2022-11-27 万年筆1

大量消費社会は少ない粗利を大量に生産・販売することにより大きな粗利を産む仕組み


インフレで物価が高騰してゆくとき、

次々と

  • 商品の価格が上がってゆきます。

小麦粉の価格であったり、

カップメンの価格であったり、

スナック菓子の価格であったり

します。

大量消費社会の特徴は、

  • 薄利多売

で、

  • 少ない粗利を、
  • 大量に生産・販売して、
  • 大きな粗利を稼ぎ出す

仕組みです。

だからこそ、

少ない粗利が圧迫されたとき、

  • 価格を上げ、

より大量に販売して、

  • 粗利を稼ぐ

ことを目指します。

この大量消費社会への対策方法は、

  • できるだけ買う回数を減らす

ことです。

本日はその仕組みについて、

考察をくわえてまいります。

マルクス 資本論 1 (岩波文庫)
向坂 逸郎
岩波書店
2017-11-16


インフレで物が買えなくなるとき、買えるようにするのではなく、買う回数を減らす


100円のボールペンでも、

10個購入すれば、

  • 100円×10個=1,000円×1.1(消費税)=1,100円(税込み)

です。

  • ボールペン部分が1000円で、
  • 消費税部分が100円

かかっていることに気がつかれると思います。

そして、それはあくまでも、

  • ボールペンの価格が不変で、
  • 消費税の価格も不変

であることが前提です。

もし、ここで、

  • ボールペンの価格が可変で値上がりし、
  • 消費税の価格も可変で値上がりした

場合、

  • 先の1,100円の前提は崩れます。

つまり、

  • 商品の価格が値上がりしたことにより、

または、

  • 消費税が上がってしまったことにより、

  • 1,100円より多くの金額が請求される可能性の方が大きくなってしまう

からなのです。

  • 商品を購入したり、
  • 物を購入する際、

商品の価格が同等というのは、

経済成長していない状態で、

本来は価格が上がってゆく

のが自然です。

それは昔、

  • コーラが100円だったように、

時代の変化に合わせて、

  • 120円になったり、

つい最近では、逆に、

  • 80円まで安くなってしまった

自動販売機も確認できます。

食品や飲料といった体に入るものは、

そのときどきで購入しなければならない

のですが、

衣類や他の商品に関しては、

  • できるだけ長く使い、
  • 買う回数を減らす

ことで、

  • 商品価格の値上げや、
  • 消費税のアップ

に対応できると思います。

それは

  • もうすでに購入してしまっている

ので、

  • 買う必要がなくなる

からです。

物が買えなくなるとき、物が買えなかった貧しい時代の商品を使う


2022-11-27 万年筆1

万年筆は文字通り、

  • 万年使えるペン

です。

昔の人は使っていましたが、

  • 大量消費社会でボールペンが安価に入手できるようになった

ので、

使われなくなりました。

そして、逆に言えばこの、

  • 昔の人が使っていた物を使う

ことが、

  • 大量消費社会への対策になる

と言えるのかも知れません。

なぜなら、それは、

  • 大量消費社会で安価に買えることにより、
  • 使わなくなって、
  • 買われなくなった物

だからです。

2022-11-27 万年筆3

万年筆は、

筆とコンバーターなどのインク部分により、

インクを補充することによって、

何度でも繰り返し使えます。

2022-11-27 万年筆2



筆圧が強ければペン先が割れたりなどの故障もありますが、

ペン先と言えども金属部分なので、

ペンチで整えるなどすれば、

少しの修繕は可能です。

はじめに万年筆を購入し、

インクを購入して、

コンバーターに詰めれば、

繰り返し何度でも使えるので、

買う必要はなくなります。





一本一本の値段は、

  • ボールペンの方が安く、
  • 安価で使いやすい

のですが、

それは実は、

  • 価格が不変の前提で、
  • 消費税も不変の前提です。

インフレで物価が高騰するとき、

これら

  • 商品価格も不変で、
  • 消費税も不変の前提は、崩れ去りつつあります。

そういったとき、

昔ながらの、

  • 繰り返し使える万年筆は、
  • とりあえず一回買っとけば、
  • 繰り返し使えて、
  • もう買う必要がありません。

もし、あなたがペンを買うとき、

  • ボールペンが500円に値上がりしていたら、

買うのをためらってしまいますし、

なによりも怖いのは、

  • その頃には万年筆の値段は、
  • はるかに値上がりしていて、
  • さらに買えなくなってしまう

からなのです。

2018-09-26 パイロット万年筆エリート1

それは多分、人々がそのことに気がつき、

  • 毎回買うよりは
  • 1本持っていてそれを繰り返し使った方が安あがりだ

と気がついたから、

  • 注文が殺到し、品切れになる

からなのだと思います。

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