不動産10241

株価下落で求められる追証(追加のお金)


ソフトバンクGがヤバい話は以前こちらでしました。


このときのWeWorkの一件が解決しないままに新型コロナウィルスの経済停滞に突入したので、にっちもさっちも行かなくなった話です。

日経平均株価の下落を考える場合、追証という考え方が重要になります。

追証とは株の取引きだったり、なかでも信用取引でよく使われる用語です。

たとえば1株現物を取引きしている分には申し分がないワケなのですが、ある程度の信用で100株とか運用した際、その下落によって生じた損失分を補填しないと取引きが続けられない為、追加で入れるお金のことを指します。

もっと具体的には、

  • 1株1万円だとして
  • 100株で100万円

です。

1株1万円の現物なら問題ありません。

5.000円下落しても現物が5.000円目減りするだけです。

それが10万円の入金に対して100株を運用していれば、上昇している儲けの分はかまわないのですが、損失が出た場合、100株分の損失が計上されます。

  • 1株1万が5.000円に下落したとしたら、
  • 100株だと5.000円×100=50万円

の損失になります。

なので、10万円で100万円を運用していたのに対して、50万円の損失が計上されたので、この損失分は払わないといけないですし、保有するか?どうかも追証を入れないと保有し続けることができなかったりするのです。

資産の売却と株価操作の巻


それでソフトバンクGも大きく株価を下げた際、追証を求められたと思います。


と言うのも、ソフトバンクGのような大企業でも銀行からお金を借りていて、その担保が株である場合、大きく損失が出ればその損失分を入れないと、融資を断られるか、回収されてしまうからです。


なので、資産を4.5兆円売却したんですが、そのお金で自社の株を買いました。

これ自体、論理的には納得できて正しいのですが、自分の会社の株を買うと言うことは、そのお金で株価を上げるということなのです。

日経平均株価も資産に当たるところで大きく目減りしました。

そんな中でソフトバンクGは資産を4.5兆円売却し、そのお金で自社株を買ったのです。

と言うことは、その買った分、ソフトバンクGの株価が上がり、逆に言えば裏技的に、株を担保としていた場合、すべて丸く収まったりします。

ソフトバンクGの孫さんは頭がいいのでこういうことをするんだと思いますが、ですが株価も下落し、資産を減らして、その上、資産を売却し、株を買って株価を上げても、やはり帳簿上の操作で、実質的な資産は大きく減ってることになります。

債権の利回りが高いと企業倒産のサイン


こういった例はソフトバンクGが最初ですが、多分、今後多くの大企業が行なっていって、代表的な例では不動産とかですが、その売却の資金で株を買えば、やはり株価の操作と言いますか、帳簿上の操作は可能なので、株の購入を検討している人は注意深く見守った方がいい流れだと思います。

ただでさえ、ソフトバンクGはWeWorkへの投資の失敗とその赤字を抱えていて回収困難になっているので、それが帳簿上の操作で隠れてしまうと貧乏人は騙されてしまいます。

この自社株は孫さんが持っているので、最終的には孫さんの自己破産みたいな形になりそうな気もしています。

会社は株主の物ですが、株主が破産してしまえば会社もなくなりますし、株式も紙切れちなってしまいます。

上場廃止も検討していたぐらいなので要注意な銘柄だと思います。


ちなみにムーディーズってアダルトビデオメーカーではなく、債権の評価を行なうアメリカの格付け機関です。

日本だと孫さんブランドで大人気ですが、世界的に眺めるとけっこうヤバい会社になっているので、冷静な判断力で見守ることをオススメいたします。

市場ではソフトバンクGの債権も買われていて、その評価が悪くなると、当然、リスクに応じて利回りも上がるので、その評価が悪くなってたみたいです。

債権がなんで売買されるのか?って言うと、債権は貸したお金なので、確実に動いているお金ですし、回収が可能だから市場でも売買されます。

アメリカの長期国債もそうですし、確実に債権は回収されるので資産を運用している人は購入する傾向にあります。