2022-07-29 腐ったみかん.001

「頑張ってもいい環境」と「頑張ってはいけない環境」


ブラック企業においては、

  • 郷に入れば郷に従う

という精神が非常に大切です。

それは、

  • 頑張ってもいい環境

と、

  • 頑張ってはいけない環境

があるからです。

よく男性の壮年期のうつ病問題があるのですが、

その原因はおそらく、

  • 出向先や天下り先

でのうつ病であるのかも知れません。

それは多分、

今までホワイトな大企業で働いてきた人たちが、

出向先や天下り先で、

  • ブラック企業に落とされる

ときに起こります。


本日はその仕組みについて、

考察をくわえてまいります。

人間も腐ってしまうことがあるという事実


ブラック企業においても、

  • 比較的いいブラック企業と、
  • かなりヤバいブラック企業

に分けられると思います。

前者は比較的頑張っていて、

  • コンプライアンスさえしっかりすればホワイトになれる

のに対して、

後者の方は

  • やる気も意欲も失って腐っている

からなのであります。

3年B組金八先生の、

  • 腐ったみかんの方程式

が有名です。

  • 箱の中に腐ったミカンが一つでもあれば、
  • 周りを腐らせてゆくという

あの有名な理論です。

貧困や貧富の格差も、

問題になっているうちは差がついているだけなのですが、

差が開いてゆくにしたがって、

むしろその差が埋まりがたいものとなり、

  • 腐りはじめる

からなのです。

この

  • 腐りはじめる

や、

  • 人間が腐ってしまう

ということを理解できない人たちは、

貧困問題や教育問題にあまりかかわらない方がいいように思いました。


それは

  • やる気もなく、
  • 意欲もなく、
  • 頑張ることもやめて
  • 腐ってしまう

からなのです。


腐ったみかんの方程式の最適解 自身も腐ったみかんとなり内側から変えてゆく


この環境においては、

  • 頑張ることはかえって危険なので、
  • 頑張らない

で、

  • 郷に入っては郷にしたがう精神

が大切になります。

がんばらない (集英社文庫)
實, 鎌田
集英社
2003-06-20


それは

頑張ることをいったん棚上げし、

  • なじむ

ことがメインとなるからです。

  • 金銭的な問題であったり、
  • 仕事的な問題であったり、
  • さまざまな傷をおえばおうほど、

  • 疑り深くなったり、
  • 信じられなくなる

せいで、

  • さまざまに人をためす

行動がメインとなるからです。

そういった環境で頑張ってしまうと、

  • さまざまな邪魔が入ったり、
  • さまざまな嫌がらせが起こったりする

のでかえって危険な目に遭います。

それよりは、

  • 周りの人の意見によく耳を貸し、
  • 周りの人と同じ作業効率と、
  • 同じ作業手順ですすめた方が、

邪魔や嫌がらせが入らない分、

早くなります。

  • いじめや嫌がらせはよくない

とおっしゃる方もいらっしゃいますが、

現に起こっていたり、

起こっている問題をなくす以外に、

やめさせる方法はありません。

それは実際に、

  • そういうことをする人たち

がいるからです。

そして、

  • そういうことをする人たち

が多数派になれば、

腐ったみかんと一緒で、

  • 周りも腐ってゆく

からなのです。

そういう環境では、

誰も矢面に立って批判する人はいません。

そして、この問題の一番の解決方法は、

まずは、

  • なじみ、
  • 自身も腐ることによって、
  • 腐ったみかん同士連携し、
  • 信頼を勝ちとる方法

です。

それは

  • 腐ったみかんであっても、
  • 同じく腐っていて、
  • 信頼のおける仲間の言うこと

であれば、

  • 聞き入れてくれる可能性が高い

からです。

根が真面目でいいヤツほど、

  • 真っ向勝負

を挑んだりします。

ですが、一番確実な方法は、

  • 郷に入れば郷に従う

ことわざのように、

  • 腐った環境であれば、
  • その腐った環境に染まり、
  • その腐りきった中より立ち上って
  • 改革なり、
  • 好きなことをする方法

です。

そのためには、

腐ったみかんから信頼を得ねばなりませんし、

腐った環境を変えるために、

たとえ腐ったとしても、

  • 初心は忘れない強い意志

が必要になってくると思われます。