経済学10172

1.経済学的思考方法


マルクスに限らず経済学の話とか根本思想って共通していて、お金を稼ぐというよりはお金を回す、循環させるっていうのがざっくり経済学の基本だったりします。

それはアダム・スミスやリカードでもサン・シモンやフーリエでも同じなのです。


なので、資本主義ってお金持ちが勝者っていう図式は、お金を循環させるシステムで効率よくお金を回収した人たちのことで、勝者というよりは合理的な人で、その合理的な人によって資本が蓄積され、逆に富が偏って経済がおかしくなるということが恐慌という形で現れることをマルクスは指摘していました。

2.お金を循環させる施策


なので主眼はお金を循環させることにあるので、お金持ちを優遇するのは間違った政策なのです。

台風19号の被害が深刻で激甚災害の認定をしたのに、政府は予備費で7,1億円しか支援しないらしいです。


イバンカの基金には57億円の支援をしたのに…です。


これってけっこう致命的で、ただでさえ消費増税を行ない、消費が冷え切ってきたのに、7,1億円しか支援しないってなると、景気が冷え込んで企業倒産が増え、消費自体がなくなって、経済が崩壊するターンだと思います。


台風で被害に遭った場合、原状回復が優先されます。

裁判とかでもそうですし、まずは被害に遭う前の現状を回復するのが優先的に進められないと、それ以上のことは望めませんと考えます。

なので、被害総額もそうですが、正直足りな過ぎて、原状回復どころか、大きく後退して泣き寝入りしないといけない状況になります。

そういう状況でお金を使う気持ちになりますか?

これは多分、経済学うんぬんの話よりも人間として考えてみればシンプルに分かる話です。

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

3.お金が循環しない施策


消費増税もそうですが、社会保障が足りなくて増税したのに、消費が冷え込んで企業の倒産が増えれば、税金を取る所自体が激減する状況になると思います。

企業からは法人税を取りますし、個人からは税金を取りますが、企業が倒産すればこの二つを失う形になります。

よくインバウンド事業とかインバウンド観光なんてありますが、それって日本の物価が安くなったから海外から観光ついでに物を買う外国人が増えていて、つい昔の東南アジア状態になっていることに気づいていない点です。

爆買い中国人に代表されるように、中国人が秋葉原で白物家電を買う状況って、日本に来て買えば安く手に入るからです。

なので日本の物価は下がっていて、海外から見ればお得感満載なのです。

いわゆる貧しい国になったということです。

それに気がづいていない日本人は多いと思います。

4.お金が海外へ飛んでいく


インバウンドも爆買いもそうですが、お金は循環していて、海外の人へ物を売ったら外貨が稼げますが、それと内需を回さないと出ていくだけになって、ホントの意味で富が海外へ持っていかれ、富が失われる事態となります。

これが経済学的な考え方で、外貨と内需を回さないと経済は富を蓄積するか? 失うか? になってしまいます。

日本政府ってけっこう経済学的に音痴で、外需と内需をひとくくりにして需要として考えていたり、売上と利益を混同しているところがあります。気づかなければいいや的なんですかね?

なんで、見ているとけっこう富を持っていかれて、けっこう優遇し過ぎで、さまざまな土地とかも買われ、最後には日本自体買われそうな予感がして怖いのです。島とか危ない自治体とかはもうまもなく買われるんじゃないんですかね?


水道事業の民営化もそうだし、いろんな利権が既得権益を守るあまりに海外勢に買われて、最後取り返せなくなるパターンすら想像できます。だから外需と内需をひとくくりにするんです。


なので、ざっくりなんですが、経済学的な話をすると、お金には外側で回るお金と内側で回るお金があって、そのバランスが崩れると富を失うか? 蓄積するか? のターンになって、そのバランス感覚も存在するって話です。

いったん外側に出たものは戻ってこないという話でした。