低価格を追い求め、安売り合戦の日本


デフレ経済なんて表現もあったりしますが、日本が貧困である理由はひたすらに低価格を追い求めるからであったりします。

つまりは、安売り合戦なのです。

物が売れないと考えられるとき、考えられる原因として、

  • 欲しい物(需要)を満たしているか?
  • 価格が適正か?

が考えられます。

日本の場合、セールに見られるようにセールをしてでも販売する傾向が見られます。

その要因としてはいらない物を生産していたり、需要を満たしていないと言う点です。


増えすぎた職業と減る人口


お米はいくら作っても売れませんし、人口は減少しているので、どこか海外などへ販路を拡大しないとお米人口が減っていくのは理屈から考えても明らかなことです。

同じく、洋服屋さんもそうなのですが、人口が減っている割には洋服屋さんは増えていて、これは美容院なんかにも当てはまりますが、人口が減っているのに美容院は増えていることには誰も気がつかなかったりしています。

すべての職業もそうなのですが、何々屋さんみたいなものがあって、それを養成する学校や専門学校が増えていけばたくさん何々屋さんが出来上がります。

それに対して人口は増えているか?と言うとむしろ減っていて、そうなると何々屋さんのようなサービス提供者ばかりが増え、サービス利用者が減っているという矛盾に気づく人は少なかったりしています。

なので、自然な流れで値引き合戦に終始し、ウチはヨソよりは安くやらせていただきますの合戦になったりするのです。

これはAI労働にとって変わられる議論が起こった際、問題になりました。

つまり、職業が増えすぎたことにより、職業があまっていて、逆にいらなくなると言う話です。

需要のある職業が逆に増えない謎


高齢者は増えているので、介護サービスが増えるのは自然の流れだったりします。

ですが、たとえば保育園もそうですし、学校もそうなのですが、少子高齢化って、そういう意味なのではないのでしょうか?

少子に当たる職種はあまりいらなくなるし、たくさんいたら給料は低くなってしまうことを同時に意味したりしているのです。

ですが、物事をイチイチ説明しなければ分からない人もいるので、多くの人は少子高齢化のニュースを見ても保育園の職員の給料が安い理由をよく理解できていません。

逆に、介護職員は本来は大変な仕事で需要も高いのに、給料はそんなでもないので離職したりする人がいるのは、おそらく他と比べて給料の高さを実感できていないからだと思います。

色んな手当ても分かるのですが、本来は需要に対して適切な評価をしないと、人材の定着さえおろそかになってしまう事態も考えられます。

お金を稼ぐのはイメージではなく需要である


農家もそうですし、洋服屋さんもそうなのですが、増えすぎた職業はどんなにイメージをよくしたり、大変なことをしていたとしても、本来的に需要がなければ補助金を出したとしてもムダ金になってしまう危険性が高いのです。

逆に言えば介護や医療の職員こそ、もう少し待遇をよくして、人材を確保しないとのちのち日本は大変なことになりかねません。

日本の場合、このけっこう大変なことや儲けにもならないことを都合よくイメージでよくする傾向があるのですが、それが事実を歪曲に理解する原因なのだと思います。

大変なことや儲けにもならないことは、あえてやらなければいいのです。

んで、もし稼ぎたいのであれば、逆に言えばこの需要がある分野で働き続ければいいのです。

日本の場合、この需要がある分野に進むのではなく、むしろみんなが行っていて、みんながしている仕事につきたがるので競争がし烈を極め、あとは安売り合戦になってしまっている傾向があります。

ですが、本来は自由主義なので、逆に言えばみんなと違う道の方が稼げることに気づく人は少ないのだと思いました。

そこでは競争もあまりないですし、安売り合戦もなかったりするのです。