2021-12-14 自然災害が増える原因4

自暴自棄な犯罪が増えているが、経済的な損失は甚大になる理由


大阪でビル火災があり、たくさんの方が亡くなられました。


これについては、さまざまな方が犯行の悪質性を指摘しています。

不景気になり、新型コロナもくわわって

自暴自棄になる人が増えてくると、

こういった犯罪も増えてしまうのですが、

そこで本日は、

  • このビル火災をビルメン的立場から金銭的・経済的な面に焦点をあて、

考察してまいりたいと思います。

ビルのオーナーと周辺地域の住民も間接的な被害をこうむる結果となる


ビルのオーナーは

  • ビルのテナント(店子)費用で生計を立てていたりします。

テナント費用なので、儲けている印象を受けますが、

地震や火災が起こった場合、

  • 建て替え費用や補修・修繕費が必要になる

ので、

その分のお金は別途稼がなければ商売にならない

ことに気がつかれると思います。

つまり、

  • 儲けはありますが、
  • その分、支出も多い

ワケなのです。

この点、借りる側の方は当事者意識として考えられなかったりしています。


  • 火災保険に入っていれば火災保険が適用になり、
  • 地震保険に入っていれば地震保険が適用になります。

もちろん、この保険の費用も込みとなります。


ましてや、今回の件は放火なので、

ある意味、

  • 事故物件になってしまう被害は避けられません。

これにより、

テナント費用の更新をやめたり、

退去を検討するテナントもあらわれてしまう

からです。

不景気や新型コロナの影響で、

犯罪も増えはじめたのはニュースの伝えるところであります。

ですが、この犯罪も、

  • 多く起こる地域と、
  • あまり起こらない地域に分かれ、

  • 格差の激しい地域と、
  • 格差の少ない地域、

  • 豊かな地域と、
  • 貧しい地域

に分断がすすんでいるように思います。

そして、もちろん、犯罪の多い地域からは人がいなくなってしまいますし、

  • 日本がほこる唯一の治安の良さ

でさえ、無くなってしまうおそれも出始めました。

ビルに関しても、

  • 人口が多い地域であったり、
  • 商業が活発な地域であれば、
  • 不動産価格や物件の価値は伸びますが、

  • 人口が少なくなったり、
  • 商業が活発でない地域となれば、
  • 不動産価格や物件の価値も暴落してゆきます。

ビルにはオーナーの方がいて、

そのオーナーの方が維持・修繕したり、

建て替えをしたりしますが、

ビルのオーナーが変わったり、

いなくなったりすれば、

管理人のいない物件となるので取り壊しも始まってしまうからなのです。

2021-12-14 自然災害が増える原因3

不景気の原因は心の病や集団ヒステリーである場合が多い マイナスの感情が芽生えて伝播してゆくから


あって当たり前の物や、

利用して当たり前の物ほど、

失ってからその重要性に気がつくのだと思いました。

悪質な犯罪であればこそ、

人びとの心に残り、

それを払拭するのは難しくなります。

経済活動はどちらかと言えばエモーション(感情的)なので、

  • イメージの悪いところにお金は使われない

からです。

神田沙也加さんも亡くなられました。

  • 神田沙也加急逝で両親にマスコミ突撃 有吉弘行の怒りのコメントに「本当に同意」「正論」
  • https://grapee.jp/1050930

三浦春馬さんや竹内結子さんの件と重なりますが、

現役で働いている人たちの自死は、

本人含め、

経済的な打撃も背負います。


それは今まで出ていた作品でさえ、

  • 何か違う感じに見えるようになる

からです。

そして、

  • その違和感こそが、
  • 経済的打撃の原因

になります。

それは後味が悪かったり、

元気だったときを知っているがゆえに、

  • 作品のイメージを壊し、
  • 価値でさえ低下させる

からです。

これが経済活動はエモーション(感情的)である原因だと思います。

経済は感情で動く : はじめての行動経済学
マッテオ・モッテルリーニ
紀伊國屋書店
2008-04-20


なぜなら、

  • 人間は死を忌み嫌う心理がある

からです。

それは人間の心理なので、

どうこうすることはできません。

  • そうならないようにする

しかないからです。