次々に若者が辞めてゆくのに、迎え入れる方は悪いと思っていない?!
- 『最近の若者は根性がたりない』
や、
- 『もろくなったのでしょうか?』
という相談をいただくことがございます。
就職してすぐに辞めてしまったり、
プロジェクトを立ち上げても、
すぐに離脱してしまったり
する現象が確認できるからです。
その際に非常に不思議な点が一点ございまして、
それは
- 教えたり、抜擢した方が、
- 間違いを犯したり、
- おかしい?
という実感がない点につきます。
つまり、
- 迎え入れる方や、
- その中にいる上の人たちほど、
- 不思議なぐらいに万能感に満ちあふれ、
次々に若者が辞めたり、
プロジェクトから離脱してゆくのに、
- 自身に非がある
ということには一切思いもよらない点が認められるからです。
本日はこの仕組みについて考察を深めてまいります。
怒って辞めるとき、褒めるしかなくなる 景気がいいときや人口が多いときと景気が悪く人口が少ないときでは真逆になる
- 『根性がたりない』
と言う人の特徴には、
- スパルタ式の教育感
が強く根づいていると指摘できます。
つまり、
- しかったり、
- 怒ったり
することにより、
- なにくそっ!
- 見返してやるっ!
といったリアクションを想定しているからなのです。
もし、このリアクションが、
- 『もうダメだ!』
や、
- 『辞めたい』
になっているのだとしたら、
その
をあたらめなければ、
- スパルタ式の教育感
をあたらめなければ、
- 会社も国も滅びる
ことになりそうな予感がします。
これは考え方や思考の問題で、
- 営業成績を上げたり、
- 何か取り組みをする際、
- 目標が設定されます。
ですが、その目標の設定に無理があると、
- どんなに頑張ってもたどりつけなかったり、
逆に目標の設定が高すぎて、
- どんなに頑張っても、
- しかられたり、
- 怒られたりする
ので
ことにつながりかねません。
- やりがいを無くしてゆく
ことにつながりかねません。
つまり、
- 売上が上がっているとき
と、
- 売上が下がっているとき、
では、
その
- 頑張りの度合いも違い、
売上が上がっているときほど、
楽に稼げる場合がありますし、
売上が下がっているときほど、
頑張っても稼げない問題点
が隠されているからなのであります。
そういう環境では、
- 高い目標を設定しているかぎり、
- どんなに頑張っても評価されませんし、
- どんなに頑張っても収入に結びつかない
ので、
- すぐ辞めてしまったり、
- 離脱してしまったり、
といった現象が起こるのだと思います。
逆に言えば、
ここで高い目標設定を低く設定することにより、
ここで高い目標設定を低く設定することにより、
- 営業成績や売上は低い
のですが、
- 評価はある程度つけられる
ので、オススメだと思います。
そして、ここで重要な点は、
会社の経営者や上層部、
もしくは、上司にいたるまで、
古い常識を捨て去って、
- 低くても、
- 営業成績や売上を積み上げる
という考え方や思考が必要になるのかも知れません。
尻すぼみの日本経済では会議や議事録を作るよりも現場に出て働く人の方が必要
GDPの落ち込みや、
営業成績や売上の落ち込み
は、
- くだり坂
なので、
まずは、
- その下り坂の斜面をなだらかにする
必要があるからです。
見ていると、
よく多くの経営者や上層部、または上司の方は、
よく多くの経営者や上層部、または上司の方は、
- ここで、底をつけて勢いよく上がってゆくさま
や、
- もう一度、過去の成績にこだわる
傾向が認められます。
ですが、日本経済が尻すぼみである以上、
できるだけこの
- くだり坂の斜面をなだらかにする方へ腐心する
ことを考える経営者や上層部、または上司がいないことを不思議に思います。
それはむしろ、
- 少ないお客さんや、
- 少ない従業員に対して、
- 多いお客さんや、
- 多い従業員の頃と、
- まったく同じ物を求める
ことになっていることに、そろそろ気がついた方がいいように思いました。
逆に言えば、今こそ少数精鋭であり、
少数精鋭で営業成績や売上をとりにいかなければいけないので、
- 会議をしたり、
- 議事録を作っているよりも、
- 現場に出て営業したり、
- 売上をとりにいかなければ、
- 会社や組織はおろか、
- 国家でさえ、継続してゆけない
ことに気がつく人たちは非常に少ないと思いました。
会議が増えれば、
会議用のポストが増え、
さまざまな人たちが、
さまざまな思いを表現しがち
です。
ですが、
さまざまな人たちが、
さまざまな思いを表現している
- 事件は会議室で起きてるんじゃない!
- 現場で起きてるんだ!
という青島刑事のご指摘にもあるように、
会議に参加している人たちは、
現場で働く人たちに、
養われている
ことに気がつくべきであると思います。
なぜなら、
現場で働く人たちがいなくなったら、
会議すらできなくなる
からなのです。
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