立場を明確にすると立場の派閥に属し、派閥争いに巻き込まれる
ブラック企業に勤務をしていると、たえず、
- 『お前はどう思っているか?』
や、
- 『反対なのか?』
- 『賛成なのか?』
問われることがあります。
ですが、その答えにより、
あなたは、
- 反対派になったり、
- 賛成派になったり、
- 〇〇派になったりして、
- 派閥争い
に巻き込まれてしまいます。
そう、
- 『お前はどう思っているか?』
や、
- 『賛成なのか?』
- 『反対なのか?』
- 『推進してゆくのか?』
- 『慎重にゆくのか?』
どちらかに立場を明確にすることにより、
- その立場の派閥に属し、
- その派閥の動きに呼応する
ことを求められるからです。
そこで本日は、
こういった組織において、
こういった組織において、
- できるだけ立場を明確にしない中立の立場をつらぬく保身方法(スキル)
について考察を深めてまいります。
有利な敵につくか?不利な味方につくか?でも、最後まで生き残るのはどちらにもつかない中立の立場
かの戦国武将の筒井順慶が、
- 洞ヶ峠で一歩も動かなかった
のは、
- 山崎の合戦
で、
- 明智光秀が有利になるのか?
それとも、
- 羽柴秀吉が逆転するのか?
見極めたかったからです。
- ブラック企業の元従業員が教える 筒井順慶に学ぶ 洞ヶ峠を決め込む態度について
- https://www.onechan1977.com/blackcompany/horagatougemind
- 形勢を確認し、
- できるだけ有利な方についた方が、
- お家が安泰
と考えたからです。
ブラック企業でも同じことが言え、
かどに、
- 〇〇派や、
- 賛成派、
- 反対派、
- 推進派、
- 慎重派
を明確にすることにより、
仲間はたくさんできますが、
- 形勢が有利になったり、
- 逆転したりしたさい、
- どちらかが有利となり、
- どちらかが不利となって
しまいます。
- このYES(イエス)とNO(ノー)のような『二元論』
は、
どちらかにつけば、
- どちらかが有利なときは利益を享受できる反面、
- どちらかが不利になればたちまち不利益をこうむるリスク
を負っています。
つまり、
もし、あなたが
- 応援していた人物や、
- 応援していた方法や、
- 応援していたやり方
が、
- 採用されればやりやすい
のですが、
- 不採用になったとき、
- やりにくくなるばかりか?
むしろ
- 反対の敵の立場
となってしまうため、
- 不利益をこうむることが多くなってしまいます。
それは不思議なことに、
- 賛成でも、
- 反対でもなく、
- どちらにも立場を明確にしなかった人よりも、
- 不遇な処遇を受けてしまう
ことになります。
以上の事実からかんがみられることは、
- 必要にせまられないかぎり、
- できるだけ立場は明確にしない
が
- 正解
となります。
つまり、あなたは、
- 『どう思うか?』
聞かれたとしても、
- 『賛成なのか?』
- 『反対なのか?』
問われたとしても、
- 必要にせまられないかぎり、
- できるだけ立場を明確にしない
- 受け答え
が必要になります。
質問には質問で返す?答えたら負けの禅問答の術
そのさいに、
- 『どう思うか?』
聞かれたとしても、
- よくわからなかったり、
- 自分には経験がたりなくて、
- まだ判断できない旨
を伝えれば、
かわいい部下や、
かわいい後輩である場合、
むしろ不問に終わります。
それはこれ以上、聞いても、
- 得られる答えが得られないだろう
ということをもうすでに伝えている
からです。
また
- 『賛成なのか?』
- 『反対なのか?』
にしても、
- 『どう?なんですかね?』
と逆質問することにより、
- 得られる答えが得られないだろう
ということを伝えることができます。
そして、この、
- 『どう?なんですかね?』
は、その場の空気に応じて、
いかようにも使えるので、是非とも覚えておいてください。
いかようにも使えるので、是非とも覚えておいてください。
つまり、
はじめの
- 『どう?』
で周りの様子や空気をうかがい、
つぎの、
- 『なんですかね?』
で同様に周りの様子や空気をうかがうことにより、
ほぼほぼ、
- 全体の様子や空気を確認できる
からです。
つまり、
- 賛成多数の場合でも、
- 反対多数の場合でも、
よくよく観察をすれば、
この、
- 『どう?なんですかね?』
の発言の最中、
- 目が合う人の派閥の勝ち
である場合が多いからです。
これは非常に高度なコミュニケーションスキルのひとつで、
- それぞれの顔や立場、
- 態度が明確な場合、
- 『どう?なんですかね?』
で目が合った人物が属する主義・主張の方が、
今回の会議や会合、
意見交換の場で、
- 有利である
ことをあらわします。
それはどちらかと言えば、
会議や会合、意見交換の場で、
- 『どう?なんですかね?』
という発言のときに目が合う人物は、
今回の会議や会合、意見交換の場で、
- 自信満々な方
だからです。
- 自信満々だからこそ、
- 目が合いますし、
- 目を背けない
のがその答えとなります。
逆に言えば、
- 不利な方だからこそ、
- 目が合わず、
- 自信を失っている
と表現することも可能です。
それが、
- 『反対派なのか?』
- 『賛成派なのか?』
- 『推進派なのか?』
- 『慎重派なのか?』
はともかく、
会議や会合、意見交換の場で、
- 自信満々な方
が有利なのは確か?
だからです。
逆に言えば、
- 『賛成』や『反対』、
- 『推進』や『慎重』、
よりも、むしろ、
この
- 『自信満々』
の方が重要だからです。
かっこいい?かっこわるい?どーとでも言え!これが家族を守る保身スキル
多くの人は、
- 『どちらか?』
と問われた場合、
決めかねてしまいます。
ですが、それは、
- 『どちらが正しいか?』
- 自信がない
からで、
自信がある人は、
- 自分が正しいことを信じて疑わない
からです。
多くの場合、こういった問題が起こると、
- 〇〇派に分かれたり、
- 『賛成派』や『反対派』、
- 『推進派』や『慎重派』
に分かれたりします。
そして、それにより、
- 分科会や、
- 意見交換会や
- 勉強会や、
- 飲み会
が開かれたりします。
そして、そうした切磋琢磨の中で、
- 限界を知り、
- 自信を失ってゆく
のですが、
この最後まで、自信を失わないとき、
その派閥の意見が趨勢になる場合が、
- 経験上、多い
からなのであります。
それは最終的に立場を決めかねているとき、
- 『どう?なんですかね?』
と言うときでさえ、
- 『我々に味方をしてくれ!』
というアイコンタクトで、
- 目を合わせてくる人物の派閥の
- 勝敗が決した
と言えるのかも知れません。
よく煮え切らない上司や
判断をくだせない上司を見かけますが、
彼らはおそらく、
- 煮え切らなかったり、
- 判断がくだせない
のではなくて、
頭では
- 『どちらか?』
わかっていますが、
趨勢が
- 『どちらか?』
わからないだけだと思うからです。
それは家族を養っている
ので、
ではなく、
むしろ、
ので、
- 自分の考え
ではなく、
むしろ、
- 有利な方の考え
を決めかねているだけのような気がするからです。
- ブラック企業の元従業員が教える 佐久間信盛に学ぶ リストラされる人材の特徴について
- https://www.onechan1977.com/blackcompany/Nobumori-Sakuma
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