マルクス (2)

現役世代が疲弊し、引退世代が生き延びる?


新型コロナウィルスで経済が停滞し、日本中がどんよりしております。

そして、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、毎日のようにどこかで閉店し、倒産に追い込まれている企業がございます。


新型コロナウィルスの拡散を防止するためにとられた措置だと思うのですが、肝心の経済がボロボロで日本が潰れてしまうのではないか? という危機感すらあります。

と言うのも、政権や政策を担っているのがどちらかと言えば高齢者で、現役世代ではない点が原因のような気がしています。

なので、テレビさえ見ていれば新型コロナウィルスの情報を手に入れることができますし、閉店や倒産の情報は現役を引退しているので関係がなくなってくるのです。

とは言え、年金も生活保護も税金が財源となっているため、企業がバタバタ閉店・倒産すれば税収は減り、維持できなくなるのは自明の理です。

経済活動の自粛が大幅な赤字を生む


JR東日本も4180億円の赤字を計上しました。


この赤字の金額自体、大き過ぎてこうなることは予想できていたのに赤字幅は大きく広がりました。

新型コロナの影響でGo Toで東京が除外されましたし、そもそも外出する機運ではなかったからです。

このように高齢者の命のリスクや高齢者の治療費の抑制のために、さまざまな経済活動を自粛する結果となっております。

お金を使わなくなると経済は止まってしまう


経済は富の移動が基本なので、お金を使わなければ止まってしまいます。

どうも会社に行けばお金をもらえる仕組みが出来上がっているためにそのことを理解できる人が少ないみたいです。

ですが、あなたがお金を使わないということは、他人にもお金が渡らないことを意味していて、あなたにもお金は渡らなくなってしまうのです。

このことはメルカリをやるとよく理解できると思いますが、8000円の商品を出品して売れた際、お客さんから私に8000円が移動します。

その8000円で私は食べ物を買ったりします。

最初はお客さんの8000円であったものが私に移動してきて、最終的に食品を売っている会社へ移動します。

この売りと買いや買いと売りがないと経済は始まらないし、回らないのです。


お金を持っている人が減ってゆく


そして、毎日のように閉店して倒産していると言うことは、何を意味しているか?というと、この回す対象の選択肢が一つずつ消えていることを意味します。

なので、富の奪い合いは加速されるのです。

以前はたくさんあり、いろんな所や人から買ってもらったものがだんだんとせばまって数えるぐらいしか残らなくなったとき、経済は疲弊しますし、富の移動が起こらなくなります。

私に8000円あるということは、私がメルカリで商品を売ったからであるし、その8000円で私は食品を買うことができます。

ですが、閉店や倒産が続けば、メルカリで買う人の数も減りますし、食品を置いているお店の数も減ってしまうのです。

こうやって富の偏りと言いますか、徐々に経済が疲弊し、回らなくなってくるのです。

お金や富はたえず移動している


このことは産業にとどまらず、都道府県においても同じような減少で、秋田県から富が消えていくと見ることもできるのです。

今はまだお金がありますが、たとえば毎月Amazonで消費していれば毎月Amazonへお金が流れ、富が奪われていることに気がつくことになると思います。

それが秋田県の会社でもいいですし、東京都の会社でもいいのです。

その分お金は移動して、富がなくなっていきます。

ヨーロッパなんかで地産地消が盛んだったり、アメリカで保護貿易を推奨し始めたのはこの理由によります。

つまり、お金を使うとして、海外の安い物やいい物へ使ってしまうと、それは消費者としてはいいのですが富は流れてゆきますし、最終的にお金がなくなってしまうからです。

逆に地産地消や保護貿易で、自国の中だけで生産と消費をおこなえば不便ではありますが、富が流れていくことはなくなるのです。

たとえばAmazonに流れたお金はドルになってAmazonに使われて日本に戻ってくる保証はないのです。

海外の商品が安かったり、消費者が利便性だけを優先すると、富はその会社へ集中することになるのです。

今の日本はお金もあり、物もあるのですが、一方で新型コロナ影響で閉店や倒産が増え、赤字も拡大しております。

その間、経済は停滞していて、お金が流れている企業は生き残れますが、お金が流れない企業は生き残れなくなるのです。

ですが、安い物や便利な物にお金は流れたりします。

そして、そのお金を奪った企業が生き残るのです。

日本の経済を考えるとき、けっこう多くの企業で赤字を出しております。

今みなさんがどんな消費活動をしているのか?は存じ上げませんが、お金を使わない企業は生き残れないですし、お金を使った企業は生き残れる可能性が強いということです。

ですが、そのお金を使った先も、外国であったり、県外であったりすれば、当然、富は移動していて、徐々にではありますが減っているのです。

そして、それはもう一度取り返さないかぎりは戻ってくることはないのです。

以上、コロナ禍での経済活動の自粛は高齢者の安全を守るために現役世代を疲弊させている話でした。