新しい産業が生まれづらい地方ではコンビニ、ガソリンスタンド、クリーニング屋しか生まれない
地方ではコンビニのオーナー説明会が盛んです。
次々と新しいコンビニができてはつぶれ、
入れ替わりの激しい産業であることが実感いただけると思います。
入れ替わりの激しい産業であることが実感いただけると思います。
地方ではこのように、
新しい産業が生まれづらいために、
新しい産業が生まれづらいために、
- コンビニ
や、
- ガソリンスタンド
や
- クリーニング屋
が次々とできては、
栄枯盛衰を繰り返す産業構造を理解できると思います。
栄枯盛衰を繰り返す産業構造を理解できると思います。
仕事が欲しい地方と助成金が欲しい企業
地方には仕事がありません。
そのため、地方では雇用も福祉になっていて、
- 雇用助成金が支給されます。
新しい企業や新しい産業が事業を始めるとき、
- 不動産を取得する助成金や、
- 雇用を創出する助成金が支給される
からです。
新しい企業や新しい産業を始める人たちからすれば、
- これらの助成金を得られる
ので、
助成金を得られない地域で始めるよりは、
- 有利に事業を展開できる
からです。
ですが、実際は、
- 営業後、まもなく閉店したり、
- 1年や2年で撤退してしまうハメ
になるので、
- 助成金を取得後、バイアウトする
手法なのだと思います。
つまり、ある程度の損益分岐点をもうけ、
その結果が
- まもなくの閉店や、
- 1年後や2年後の撤退
になるからです。
そこに事業が生まれ、
給料が生まれ、
生活ができているように見えますが、
給料が生まれ、
生活ができているように見えますが、
実際は、税金である助成金で補助されいるだけなので、
その助成金分、無くなってしまうことになります。
人口が減少してゆくときお店は増えるのではなく、減るが正解
地方では人口減少が著しいので、
- 今あるパイの奪い合いではますます貧しくなってゆく
ことに気がつかれると思います。
商売には商圏人口があって、
その土地に住む人口から売上などを計算しています。
その土地に住む人口から売上などを計算しています。
その商圏に100人いれば、
100人の需要が見込めます。
100人の需要が見込めます。
しかし、そこに新たにコンビニができれば、
- 100人から50人・50人に分かれるか?
- 100人の中から奪い合いをすることになる
ので、増えることはないからです。
給料を15万円もらっている人が100人いれば、
- 15万円×100人=1500万円
1500万円です。
その1500万円から半分ずつ奪い合えば、
- 1500万円÷2=750万円
750万円です。
ですが、ここに人口減少も加われば、
そもそもの1500万円が減少してゆくことになるので、
そもそもの1500万円が減少してゆくことになるので、
どんどん売上が目減りしてゆく計算が成り立つからなのです。
給料を15万円もらっている人が、
50人いなくなれば
50人いなくなれば
- 750万円、
100人いなくなれば、
- 1500万円
がその商圏から消えてなくなります。
なので、本当は逆で、
どんどん新しい企業や産業を誘致するのではなく、
どんどん新しい企業や産業を誘致するのではなく、
今ある企業や産業を残す方向へシフトしないと、
- 助成金ばかりが喰い物にされて、
- 何もない未来
人口減少で生活する人が減れば電気やガス、水道といったライフラインの維持すら難しくなる
人口減少は同じように、
電気代が月々1万円であれば、
- 50人減れば50万円、
- 100人減れば100万円
減らします。
それは同様に地方の電気事業者の売上を減らし、
給料を減らすことになるからです。
給料を減らすことになるからです。
ガス代や家賃も同じく、
ガス事業者や不動産事業者の売上と給料を減らすことになります。
人口減少は全体的に富を目減りさせてゆきます。
それはそこに住んでいた人がたちが
その地方で働くことを辞め、
違う地方へ移り住んでしまうことによって起こります。
その地方で働くことを辞め、
違う地方へ移り住んでしまうことによって起こります。
今までの生活で成り立っていた、
コンビニ事業や
ガソリンスタンド、
クリーニング屋など、
さまざまな企業や産業が減少してゆく人数分、
売上や給料を減らしてゆくからです。
そして、そこから人口が減少するということは、
生活が減ると言うことであり、
- 電気
や
- ガス
や、
- 水道
や、
- 家賃
などまで人口減少分、
売上や給料を減らしてゆくことになります。
売上や給料を減らしてゆくことになります。
それらは循環しつつ目減りしてゆくとになるので、
全体としてゆるやかに目減りしてゆきますが、
ですが、
確実に目減りして増えることはありません。
人口が増えているうちは、
今あるパイの奪い合いで成り立っていた企業や産業ほど、
今度は逆回転をたどります。
つまり、その商圏の商圏人口自体が減ってしまうので、
パイの奪い合いと言うよりは、
- 減ってゆく中での消耗戦
と言えるのかもしれません。
新しいコンビニができると、
一見景気がいいような、
- 便利になったか?
のように見えますが、
実は背後ではさまざまな助成金が使われているだけなので、
最初っから配った方が有意義である気がしています。
だって、営業後すぐに閉店してしまったり、
1年後や2年後に撤退するならば、
そこには何も残らずに、
1年後や2年後に撤退するならば、
そこには何も残らずに、
- ただ助成金だけが奪われてゆく姿を観察するハメになる
からです。
もちろん、そこにはもう
オーナーも、
その従業員たちも…
いなくなってしまうからです。
オーナーも、
その従業員たちも…
いなくなってしまうからです。
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