菅首相

平和ボケな世の中になれば同じ質問や同じ答えを繰り返していても不思議に思わなくなる


  • 「忘れ物ない?」

という質問に対して、

  • 「忘れ物はない」

と答えます。

その質問と答え自体がある意味、

型にハマっていて多くは日常の惰性のうちに、

何気なく問答していることに気がつかれると思います。


ところが、

本当の忘れ物は皮肉にも、

会社へ向かっている途中や、

会社に着いたときに思い出してしまう物で、

  • 「〇〇忘れた!あそこにないっ?!」

と泣きそうな声で電話をかけるハメになるからなのです。

つまり、日常の問答は単なる形式で、

実際にそれを必要とする状態に

当事者意識でならないと考えられないもの

なのだと思いました。


今の日本もその状態に似ていて、

  • 感染者が増えることや、
  • 指数関数的に増えていくことも、

ある意味、折り込み済みだったのですが、

それを半ば

  • 鼻で笑っていたり、
  • 当の発言者を罵ったり、
  • 批判することによって、
  • なかったことにしている

感が満載になってきました。




平和な世界では危険(リスク)は予知できなくなり、危険が目の前に起こってはじめてあわてることになる


でも、それは

あなたが想像できなかっただけであり、

そういう想像をしていたり、

そういう想定をしていた人もいたりするので、

それは忘れ物と一緒で、

現にそれを必要とする段になって、

はじめて泣きそうな声で電話する状態に似ています。

ですが、いくら

まん延防止法を適用してみたところで、


その上の

緊急事態宣言を出したところで、


なかったことには、

ならないからです。

それはただ

いろんな形を適用したり、

いろんな言葉を定義づけしたり、

しているだけで、

感染者に対してや、

ウィルスに対しては、

何もしていないことをあらわします。


もちろん、

違いが分かっても感染者は減りませんし、

ウィルスもなくなりません。

自分の生存がかかっていれば忘れることもなく、万事ぬかりなくとりはからう


明智光秀が本能寺の変で信長を討てたのも、

信長が本能寺に泊まっていたからで、

清水寺や金閣寺に泊まっていたのでは、

いくら、

  • 「信長はどこだ?!」

と叫んだところで、

  • 「信長を探せ!」

と部下を叱ったたころで、

そこに

いない者は

いないのです。

その事実は、

  • どんなに怒ったところで、
  • どんなに忙しく動き回ったところで、
  • 何も影響を受けず、
  • 何も変わらない

からなのです。

逆に言えば、

素直に負けを認めて、

何もする必要がないとも言えます。

それは

失敗したので、

あとは沙汰を待つ

心境なのだと思います。

世の中には頑張っても元に戻れない理不尽や別の方法を試行錯誤してゆくやり方が山ほどある 成功したやり方が正解という発想


日本人に多いのは、

  • 失敗も頑張れば元に戻ると思う思想

や、

  • 素直に負けを認められない思想

であると思います。

ですが、世の中には、

  • いくら頑張っても元に戻らない思想

もありますし、

  • 負けを認めて別の方法を考える思想

もあることは事実です。

つまり、

同じことを手を変え、

品を変え、

繰り返すよりは、

素直に失敗を認めて、

考えられる方策を次々に考えて、

できるだけ被害を少なくしてゆく方法をとることだと思っています。

テレビを見ていれば特に、

専門家と言われる方々が、

多くは素人でも判断できるような事柄を

最後に了承するだけであったりします。


それはむしろ専門家としての知識ではなく、

多くは民意なのだと思います。

政治家が政党や政策ではなく人で戦っていることを暴露してしまった


政治の世界でも仲間割れが始まっていて、

  • 菅さんじゃ選挙戦えない

という政治家の方も出てきたみたいです。


それは日本という国が、

政策や政党ではなく、

むしろ人で戦っていることを

意味します。



政策や政党は誰がなっても変わらないですが、

人であれば人が変われば変わる印象があるからです。

この辺が実におぞましく、

危険な国になるような気がして、

こわい感じがしています。

ですが、安心してください。

人が変わっても、

政治も変わりませんし、

感染者や

ウィルスも減りませんよ。

政治を変えるのも、

感染者を減らすのも、

ウィルスを抑制するのも、

人間がとる対策です。

そして、それは

減らすことによって

効果のあり、

なし、

を判定するものであるので、

効果がなければ、

絵に描いた餅

と同じだからです。

空気を読む脳 (講談社+α新書)
中野信子
講談社
2020-02-20