労働基準監督署

文書の改ざんは悪いこと???


ブラック企業へお勤めのみなさま、こんにちは。

日夜悩みを抱えながら本日も出勤ご苦労さまであります。


日本学術会議においても文書の改ざんがあったみたいなので、ブラック企業そっくりだなと思った昨今であったりします。


そこで今回はブラック企業において日夜どのように文書の改ざんが行なわれているのか?

さらに詳しく掘り下げることによって、日本学術会議における文書の改ざんについてもそれがいかに悪いことなのか?

ということをみなさんと一緒に考えてまいりたいと思います。

ブラック企業 (2)

いつでも改ざんが可能なように修正可能な状態を維持する


文書の改ざんなんてありえないとおっしゃる方々は、多分、非常に優秀なホワイト企業へお勤めの恵まれた方々なのだと思います。

ブラック企業においては文書の改ざんは日常茶飯事です。

それは、

  • コップを取って?や
  • お皿を取って?

と言うときと同様に、生活の一部なのです。

そこでなぜ文書の改ざんが必要であるか?

と言うと、まずいことをやっているからであり、怒られることをやっているからなのです。

そして、このまずいことや怒られることがあかるみに出ることを恐れたときに文書の改ざんが行なわれます。

上から目線

1.タイムカードの事例


代表的な例がタイムカードであり、タイムカードは修正可能な状態を維持するためにえんぴつやシャーペンで記入されます。

それは消しゴムで消せるからです。

ブラック企業の多くはサービス残業を行なっていて、それは上司の目や同僚の目によってサービス残業へ巻きこむ手法が取られます。


ご存じのようにブラック企業は、

  • 人は石垣、人は城

の鉄壁の人間関係によって成り立っております。

上司が『今日、残業』と言った場合、上司以下、同僚も含め、残業なのです。

そして、みながみな顔色をうかがいつつも、みながみなしたがってしまう全体主義です。

なので、意図せずにタイムカードへ17:00と記入してしまう場合があります。

それを防ぐためにえんぴつなのです。

仮に残業で19:00までだったとしても、19:00は誤りなのです。

会社の勤務時間が8:00〜17:00であれば、17:00でなければいけません。

仮に19:00であったとしても、それは本当に誤りなのです。

それぐらいブラック企業においてはサービス残業が当たり前なのです。

従業員の多くは意図せずに17:00と記入し、19:00まで働きます。

なお、のちほど労働基準監督署より指導があった場合に限り、全員一致で19:00へ訂正を行なうのです。

それは労働基準監督署に怒られるのが嫌だからです。

ブラック企業 (7)

言った言わないの事実をめぐって筆跡をまねる


ブラック企業はただでさえ信頼されておりません。

そこで万が一問題が起こったとき、その責任を巡って、言った言わないの責任転換になる場合が往々にして観察されます。

たとえば工事の計画書であったり、修繕の工程表であったり、その書面にさまざまな疑義がはさまれるとき、改ざんを行なう場合があります。

と言うのも、当初は予定されていなかったことや確認不足による間違いがたまに起こるからです。

たとえば当初と違う寸法になったことも現場では既知の事柄ですが、当初の書面へ記載を忘れたり、転載を忘れることがよくあるからです。

逆に言えば、ブラック企業は非常に現場感覚で動いているので書面を軽視する傾向がございます。

ですが、会社の偉い人たちは書面を見て計画を練ったりするので、その書面の数値に違いが出ればいろんな予定や計画が違ってくるからです。

極端な話、通常、工事をやるにしてもこの書面から部品が調達されたり、備品も調達されたりします。

そして、そういった発注をする人たちは書面をもとに寸法やサイズを指定して業者へ発注するのです。

ですが、現場感覚のブラック企業ではそのことがあまりよくイメージできないので、現場で作業する我々がわかっていればいいと言う感覚で仕事をしたりします。

ブラック企業 (8)

2.書面の寸法違いによる事例


そこでよく、部品のサイズが合わなかったり、必要のない備品が届いて問題が発覚する場合があるのです。

この際もその書面の文書改ざんが行なわれたりします。

ですが、そういった書面は偉い人の所にある場合が多いので、偉い人でなければ入れない場所にあったりします。

そこでの文書の改ざんは組織的なものになります。

ここでブラック企業ではブラック企業側におけるミーティングが行なわれ、担当者に事情聴取を行なったあと、それで間違いがないか?最終確認が行なわれます。

つまり、現場で寸法を測った際、寸法に違いがあったが、

  • 書面への記載を怠ったか?
  • どうか?

の事実の確認なのです。

もちろん、当初の寸法と実際の寸法を聴き取りします。

そして、実際に測った人や書面を作成した人が入れない場合は、会社を代表してブラック企業の偉い人が訪れる場合もあります。

その際に行なうことは、実際に測った人や書面を提出した人の筆跡をまねる手法です。

さすがのブラック企業でも、その箇所の数字だけ筆跡が違えばかなり不自然であることには気がついたりします。

そこでブラック企業の偉い人自身がその人の筆跡をまねて修正を行なうのです。

さまざまな問題は発覚するまでにタイムロスがあります。

部品のサイズが違ったり、いらない備品が届いたとしても原因が分かっている者はわかりますが、原因が分からない者は原因が分かるようになるまでタイムロスがあるのです。

そのタイムロスのうちに決行されます。

それは万が一、文書を改ざんせずに、サイズが違ったのを書面に記載する作業を怠ったことが分かれば怒られるからです。

このまずいことや怒られることを恐れて文書の改ざんを行ないます。

ブラック企業 (1)

文書の改ざんはハイプレッシャーな現代の病


なので、逆に言えばけっこう怒られるハイプレッシャー社会が、この文書の改ざんを助長している風潮さえ感じられるのです。

ブラック企業においてもこのような文書の改ざんは非常に心が痛みます。


ですが、文書を改ざんせずに怒られることの方が心を痛めるので、文書の改ざんが決行されるのです。

なので、一番いいのは本当はあまり怒らない社会の実現だと思うのですが、やはり人のミスや注意不足を認めるとガミガミと怒ったりしてしまいます。


ですが、この怒られたくないがために文書の改ざんが行なわれるので、文書の改ざんが見つかって怒られても、結局は同じなのです。

だって、どうせ怒られるようなことをしているので、どっちに転んでも怒られるからです。