ドラゴンアッシュ

Dragon Ash（ドラゴンアッシュ）のKj事件はブラック企業の新人つぶし


Dragon AshのKjがZEEBRAより、

  • 公開処刑された

話は有名です。


その当時はかなりショックを受けましたし、

  • こんなことがあるんだ？

なんて思っていましたが、

実はブラック企業に多い

  • 新人つぶしの構図

に似ていると思うようになりました。

そこで本日は、

ブラック企業の元従業員の観点から、

  • あのとき、Kjは何をしていればよかったのか？

について考察を深めてまいります。

野郎ばかりの職場で新人がモテ始めるとイジメられる


Dragon Ash Kjの功績は、

  • 日本にヒップホップブームを巻き起こした

ことによります。

それ以前にもヒップホップはあったのですが、

  • 活動が地味で、
  • マニアック

であったからです。

そして、何よりもメジャーデビューに必要なスキルは、

  • 女子モテ

で、

  • 野郎ばかりではなく、
  • 女子ウケする人材の登場を待たねばならなかった

からです。

それに風穴を開けたのが、

Kjで、

  • Kjの登場により、
  • ヒップホップがオリコンチャートにノミネートされるブームが巻き起こった

からです。

またKjはヒップホップへのリスペクトと理解があり、

  • 当時、最前線で戦っていた、
  • ZEEBRAやラッパ我リヤとフューチャリングすることにより、
  • より多くの人に本物のヒップホップを理解してもらおう

と努めたのですが、

先輩や大御所には伝わりづらく、

公開処刑となってしまいました。



これには日本のヒップホップシーンにおける、

  • 芽のでなさ加減や、
  • 理解度の低さ

があったのかも知れません。

そして、残念ながらその風穴を開けたのは、

  • ヒップホップで長年頑張ってきた先輩や大御所ではなく、
  • むしろ新人に近い形の若手だった

からです。



石の上にも3年はスキルの習得ではなく、人間関係や物事の順序を学ぶ3年と心得よ！


  • 石の上にも3年

ということわざがあります。

このことわざをめぐっては、

  • 今の時代はネットで勉強できるんだから3年もいらない

といった声をよく耳にしますが、

ブラック企業の元従業員的には、

  • その業界や諸先輩方のやり方や
  • 物事には順序がある、その順序を学ぶための3年間である

という理解が正しいという認識です。

  • 誰もただスキルの習得だけに関して言っていることではない

と思うからです。

ヒップホップを広めるために頑張ってきた先輩や大御所の方も、

  • それぞれに思いがあり、
  • それぞれにこだわりがある

のが常です。

そして、それはできることなら、

  • 物事の順序にしたがい、
  • 次第に発展させてゆくのが理想

だからです。

どこかで順番を間違ったり、

どこかで誰かの意図しない発展を迎えると

  • さまざまな形で人の反感を買い、
  • 干されてしまう実例

であるような気がします。

野郎ばかりの職場はしょせん野郎ばかりとなる 女子モテ路線消滅


もちろん、ZEEBRAにも悪気はなく、

  • disる文化

という物があって、

それをエンターテイメントとして表現したのだと思うのですが、

  • せっかくついた女子ファンもドン引き、
  • Kjがへこみ過ぎた感もなきにしもあらず

です。

この点は老害と若者の分断があるのかも知れません。 

ブラック企業にはこういった文化があり、

ない方が理想なのですが、

  • それをサバイブしてゆくことも立派なスキル

です。

そして、ともすれば実利や実務ばかりに目がゆきがちですが、

  • やはり人間関係や、
  • 人としての秩序も大切

です。

そのためには常日頃のコミュニケーションが大切ですし、

人の心を理解する気持ちが重要になります。

kj事件は非常に学びが多く、

  • もし、あのとき…

と言うことが山ほどあります。

それは

  • kjにはもっと頑張って欲しかったし、
  • ZEEBRAには何てことをしたんだ？

という思いがあるからです。

ですが、あの当時を振り返っても、

それはある種のエンターテイメント性を帯びていたので、

  • kjの方でも少しへこみ過ぎなのではないか？

という思いが強かったのが事実としてあります。

もちろん、真相は誰にもわかりません。

ただ一つ言えることは、

  • こういう貴重な事件や例を教訓に、
  • 同じあやまちを二度と繰り返さないように努める

だけです。

Viva La Revolution
Viva La Revolution
Dragon Ash
ビクターエンタテインメント
1999-07-23