
日本人は図星であると図星側を批判して闇に葬る
『NOと言えない日本人』という本を石原慎太郎さんが書いたとき、
さまざまな反論本が次々と出版されました。
- 「NO」と言えない日本人―日本の社会構造とコミュニケーションに隠された秘密
- https://livejapan.com/ja/in-tokyo/in-pref-tokyo/in-tokyo_train_station/article-a0001027/
それはどちらかと言えば、
- NOと言えない日本人が
- 図星だった
からだと思います。
- 不都合な真実
もそうですが、
人間はどちらかと言えば、
- 図星の場合、
- 当の図星の側を否定する
傾向があるように思います。
それは本当は、
- 日本人はNOと言えないのに、
- NOと言えない日本人と言われたものだから、
- そっちの方を批判して闇に葬りたい
からだと思います。
本当は
- NOと言えないのだから、
- NOと言えない心理を考えて、
- ダメであれば克服し、
- よさがあればそれでいいのではないのか?
と思うのですが、
批判して否定してなかったことにして
次に進む傾向があるからです。
次に進む傾向があるからです。
自国民も救えないのに途上国へ支援する国 NOと言えなかった日本
新型コロナの現金給付をめぐっても、
さんざん予算や財源の件を議論したのに、
途上国へはポンっと
100億ドルの支援を表明し、
その予算や財源については一切、
議論がないのが、
まるで違う国の政治を見ているか?
のようだからです。
- COP26 岸田首相が演説 途上国へ100億ドル追加支援を表明
- https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211102/k10013332771000.html
折りしも新型コロナで世界中が不景気であるのに、
- 途上国へは今まで通り支援をし、
- 国内に関しては議論紛糾で速やかな対応に欠ける
ように見えるからなのであります。
本来であれば逆で、
- 国内こそ速やかに対応し、
- 途上国への支援に議論が紛糾する
なら分かるのですが、
- 日本人はNOと言えない
ため、
ついうっかり
今まで通りに支払ってしまうのだと思いました。
今まで通りに支払ってしまうのだと思いました。
その100億ドルは日本円に換算して
なので、
- 1兆1370万円相当
なので、
これもあとから税金として請求する形になるのでしょうか?
いじめという人権問題も解決できないのに人権問題を主張する嘘
人権問題にしても、
日本は世界を目の当たりにすると、
非常に雄大に語るのですが、
その実、
いじめや自殺が増えていて、
いじめや自殺が増えていて、
目の前の大切な人の命を救えない問題があります。
- 「人権」に日本の意識が低すぎる大問題【動画】 経産省と外務省がデューデリ状況をやっと調査
- https://toyokeizai.net/articles/-/463085
これも事実は逆で、
- 目の前の大切な人の命さえ救えないのに、
- 人権問題を語る資格はありません。
それは目の前の問題ですら、
- 解決できていない
からです。
おそらく、
いじめが一番身近な人権問題のように思います。
いじめが一番身近な人権問題のように思います。
- 女子中学生いじめ自殺か 緊急保護者会で説明 遺書に「いじめられてた」 新潟県燕市
- https://news.yahoo.co.jp/articles/539eec898c3e41f61bf1f6a56d2149b488397d99
ですが、よくよく考察するに、
- 責任を取れなかったり、
- 言えば角が立ったり、
- 問題にすることで争いになる
ことを気にしているのだと思いましたが、
本当は、
- それが問題を解決する方法
だからです。
日本人は島国なので、
- みんな仲良くの思想
があるのですが、
- みんな仲良くの中にも
- いじめや差別があって、
- 人権問題が生じています。
世界では
といった問題で、問題が表面化して、
- 黒人や白人といった人種差別や
- 何々人といった民族差別
といった問題で、問題が表面化して、
解決に向けていろんな問題が議論されていたりします。
- ナイキのCM炎上に見る事実を事実と受け止められない人に伝えたい話
- https://www.onechan1977.com/nike/cm-onfire
それはその問題がわかっていたとしても、
- 解決するのが非常に困難
だからです。
根強い教育の問題もありますし、
文化の問題もあります。
ですが、その中で問題解決へ向けて話し合ったり、
議論を深めてゆくことで解決できるものと考えています。
議論を深めてゆくことで解決できるものと考えています。
ですが、日本の場合は、
- 目の前のいじめや差別といった人権問題でさえ、
- 臭いものにはフタをし、
- まともな議論すらしてない
ので、
- 人権問題に関しては発言する意味すらない
と思うのは、
- 私だけでしょうか?
ともすれば、
日本の場合、
問題の解決などどうでもよくて、
- いかにマウントをとるか?
- いかに立場を鮮明にするのか?
に腐心していて、
- ごまかしているようにしか見えない
からです。
実際に問題の解決にあたる場合、
- 責任を取るのをためらう場面や、
- 言うと非常に角が立つ問題や、
- 言いにくい問題が山ほどあります。
そして、
も含めて、
- 『NOと言えない日本人』
も含めて、
やはりそれが事実であるならば、
NOと言えるように、
事実でないにしても、
そのように見えるのであれば、
それは是正してゆかなければいけないと思う昨今であります。
耳の痛い話ほど、
- 批判して否定しがちになりますが、
だからと言って、
- 否定したからといって、なかったことにはならない
からです。
- 問題はそこにあり、
- 誰が何と言おうが、
- 解決されないかぎり、
- 問題でありつづける
からです。
だとしたら、
- 解決した方が話が早い
ように思うからです。
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