ブラック企業へお勤めのみなさん、お勤めご苦労さまです。
今回は夏のブラック企業にありがちなトピックスをお伝えできたらと思います。
エアコンをつけない
ブラック企業はお金がなくて経営難のためエアコンを使用しません。
それにより従業員のパフォーマンスが低下してとしても、なんのそのです。
今なんかだと熱中症が怖いのですが、基本、タオルは必需品です。
ハンカチではないのです。
タオルなのです。
ハンカチでは拭ききれないほどの汗が大量に流れるのでタオルを使用します。
一方の従業員たちは従順なので、そのタオルを凍らせてきたり、別途、水枕のような物に氷を入れ、私物として自腹でオプションしてゆきます。
ブラック企業のよいところはこのようにアットホームであり、大枠のルールが決まるとそのルールのもとオプションしてゆくたくましさがあったりします。
ですが、かなりの確率で思考停止なので、暑くなったらエアコンをつけるというルールであったとしても設定温度は変更しなかったりします。
どんなに暑くても27度設定を貫き通します。
炎天下のもと社訓や理念唱和
ブラック企業はおそるべき全体主義の形式美です。
どんなに炎天下でも社訓や理念の唱和がスケジュールにあれば実行します。
これも思考停止なので柔軟に対応できません。
さすがに炎天下なので体調不良の者もでかけますが、その人だけ休んでもらったりしますが、基本、実行です。
ですが、ご存じのように炎天下のもとで社訓や理念を唱和したとしても、しなかったとしても、売上や利益が上がったり下がったりすることはございません。
ですが、中止だけは避ける傾向があり、かならず実行します。
やむをえず中止の際は、それはそれで罪悪感になるぐらい反省したりしています。
毎日決めているルールを実行できなかったことに対する罪悪感であったりします。
謎の汗自慢
どんだけ汗をかいたか?
謎の汗自慢があったりします。
特に肉体労働であったり、体を動かす職業であると、制服やユニホームをしぼって絞りとった汗の自慢が始まります。
当然なのですが、その汗を眺めたところで売上や利益は変わりませんし、すごいといったところでそれは暑さの問題なので、仕事とあまり関係がないことに気がついていません。
ただすごいということを褒めてあげ、一応、反応をしめさないとリアクションを強要されます。
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また無視したら無視したで、無視されたときのリアクションも別途あるので、のちのちまでネタにされることとなります。
謎の坊主 突然のイメチェン
男性にありがちなのですが、夏で暑いからといって坊主になる人が多く出てくるのも特徴です。
普段は全然違う髪型なのですが、夏で暑いからという理由だけで頭を丸めてしまう人がいます。
それは本当にオシャレな坊主とかではなく、純粋に涼感対策であったりします。
身だしなみの観点なのではなく、純粋に機能面からの坊主であったりするので、何も知らない人や新しい人から見ると急に人が変わった感じになるので、
- 「誰ですか?」
という会話が毎年夏に繰り広げられたりします。
業者が入ってきたと勘違いする従業員もたまにいます。
最近ではセルフカットもはやっているので、完全に勢いで刈ってしまう人も多いです。
最近ではセルフカットもはやっているので、完全に勢いで刈ってしまう人も多いです。
水分補給に謎の時間間隔
喉が乾いたら水分補給が原則なのですが、水分補給の間隔が短すぎると
- 「早くね?」
と言ったりします。
常識的な感覚では1時間おきや2時間おきなのですが、細かな決まりがあるワケではありません。
水分補給がズル休みに映るせいか、何かのついでで水分補給したりすると、
- 「早くね?」
と言われたりするときがあります。
部活なんかでも水を飲まない方がいいという教えも一時期あったので、その影響もあるのかもしれません。
水分補給してもいいと言う割には水分補給に敏感で、イチイチ、
- 「早くね?」
と反応したりします。
1時間後や2時間後である場合は、なぜかその限りではありません。
それは容認している模様なのです。
したがってブラック企業での水分補給は1時間後や2時間後が良識的な範囲内です。
15分後や30分後では、
- 「早くね?」
と言われると思います。
汗をかかないといじられる
汗をかいたらかいたでいじられるのですが、汗をまったくかかない人もいじられます。
動いてないこともありますし、自分が汗をかいてるからかもしれませんが、汗をかいてない人を見つけると
- 「なんで汗かかないの?」
と理由を尋ねます。
ですが多分、汗をかいてない人は汗をかいてないので、なんで?と尋ねられても答えかねるところがございます。
質問の答えをまったく想定しないで質問する点もブラック企業の特徴です。
照れ隠しなのか、
- 「動いてないからかぁ〜」
なんて自分で答え、ノリツッコミの要領で笑い崩れます。
以上が夏場に考えられるブラック企業の特徴でした。
まだまだあるかも知れませんので、思いつき次第、アップデートしてまいりたいと思います。
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