大量消費社会は少ない粗利を大量に生産・販売することにより大きな粗利を産む仕組み
インフレで物価が高騰してゆくとき、
次々と
- 商品の価格が上がってゆきます。
小麦粉の価格であったり、
カップメンの価格であったり、
スナック菓子の価格であったり
します。
大量消費社会の特徴は、
- 薄利多売
で、
- 少ない粗利を、
- 大量に生産・販売して、
- 大きな粗利を稼ぎ出す
仕組みです。
だからこそ、
少ない粗利が圧迫されたとき、
- 価格を上げ、
より大量に販売して、
- 粗利を稼ぐ
ことを目指します。
この大量消費社会への対策方法は、
- できるだけ買う回数を減らす
ことです。
本日はその仕組みについて、
インフレで物が買えなくなるとき、買えるようにするのではなく、買う回数を減らす
100円のボールペンでも、
10個購入すれば、
- 100円×10個=1,000円×1.1(消費税)=1,100円(税込み)
です。
- ボールペン部分が1000円で、
- 消費税部分が100円
かかっていることに気がつかれると思います。
そして、それはあくまでも、
- ボールペンの価格が不変で、
- 消費税の価格も不変
であることが前提です。
もし、ここで、
- ボールペンの価格が可変で値上がりし、
- 消費税の価格も可変で値上がりした
場合、
- 先の1,100円の前提は崩れます。
つまり、
- 商品の価格が値上がりしたことにより、
または、
- 消費税が上がってしまったことにより、
- 1,100円より多くの金額が請求される可能性の方が大きくなってしまう
からなのです。
- 商品を購入したり、
- 物を購入する際、
商品の価格が同等というのは、
経済成長していない状態で、
本来は価格が上がってゆく
のが自然です。
それは昔、
- コーラが100円だったように、
時代の変化に合わせて、
- 120円になったり、
つい最近では、逆に、
- 80円まで安くなってしまった
自動販売機も確認できます。
食品や飲料といった体に入るものは、
そのときどきで購入しなければならない
のですが、
衣類や他の商品に関しては、
- できるだけ長く使い、
- 買う回数を減らす
ことで、
- 商品価格の値上げや、
- 消費税のアップ
に対応できると思います。
それは
ので、
- もうすでに購入してしまっている
ので、
- 買う必要がなくなる
からです。
物が買えなくなるとき、物が買えなかった貧しい時代の商品を使う
万年筆は文字通り、
- 万年使えるペン
です。
昔の人は使っていましたが、
- 大量消費社会でボールペンが安価に入手できるようになった
ので、
使われなくなりました。
そして、逆に言えばこの、
- 昔の人が使っていた物を使う
ことが、
- 大量消費社会への対策になる
と言えるのかも知れません。
なぜなら、それは、
- 大量消費社会で安価に買えることにより、
- 使わなくなって、
- 買われなくなった物
だからです。
万年筆は、
筆とコンバーターなどのインク部分により、
インクを補充することによって、
何度でも繰り返し使えます。
筆圧が強ければペン先が割れたりなどの故障もありますが、
ペン先と言えども金属部分なので、
ペンチで整えるなどすれば、
少しの修繕は可能です。
はじめに万年筆を購入し、
インクを購入して、
コンバーターに詰めれば、
繰り返し何度でも使えるので、
買う必要はなくなります。
一本一本の値段は、
- ボールペンの方が安く、
- 安価で使いやすい
のですが、
それは実は、
- 価格が不変の前提で、
- 消費税も不変の前提です。
インフレで物価が高騰するとき、
これら
- 商品価格も不変で、
- 消費税も不変の前提は、崩れ去りつつあります。
そういったとき、
昔ながらの、
- 繰り返し使える万年筆は、
- とりあえず一回買っとけば、
- 繰り返し使えて、
- もう買う必要がありません。
もし、あなたがペンを買うとき、
- ボールペンが500円に値上がりしていたら、
買うのをためらってしまいますし、
なによりも怖いのは、
- その頃には万年筆の値段は、
- はるかに値上がりしていて、
- さらに買えなくなってしまう
からなのです。
それは多分、人々がそのことに気がつき、
- 毎回買うよりは
- 1本持っていてそれを繰り返し使った方が安あがりだ
と気がついたから、
- 注文が殺到し、品切れになる
からなのだと思います。
いまならこちらから登録いただくと、
500ポイントもらえます。
コメント