ブラック企業 (3)

1.全体としての利益と損失


ブラック企業がたくさんあって自分の意に反する労働を強いたりしています。

この原因は昭和的発想と根性論がメインなのですが、でもなかなかなくならなかったりします。

でもなんですが、けっこう深刻な人手不足で、私の周りにも精神を病んで休職したり、退職したりしている人がけっこういたりします。

んでその特徴はけっこうな確率で燃え尽き症候群と言いますか、高い志に反して離脱してしまうパターンだったりしています。

ブラック企業の特徴として安い人件費でたくさんこき使ったり、無理難題を押しつけたりっていう側面ばかり取り上げられますが、経済学的に考えると機会費用や経済学的損失が考えられることをあまり知る人はいません。

2.うつ病による医療費や休職手当、失業手当の損失


ブラック企業で何も問題がない場合は勝手にやってて欲しいんですが、たとえば体を壊したり、心を壊したりするとそれに医療費や休職手当や失業手当がかさんだりする結果となります。

何円の人件費を節約してそういう行ないをするのか?は謎ですが、問題が起こると問題が起こった分、医療費や休職手当や失業手当を支出するハメになります。

んで、税金を徴収し活動する厚生労働省が支出するワケなんですが、いくらの税金を徴収して、いくらの支出になっているかも計算しないと、単に一企業のブラックな行ないがどういう結果や損失を生んでいるのか?分からなくなります。

んで、現に実際にこのことが引き金になって働けなくなったり、生活保護を受給するようであればその経済的損失は計り知れないものになります。

ブラック企業 (6)

3.離職による働き手の損失が一番の損失


働いてくれる労働者も離脱し、企業も人手不足で倒産するようであれば税金の徴収すらままならなくなるので、遅かれ早かれ破綻は目に見えております。

昭和の人ってけっこうパワーゲーム世代なのでこのことをよく分かってなく、ひたすら根性論や精神論を掲げるのですが、税金などにも枠があるし、失ったお金は戻ってこないので、もっとこの社会的な問題を深刻に受け止める必要があるのだと思います。

実際、生活保護がいくら出ているのかにもよりますが、アルバイトと変わらない金額が出ていればアルバイトする人もいなくなりますし、人々の善意で働くものと仮定して動くのはかなり危険な発想だったりしています。

ツイッターを観察するかぎり、心を壊してから働いてない人もいますし、障碍者認定を受け、生活保護を受給している人たちもかなり多く見受けられるようになってきました。

この事実が悪いと言うことではなく、こうなる原因と結果に問題があるのだと考えるべきなのです。

4.みんな病んで働く人が消える日


働いた方が豊かになれるようでなければ誰も働きませんし、働いている人と働いていない人でそんなに差がなくなれば働かない方を選択するのが人間のサガだと思います。

機会費用も経済的損失も考え方で、選択を計算して判断していく物の考え方をです。

ブラック企業なんかを見ていると、たくさん働いてもらった割にはそんなに報酬を与えないやり口が横行してますが、でもその背後でそれをされた人たちが仕返しのように医療費やら休職手当やら失業手当を国からぶんどる行為も横行してます。

そのことを考えるとただちにブラック企業は潰れた方がいいと思うのですが、税金が取れなくなるからですかね?売上が減るからですかね?かなりの数のブラック企業やゾンビ企業が温存されたりしています。

百害あって一利なしとは言いませんが、あまり善意を求めたりしていると、とんでもないしっぺ返しを喰らうので、やはり若い人のことは尊重した方がいい世の常だったりします。

一見、自分の会社は損してないし、大丈夫だと思っていても、年々医療費が上がっていったり、社会保障費が上がっていっても大丈夫なんですかね?

それって売上が上がっていたとしても、引かれる項目の方が多くなるので、実質の金額は減っている可能性もあるかもです。よう知らんけど…。

以上、ブラック企業の元社員が教える実は非常にリスキーなブラック企業の話でした。