若者向け新型コロナウイルス感染症に関するメッセージ

冬場の感染拡大を忘れていて被害を目の当たりにして対策している


新型コロナウィルスが感染を拡大し、医療崩壊が叫ばれる中にあって、指定感染症2類から5類への引き下げが提言されたりしています。


それをめぐってはインフルエンザと変わりがないのだから…という論者があまりにも多いのですが、2類から5類にしてインフルエンザ同等の扱いにしても、病床的に空きが増えるだけで対策としては不十分であると思う話です。

こと新型コロナウィルスに関しては冬場に感染が拡大するという懸念もすっかり忘れられていて、感染が拡大して被害を目の当たりにしてから対策を講じるように動いているので、ノリと勢いで対策するのも考えものであると思います。

そもそもインフルエンザと同等のものはロックダウンしない


そして本来、考えればわかると思いますが、インフルエンザと同等のものがなぜイギリスやフランスでロックダウンしているのか?考えた方がいいように思います。


インフルエンザと同等である場合、若者や基礎疾患がない免疫力のある人であれば無症状だったりしますが、どちらにしても感染してしまえば感染を拡大させてしまうというデメリットがあるのです。

たとえば若者一人を考える場合ならインフルエンザと同等で指定感染症5類でもいいと思います。

ですが、その若者は動きますし、感染を拡大させる懸念は拭えないワケなのです。

もちろん、かかった時も病院へ行きますし、コンビニで弁当を買ったりします。

その間に無症状であったにしても感染を拡大させるウィルスは保菌しているので、その保菌が感染を拡大させるのです。

インフルエンザと同等で高齢者に感染しても同じだし、インフルエンザでも高齢者の死者は出ています。

ですが、亡くなる可能性とうつす可能性は高齢者の方が多いため、行動を制限する施策が海外ではとられています。

つまり、若者や子どもが保菌してもあまりうつさないのですが、高齢者が保菌すれば重症化しやすいし、感染力も高くなってしまうのです。

Go To トラベルが感染拡大の原因だったことを認めた東大調査チームの研究調査


そして、今回の感染拡大はGotoとの因果関係も明らかになり、なおかつこのGo Toを利用したのが高齢者が多かったからです。


重症化の数もそうですが、感染の拡大もここに起因します。

なので、インフルエンザ同等とおっしゃってる方はこの感染力をあまく見積っているような気がします。

日本において不思議なのはインフルエンザ同等なんだから高齢者でもかかればそのぐらい亡くなるという認識があったりします。

確かにそれもその通りです。

インフルエンザと同等の死者なのです。

そして、インフルエンザは騒がないのに、新型コロナウィルスだと死者が同じでも過剰に騒ぐ傾向がございます。

ですが、感染力は高齢者がまき散らす方が高くなるので、そこが指定感染症2類の論拠になっているものと思います。

新型コロナウィルスは感染症です。

感染症なので、病状や被害もそうですが、感染力の観点からも考えるべきであるし、たまたま医療崩壊しそうだから安易に5類に下げるのは危険な気がしています。

フランスのマクロン大統領も新型コロナウィルスに感染してしまいましたが、動画を投稿して国民に気をつけるよう訴えかけております。


マクロン氏は17日、PCR検査で陽性が確認され、動画で「多くのみなさんと同じように、疲労感や頭痛、せきという症状が出ている」と説明した。

常に他人と距離を保ち、手を滅菌ジェルでぬぐうなどの対策をとっていたにもかかわらず、一瞬の不注意や不運のせいでウイルスに感染したのだと述べ、「気をつけてください。だれもウイルスから安全でいられません」と訴えた。


ロンドンでは再びロックダウンがおこなわれました。

それを考えるとき、日本だけ医療崩壊が叫ばれる中、新型コロナウィルスを軽く見るような提言をおこなうのが少し不思議なのです。

それは軽く見たいという正常性バイアスの気がするのです。

しかし、現実は軽くないと思うのです。