら機能しない状態に置かれるとやはり女性の場合はかなり危険な状態に置かれると思われます。
これは平和な今の社会では考えられないのですが、レバノンやベネズエラを観察すると、とくに女性の独り身は危険な状態におかれます。
- レバノンやベネズエラに学ぶ 中央銀行の財政破綻やハイパーインフレに備える話
- https://www.onechan1977.com/Lebanon/prepare-default
日本の場合はお金に目がくらみすぎるので、経済力にばかり目がいきがちなのですが、非常事態の場合は、経済力に関わらず体力が求められてしまいます。
家事にかかわるささいなもめごとも、育児にかかわるささいなもめごとも非常事態の場合はあまり問題にならないような気もしています。
どちらかと言えば助けを必要としたら助けの声をあげなければいけないですし、みんなを助ける余裕がなくなるのが非常事態であったりします。
学校教育に多いのですが、誰かが気づいて救いの手を差し伸べてくれるのはけっこうな幻想で、男社会では誰も助けてくれないのが現状だからです。
- まるで学校教育! 現実を見て見ぬフリをする きれいごとの話
- https://www.onechan1977.com/notreal/beautifulthing
その点で男性と女性でも現実をめぐって立場の違いがあるし、認知の違いもあるのだと思います。
それは本当にどちらが偉くてどちらが劣っているのではなくて、単純に立場の違いの問題なのです。
おそらく誰か助けてくれたら非常事態になりませんし、誰か助けてくれるのであれば治安も悪化しないのだと思います。
実際に財政破綻したレバノンやベネズエラでは略奪や強盗が横行しているので、食べれないといった事態がそうさせているのだと思います。
逆に言えば立場の違いでもめるのは当然で、立場の違いであればそれはあきらめるしか方法がありません。
なぜなら基本的に生き方や考え方が違うからなのです。
お金を出していればお金を出している発想になるし、雇われていれば雇われている発想になります。
また、体力的に強い人もいれば、ささいなことにこだわる人もいます。
それを強引に立場を同じくしようとするので争いが生まれてしまいます。
これは本当に、どちらが偉くてどちらが劣っているという問題ではなく、立場の問題なので、それが嫌であればからみにいくのをやめた方がいい問題だと思っています。
マルクスはそれを階級闘争に見ましたし、置かれている環境に規定されていると考えた哲学者でした。
- 哲学と経済学と歴史観から共産主義を提唱したカール・マルクスの話
- https://www.onechan1977.com/respect/Karl-Marx
争いを争いとして話し合うことは有益です。
ですが、争いの原因は立場の違いにあるので、それが嫌であれば付き合わないで距離をおくのが最適解になると思います。
その原因すらわかっていない人がいると思われたので、今回考察してみました。
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