上から目線

本人の実力不足や力不足からブラック企業を声高に叫ぶ人が増えてきた


最近は猫も杓子もブラック企業で、

  • ブラック企業を指摘する声

がツイッターのタイムライン上で止まない

日が多々あります。

ですが、そこには大きな誤解があったり、

本人の力不足から指摘している声

も多々見受けられるからであります。

そこで本日は、

  • ブラック企業における誤った認識について

指摘してまいりたいと思います。

ブラック企業と言えども利益は追求する 役に立たないヤツには当然、風当たりも強くなります


ブラック企業と言えども、

会社であるかぎり、営利企業であるので、

  • 利益を追求する

のは至極、当然なところであります。

なので、会社の利益に関することには積極的に参加し、

  • 利益を上げることに貢献する

従業員には、ブラック企業も悪さをしません。

ただここで、

  • 利益を追求する

のをいいことに、

  • サービス的な残業を強要したり、
  • やりがい搾取のような実際にありもしない報酬をちらつかせる

のはコンプライアンスに違反することなので、

  • ブラック企業

なのです。

なので、

  • ブラック企業であるか?
  • どうか?

のさかい目は、

  • 利益を追求する仕事に関して、
  • コンプライアンスが機能していない企業

であると言えます。

ただ利益を追求する企業であるので、

使い物にならない社員に対しては当然、風当たりも強くなります。

スピード感が早い企業と遅い企業がある スピード感が早い企業が天下を取る仕組み


なので、入社してすぐにいじめられたり、

ロクに教えもしないで現場に放り出されることもありますが、

  • 一般的にブラック企業では、
  • ホワイト企業よりも、
  • スピード感は早く

なります。

それは

  • ただでさえブラック企業なので、
  • ホワイト企業と同等のスピードでおこなうと負けてしまう

からです。

この点を誤解している新入社員の方は多いと思いました。

先ほども申し上げました通り、

  • ブラック企業と言えども営利企業

です。

  • 営利企業が競争に勝つには、
  • 他の企業より早く仕事をしなければ勝てません

し、

同じようなスピード感で仕事をしていたら当然、

大きな企業には負けてしまうからなのであります。

戦国時代の今川義元の大軍勢が桶狭間で討たれたのは、

桶狭間でボケっと休息をとっていたからであり、

そこを目掛けて織田信長の軍勢が

一気呵成で

  • 今川義元のみ

を狙いに来たからなのでした。

そのときの木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)は、

以前、今川義元の部下である松下之鋼へ仕えていたので、

ブラック企業は裏切りの連続であることがご理解いただけると思います。


なので、

  • 新人の教育も、
  • 現場に入る機会も、
  • ホワイト企業よりはより早くなる

と理解しておいた方がいいのかも知れません。

戦国時代であれば、命の保証もないでしょう。

それは

  • 同じスピード感でやっていたら、
  • 負けてしまう

からです。

ブラック企業は採用も早いが退職も早い 役に立つヤツだけが生き残る組織


とは言え、新人期間はほぼ戦力外なので、

サービス残業もあまりありませんし、

飲み会もあまりないのが普通です。

それはまだ戦力外なので、

  • 仲間か?
  • 否か?

見定めているところだからであります。

  • 新入社員であるにもかかわらず、
  • 教えられなかったり、
  • 仲間にされなかったり

といった事例は、

この

  • 見定めに落ちた

可能性の方が強いです。

つまり、

  • 仲間か?
  • 否か?

で、

  • 否?

である場合です。

この状態に陥れば、よほど心が強い人でないかぎり、

  • 退職をすすめます。

それは試用期間と言えども、

リストラ候補になる場合は当然考えられるからです。

先ほど申し上げました通り、

ブラック企業の方がスピード感は早いです。

それは

  • 同じスピードでやっていたら
  • ホワイト企業や大企業に負けてしまう

からです。

日本の会社が「辞めてください」と言えない理由 終身雇用制度の問題点


ホワイト企業や大企業でさえも、

リストラの際、追い出し部屋という部署をもうけ、

その部署への異動をもって退職の意思表示やリストラの意思表示を示す

場合がございます。


それは

  • 会社側が、あなたの待遇をそのように考えている

からであります。

言わずもがなですが、

  • 会社側があなたの待遇をそのように考えているかぎり、
  • 会社に残りつづけることは、
  • 永遠にかなわないあなたの片想い

となるでしょう!

そして、ブラック企業の場合は、

それがそういった部署ではなく、

  • 同じ部署や、
  • 同じ会社で、
  • ちょうど、スイッチが切り替わるように、
  • 空気や態度が急変する

場合が往々にあるからなのです。

ブラック企業 (7)

それはホワイト企業や大企業の追い出し部屋と同じで、

  • 会社側はあなたのことをそのように待遇している意思表示

だからです。

それはつまり、

  • 退職勧奨の意思や、
  • リストラの意思

を同時に表現しています。


よく

  • うつ病になった

と言う報告もあるのですが、

このような環境に陥れば、

おそらく

  • 誰だってうつ病になります。

それは環境が絶望的だからです。

そして、これはある種の

  • 会社側の意思表示とあなたの意思表示の対決

であるので、

  • お金が欲しいならば居続け、
  • 心を病みたくなければ退職する

2択になります。

  • 会社側がなぜ、辞めてくださいと言わないのか?

と言えば、

日本の雇用制度では終身雇用が原則のため、解雇は例外に当たります。

また解雇したとしても、裁判になれば負けるので、

  • 会社側の方では、
  • どんなことがあっても、
  • 辞めてください

とは言えないからです。

  • 言ったとしたら、
  • 裁判になれば負ける

からです。


新入社員がうつ病になったり、自殺してしまう問題は、

この問題にあるような気がしております。

それは

  • せっかく入社した会社を辞めてしまうのはもったいない

のですが、

企業も営利企業で競争のただなかにある以上、

競争に打ち勝つためには、

こういった問題は避けて通れません。

そして、多くは、

  • 辞めてください


  • 実力不足です、

といった評価や尺度を求めていると思われるのですが、

  • 評価や尺度に関しては企業は名言をおこないません。

それは会社側がそのように評価しているだけであり、

他の会社の評価や尺度はまた違ってくるからです。

  • 適材適所

という言葉がある通り、

それは

  • たまたまその会社の評価や尺度に合致しなかった

だけであります。

他の会社の評価や尺度に従えば、

別の評価や尺度で認めてもらえる可能性もゼロ

ではないので、

会社を辞めて次の道にすすみはじめた方が賢い