太宰治 (2)

コロナで真面目にやってられないとき不真面目のススメ


コロナ不景気になったのでお金に困った人も増えはじめました。


それによりお金の工面や金策が必要になってくる場合があります。

  • ですが、よーく考えてみてください。

お金の貸し借りは一歩間違うと

  • 人間関係を壊してしまう

からなのです。

本日はその

  • お金の貸し借りがなぜ人間関係を壊すのか?

という問題を心理学的に考察してまいりたいと思います。


お金を貸した方は当事者意識としてよく覚えていて借りた方は他人事で忘れてしまう問題


お金の貸し借りが人間関係を壊す理由については、

さまざまな解釈があるのてすが、

本質的には

  • 信用を失う

からです。

つまり、

  • 返せなくなって信用を失うか?

  • お金にルーズな印象を与えてしまう

からです。

これは当事者意識とも関係があって、

  • 貸した方は貸した当事者なのでよく覚えているのですが、
  • 借りた方は他人事で当事者意識として受け止められない

問題があるのだと思います。


お金は働いて得られる物であるので、

働いて得たお金のことはよく覚えています。

ですが、

借りた方は自分で働いて得たお金ではないので他人事になりやすい問題

を抱えているのだと思います。

それはおそらく、

ホワイト企業とブラック企業でも違っていて、

血肉わき踊って稼いだお金ほど、

その人にとっては重要度が大変高くなり、

簡単には忘れることができないお金になっているからなのです。

  • お金を返さない

ということは、

これらの労働をバカにされた

というメッセージも同様に発信しているからなのです。

人間関係が壊れる原因は以前の〇〇ではなくなった!というその人の頭の中のイメージによる


人間関係が壊れる場合、共通した法則があるように思います。

つまり、それは

  • 以前の〇〇ではなくなった

や、

  • 人が変わってしまった、

と思う場合です。

それはおそらくその人の頭の中のイメージによっていて、

  • 〇〇のイメージから変わってしまえば、

  • それはもう〇〇ではない

と思うところに人間関係の破綻があるような気がしています。

ですが、人間はさまざまなことを勉強しますし、

さまざまな環境で絶えず進化してゆく生き物なので、

その変化を受け止めたりできない人は、

あまり人間と深く関わらない方がいいように思いました。

お金の貸し借りに関しては、

どうしても、

  • 貸した側が強くなり、
  • 借りた側が弱くなる

という主従関係に入ります。

それは会社の社長と従業員の主従関係と一緒で、

立場の違いになるからです。

友だちや夫婦や同僚などといった対等な人間関係であったとしても、

お金の貸し借りが発生することにより、

  • この主従関係に入る

ので、以前とは違った感じに見えてしまうからなのです。


つまり、

  • 貸した側がなんか強く見えますし、
  • 借りた側がなんか弱く見える

からなのです。

それにより

  • なんか対等に見えていた人間関係も、

  • こっちの方がなんか強く見えたり、
  • こっちの方がなんか弱く見え

はじめたりするからです。

  • ですが、よーく考えてみてください。

それは、

  • なんかそのように見える

だけなのです。

そして、その理由は、

  • お金の貸し借りが原因なのです。

ですが、安心してください。

一度、そういう物を見てしまったかぎりは、

そういった印象やイメージは残りつづけるので、

  • なんかの際に思い出したり、

  • なんかそう言えば…

というときに記憶の片すみからひっぱり出されるからなのです。


なので、もし人間関係を良好にたもちたい場合は、

はじめからそういう印象やイメージをもたれない努力が必要になります。

いい人がダメになるよりもダメな人がいい人になる方が強い真実


太宰治は深刻なパビナール中毒の際、

原稿料を前借りするために土下座をした話は有名ですし、

作品の中でも書いたりしています。

そういった人物はすっかりそのキャラクターができあがっているので、

  • 何回土下座してもイメージどおりですし、

  • 何回前借りしても、

  • またか?

という印象なので、愛されるのだと思います。


人間は印象やイメージに左右されやすい生き物なので、

その印象やイメージがくつがえるとき、

人間関係は壊れます。

ですが、太宰治のように、

  • はじめからダメなヤツや、
  • みずからを人間失格と言ってしまっているヤツは、
  • はじめから大した期待もしていないので、
  • 許してもらえる可能性は飛躍的に上がります。

それは最初っから、

  • ダメな印象や、
  • ダメなイメージ

だからです。


逆に言えば、

この状態からなんかいいことをすると、

世間の人では当たり前のことでも

  • なんかよく見えたり、
  • なんか褒められたり

する場合すらあります。

人間失格 (集英社文庫)
太宰 治
集英社
1990-11-20