正義

会社への依存心が逆恨みに変わる日


ヤマト運輸で死傷事件が発生しました。

  • ヤマト運輸従業員切りつけられ、2人死傷…元社員の男「昨日解雇され腹が立った」
  • https://www.yomiuri.co.jp/national/20201006

容疑者は解雇を腹いせに従業員2名に怪我を負わせ、そのうちの1人が亡くなってしまいました。

新型コロナにおける不景気には企業でも解雇が横行します。


それにより自暴自棄になる従業員も出てきてしまうので、職場の人間関係は常日頃から良好に努めておいた方がいいと思うのです。

今までの社会はある意味、終身雇用もありましたし、雇用は守られておりました。

ですが、終身雇用が崩壊したり、新型コロナの影響で解雇が横行したりするとこういった事件は増えると見ています。

と言うのも、たとえば男性であれば会社に依存しますし、女性であれば家族に依存したりします。

こういった依存の関係が、関係が断ち切られる際に裏切られた!となって、暴行や傷害に及んでしまうものだと思っています。

本来であれば個人で自立していなければなりませんし、会社を解雇になったからと言って会社の同僚を死傷しても解決できることではありません。

こういうときは裁判かなんかで会社を訴えて、金銭的補償で解決をはかるのが賢いやり方だと思っています。

逆恨みは日頃の人間関係、火のない所に煙は立たない


ですが、こういった事件を観察する場合、火のないところに煙は立ちません。

何かしらの人間関係やトラブルがあってのことなのです。

これはブラック企業にありがちなことなのですが、職場でもいじめがあったり、職場の人間関係があまりよくないと解雇や退職になった場合、お礼参りに遭う可能性はゼロではありません。


これは女性に多いのですが、暴力はよくないし、法律で禁止されてますが、その実際は逮捕されたり、捕まることを良しとした場合は止められないという当たり前の問題です。

怒る

ツイッターなんかを見ていてもけっこう過激に炎上していたり、人の恨みを買うような投稿を見かけますが、それにより被害に遭わない可能性はゼロにはならないのです。

それは単純に法律の問題で、法律に守られているということを理解していない人が多いと思います。

ですが、法律を破る人たちが逮捕されたり、捕まっているので、法律はごくたまに破られるのです。

くれぐれも法律は絶対ではないので、そのことをよくご理解してください。

真面目で礼儀正しいやおとなしいは人を見る目がない人の評価


これはマスコミに多いのですが、容疑者に対して、

  • 真面目で礼儀正しいや
  • おとなしい

という評価は評価していないにふさわしいと思います。

日本人が好んでこの評価を多用する理由は、おそらくその人のことをあまりよく理解していない場合です。

たとえば真面目であれば、何かについて研究をしていたり、得意な分野の本を読むであるとか、礼儀正しい場合は普段他の人がしない気の回し方をしたとかがないと理由になりません。

おおかた学校のノリでクラスで目立たないおとなしい子をさしてこの表現が用いられるような気がしています。

つまり、よく知らなくて人を見る目がないのです。

太宰治 (2)

カメラを向けられたせいか?取材されたせいか?場をにごす言葉として、

  • 真面目で礼儀正しいや
  • おとなしい

が使われるのだと思います。


実社会はテレビとちがって勧善懲悪とは限らない


被害に遭われた方が警察へ相談していたり、未然に防げた問題でもあります。

ですが、この警察へ相談する対応も含め、よく吟味した方がいい話であります。


法律万能論の人がおおいせいか?

警察へ相談したら警察が解決してくれるという期待もあるかと思われます。

ですが、あくまで警察は『民事不介入』で刑事事件にならないと動けないですし、逮捕できないのです。

これはストーカー殺人の際も問題になりましたが、ただあやしいや危ないだけでは警察は動けません。

実際にそういう人が法律を犯さない限り、逮捕できない仕組みなのです。

伊丹十三はこの『民事不介入』に対して『ミンボーの女』という映画を作りました。

ヤクザがホテルをウロチョロしていて怖かったり、不安であったとしても、何も事件を犯さない限りは「出て行ってくれ」とも逮捕することもできないのです。


だって、あやしいヤツや危険なヤツってイメージだけで逮捕されたらヤですよね?

多数決で100人中100人があやしいって言っても何もしてないのに逮捕だと冤罪事件になっちゃいます。

そして、こういった問題もそうですが、警察へ相談するのは法律を犯した場合であり、法律を犯してない事案は警察へ相談してもかえって事をあらげることになってしまいます。

この辺も理解しづらいのかもしれません。

アナーキー

警察は万能ではない 頼りになる人と頼る人の違い


警察は頼りになりますが、法律を犯した場合に動ける人なので、法律を犯していなければ頼りになりません。

なので、警察は万能ではないのです。

そして、論理的に考えられないのでこうなりますが、法律によらなくても問題が解決する場合がありますし、法律を必要とする場合もあるという違いです。

今回の件はもしかしたら、この警察へ相談したことが大事になってしまい犯行へ及んだケースも考えられます。

暴力事件もそうですし、不審者やあやしい人物の特定もそうですが、どうやったら自分に危害が及ばないか?と考える方法も実は非常に大切なのです。

事件を犯したり、法律を犯した場合は警察へ相談してください。

ですが、それ以前の問題であれば警察へ相談することがかえって逆効果となり、反感を買って逆恨みされてしまう場合も考えられます。

気持ち的には警察へ相談したい気持ちはよく分かります。

ですが、何度も申し上げるとおり、警察は法律を犯さない限りは動けないので、その点も考慮して対応を考える時期だと思います。

暴力や危害は受けてしまうと受ける前には戻れません。

残酷な話になりますが、人生の一つひとつはこういった選択の連続で、いかに効率的な選択をするか?にかかっていると思われます。