坂口安吾

日本人は図星であると図星側を批判して闇に葬る


『NOと言えない日本人』という本を石原慎太郎さんが書いたとき、

さまざまな反論本が次々と出版されました。




「YES」と言わせる日本 (小学館新書)
静香, 亀井
小学館
2017-06-28


『「NO」と言える日本』への反論
古舘 真
明窓出版
1999-04-01


それはどちらかと言えば、

  • NOと言えない日本人が
  • 図星だった

からだと思います。

  • 不都合な真実

もそうですが、

人間はどちらかと言えば、

  • 図星の場合、
  • 当の図星の側を否定する

傾向があるように思います。

それは本当は、

  • 日本人はNOと言えないのに、
  • NOと言えない日本人と言われたものだから、
  • そっちの方を批判して闇に葬りたい

からだと思います。

本当は

  • NOと言えないのだから、
  • NOと言えない心理を考えて、
  • ダメであれば克服し、
  • よさがあればそれでいいのではないのか?

と思うのですが、

批判して否定してなかったことにして

次に進む傾向があるからです。

自国民も救えないのに途上国へ支援する国 NOと言えなかった日本


新型コロナの現金給付をめぐっても、

さんざん予算や財源の件を議論したのに、

途上国へはポンっと

100億ドルの支援を表明し、

その予算や財源については一切、

議論がないのが、

まるで違う国の政治を見ているか?

のようだからです。


折りしも新型コロナで世界中が不景気であるのに、

  • 途上国へは今まで通り支援をし、
  • 国内に関しては議論紛糾で速やかな対応に欠ける

ように見えるからなのであります。

本来であれば逆で、

  • 国内こそ速やかに対応し、
  • 途上国への支援に議論が紛糾する

なら分かるのですが、

  • 日本人はNOと言えない

ため、

ついうっかり

今まで通りに支払ってしまうのだと思いました。

その100億ドルは日本円に換算して

  • 1兆1370万円相当

なので、

これもあとから税金として請求する形になるのでしょうか?

いじめという人権問題も解決できないのに人権問題を主張する嘘


人権問題にしても、

日本は世界を目の当たりにすると、

非常に雄大に語るのですが、

その実、

いじめや自殺が増えていて、

目の前の大切な人の命を救えない問題があります。


これも事実は逆で、

  • 目の前の大切な人の命さえ救えないのに、
  • 人権問題を語る資格はありません。

それは目の前の問題ですら、

  • 解決できていない

からです。

おそらく、

いじめが一番身近な人権問題のように思います。


ですが、よくよく考察するに、

  • 責任を取れなかったり、
  • 言えば角が立ったり、
  • 問題にすることで争いになる

ことを気にしているのだと思いましたが、

本当は、

  • それが問題を解決する方法

だからです。

日本人は島国なので、

  • みんな仲良くの思想

があるのですが、

  • みんな仲良くの中にも
  • いじめや差別があって、
  • 人権問題が生じています。

世界では

  • 黒人や白人といった人種差別や
  • 何々人といった民族差別

といった問題で、問題が表面化して、

解決に向けていろんな問題が議論されていたりします。


それはその問題がわかっていたとしても、

  • 解決するのが非常に困難

だからです。

根強い教育の問題もありますし、

文化の問題もあります。

ですが、その中で問題解決へ向けて話し合ったり、

議論を深めてゆくことで解決できるものと考えています。

ですが、日本の場合は、

  • 目の前のいじめや差別といった人権問題でさえ、
  • 臭いものにはフタをし、
  • まともな議論すらしてない

ので、

  • 人権問題に関しては発言する意味すらない

と思うのは、

  • 私だけでしょうか?

ともすれば、

日本の場合、

問題の解決などどうでもよくて、

  • いかにマウントをとるか?
  • いかに立場を鮮明にするのか?

に腐心していて、

  • ごまかしているようにしか見えない

からです。

実際に問題の解決にあたる場合、

  • 責任を取るのをためらう場面や、
  • 言うと非常に角が立つ問題や、
  • 言いにくい問題が山ほどあります。

そして、

  • 『NOと言えない日本人』

も含めて、

やはりそれが事実であるならば、

NOと言えるように、

事実でないにしても、

そのように見えるのであれば、

それは是正してゆかなければいけないと思う昨今であります。

偏見や差別はなぜ起こる?
ちとせプレス
2018-08-03


耳の痛い話ほど、

  • 批判して否定しがちになりますが、

だからと言って、

  • 否定したからといって、なかったことにはならない

からです。

  • 問題はそこにあり、
  • 誰が何と言おうが、
  • 解決されないかぎり、
  • 問題でありつづける

からです。

だとしたら、

  • 解決した方が話が早い

ように思うからです。