1日8時間、週5日、40時間労働が長時間の猛烈な労働?ってマジ?!
イーロン・マスク氏がTwitter(ツイッター)社を買収し、
レイオフ(一時的解雇)をしているニュースが世間を騒がせました。
- Twitter社員、数百人規模退職か マスク氏が踏み絵迫り
- https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN17EQV0X11C22A1000000/
それによれば、
- 最低でも週40時間の労働を課し、
- 週80時間の労働を期待するメッセージ
です。
週40時間の労働と言えば、
- 1日8時間働いて、
- 5日で週40時間
になります。
日本人にとっては当たり前の光景が、
アメリカでは驚きをもって受け止められ、
しかも退職を選択しているのは素直に驚きでした。
そこで本日は、このイーロン・マスク氏が主張する、
- 長時間の猛烈な労働を受け入れるか?
- 退職するか?
の2択の踏み絵について考察をくわえてまいります。
労働者を解雇する場合、解雇した人数分たりなくなった労働時間働けば問題ない
1日8時間働いて3人を解雇する場合、
- 1日×8時間×3人=24時間
分の労働時間が無くなってしまう
ことをあらわしています。
- そこでブラック企業の従業員は考えます。
なんだっ!
オレが24時間働けば
無くなった24時間が元に戻るじゃないか?
です。
そう、つまり、
- 解雇やレイオフをおこなうと言うことは、
- 人が減るので時間も減ります。
その分、
今いる人やこれから入る人たちが、
- 今まで働いていた人数分の時間を、
- 労働時間でカバーする点
が
- 長時間の猛烈な労働を受け入れる趣旨
だからです。
つまり、今いた人たちが、
8時間働いていたとすれば、
- いなくなった人×8時間
働けばいいことになりますし、
6時間働いていたとすれば、
- いなくなった人×6時間
働けば済む話となります。
週80時間の労働を期待する場合は、
- 5日勤務で1日当たり16時間働かなければならない
ことをあらわします。
でも、24時間ではないので、
そんなに難しい話ではないと思います。
逆に言えば、
- アメリカの人たちは、
- 日本人よりも忍耐力が足りず、
- たかだか週40時間の労働で、
- 退職を選択してしまう
ので、
我々日本人にも十分、
勝機があるようにさえ思いました。
我々日本人にも十分、
勝機があるようにさえ思いました。
解雇やレイオフをおこなう人は早く帰らないのがマナーと作法
解雇やレイオフをおこなう場合、
人が減っているので、
当然、
- 上の人が早く帰る
とうらまれます。
それは現場の人たちは減らされて、
ただでさえ、1人1人に業務が集中している
からです。
それはその減らした人数分に応じて、
- 上の人たちは会社に寝泊まりする
のが基本です。
- マスク氏は工場で寝泊まり、テスラ「モデル3」の生産「地獄」続く
- https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-03/P6LGAH6JTSEC01
- 現場のことがわからなくても、
- 現場のことができなくても、
- 早く帰らない
というのは、
- マナーや作法
だからです。
世の中に無駄な仕事があるように、
無駄なマナーや作法も多いのですが、
こういった、
- マナーや作法
も時の人から学んでゆく姿勢
は有意義なものであると思います。
それは解雇やレイオフをおこなっているのに、
早く帰ったりすれば、
人のうらみを買い、
現場にいる人たちはやる気をなくし、
- 退職が加速するおそれ
の方が強いからです。
その場合、
- 現場のことがわからなくても、
- 現場のことができなくても、
- とりあえず会社に寝泊まりして、
- 早く帰らない
- マナーや作法
が効果的に作用します。
それはイーロン・マスク氏も会社に残っているし、
- 会社で寝泊まりするんだぁ!
というのが素直な驚きとともにモチベーションとなり、
- 自分もつづけっ!
となるからです。
【話題】Twitter社員の集合写真、イーロン・マスク氏の買収前後での変わりようがハンパないと話題に pic.twitter.com/HF7vtqKtQD
— 滝沢ガレソ⭐ (@takigare3) November 19, 2022
長時間労働は気合いと根性 ノリと勢いが人間の成長に貢献する
- 長時間労働は気合い
です。
長時間労働をおこなった方ならご理解いただけますが、
- 24時をまわったり、
- 夜中の3時になったりすると、
- 胃のあたりがキリキリ痛くなってきたり、
- 自律神経系に違和感を覚えます。
できることなら長時間労働は避けなければいけませんが、
- 稼ぐ
ということは、
ときとして、
- そういうこと
をあらわします。
それは
- 言葉で伝えるという名言をあえて避け、
- オレにつづけっ!
と言わんばかりの
- 態度としての行動や圧が、
- モチベーション維持
になっているところもあるからなのです。
振り返ってみたとき、
あの頃、
- なんであんなにがむしゃらに働いたんだろう?
と思うのはそのためです。
それはときとして、
- ノリと勢い
である場合が多いからなのです。
そして、この
- ノリと勢い
が
- 人間の成長に大きく貢献する
からなのです。
逆に言えば、
この、
- ノリと勢い
がまったくない場合、
- 人間は怠惰になる
と言えるのかもしれません。
コメント