若者向け新型コロナウイルス感染症に関するメッセージ

問題点のすりかえ 利用された男 菅義偉


菅房長官の『東京問題』と小池百合子都知事の『国の問題』が波紋を呼んでいます。


情報リテラシーのない方はこれが、

  • 『東京の問題』なのか?
  • 『国の問題』なのか?

の議論をしがちなのですが、本質はいたってシンプルです。

まずは東京都の感染者を減らす方法を考えましょう!

マスコミのみなさんもそうですし、テレビ好きのみなさんもそうなのですが、問題に振り回されて命を落としてはテレビすら見れなくなってしまいますよ。

このように論点のすり替えと言いますか、責任逃れのような技(スキル)を使うのが小池都知事の特徴なのです。

本日はこの問題について、深掘りしてまいります。

週末に感染拡大、その後の週のはじまり


今回の東京都の動きを冷静に観察してまいります。

感染者数は週末へ向けて200人台で推移しております。


その間に緊急事態宣言も検討されましたし、Go Toキャンペーンの決行も議論されました。

この状態で次の週はじめを迎えれば記者団になんて答えればいいのか?かなり不利な立場であることは明白です。

菅官房長官の発言は週末の日曜日に行なわれた講演会での発言です。

これに小池都知事は噛みつきました。

ターゲットの設定とターゲットワードの選定


テクニカルな観点から申し上げますと、菅官房長官というターゲットと『東京問題』というターゲットワードです。

これにより、形勢は逆転してまいります。

クラスの女子の学級委員にありがちな展開で、男子に言ってやったよ!感を作ることが優先されます。

この場合、言った内容の論理的な妥当性よりも言ってやったよ!という事実の方が問題になる展開なのです。

またこの場合の男子の人選も女子がかばいたくなるような男子よりは、だれからもかばわれない男子の人選が求められます。

もし、かばいたくなる男子を選んでしまった場合は男子を見る目に疑心の目が向けられ、うまくいかなくなってしまうのです。

このクラスの女子の学級委員の構図と言いますか、いじめの構図にも似るのですが、女子が不利な形勢から逆転を目指す際によくこの構図が展開されます。

小池都知事は多分、この構図を熟知しているものと思われます。

問題の本質よりもノリと勢いが大事


週があけて月曜日なので本来であれば東京の週末の感染拡大がターゲットになるはずなのですが、ご覧のいきさつで菅官房長官がいけにえにされ、『東京問題』や『国の問題』へ議論のすり替えが起こっていることにお気づきになられるかと思います。

さらにGo Toキャンペーンにも苦言を呈する形で、感染が拡大しているのは東京都だし、Go Toキャンペーンは東京都にはまるきり関わりがないのに、自身の責任を棚に上げ苦言を呈するのです。

これにより『東京問題』や『国の問題』を議論する政治層と、言ってやった!感に代表される女性層と、Go Toキャンペーンを批判していた層からも注目を集めることに成功しているのです。

なので東京都の週末の感染拡大からのストレスは、すべて皮肉にも菅義偉官房長官へ向けられてしまうのです。

あ~、かわいそうな菅官房長官!

タイミングと間が悪いっ!

あるところではそれは『東京の問題』で話が落ちつくのかも知れませんし、あるところでは小池都知事はズバズバ物を言ってくれると評価されているかも知れませんし、あるところではGo Toキャンペーンはやっぱりやめた方がいいと議論されているのかも知れませんが、本来話さなければいけない点はやはり感染拡大を防ぐ真面目な話だったりします。

ですが、その問題や議論に終始していて、実際、その問題や議論の方が盛り上がるので、どうしたら感染拡大を防げるか?の知恵を集めるよりも、この国の人たちはネタが大好きだし、議論が大好きなので振り回されたりしています。

そうこうしている間に、感染拡大が広がったり、のっぴきならない事情にもなったりするのですが、たとえ困ったとしてもネタがあって退屈をしない方を選ぶ国民性のような気もしています。