労働基準監督署

ブラック企業と黒船 日の丸がつながる


安倍首相が体調を崩して検査入院しましたが以前、体調がすぐれずくたびれているみたいです。

それを受けて麻生さんが報道陣の取材に、

  • 「147日間、休まず働いてみたことありますか?」

と言ったことに対してネット民の間ではかなりの動揺と混乱が広がっております。
と、言うのもこういう根性論がブラック企業の特徴だからです。


ブラック企業 (2)

ブラック企業の常套手段


ブラック企業の専門家として申し上げれば、売上であったり会社の評価が思わしくなくなった場合、よくこの手の根性論を用います。

それは147日間の連続勤務であれば違法性が問われるので判断が分かれるところですが、普通に2時間前出勤や朝の草むしりなんかはやってみて根性を見せるという行動を示してみます。

と言うのも、ブラック企業では売上の評価のほかに、この根性や努力に対する評価もある程度含まれる余地があるからです。

んで、この根性論の基礎は、

  • 周りの人たちに心配をしてもらう

という点にキモがあります。

連続勤務もそうですし、2時間前出勤や朝の草むしりにしても、

  • わざと誰かが見てる前でおこない、人目につかせます。

ですが、キモはあまりドヤ顔などせず、自分は健気に頑張っている感を出せれば、それが周りの人の目の評判を生み、結果、上や会社へ伝わるというテクニカルな手法なのです。

目下、新型コロナで苦しんでいる黒船 日の丸は、この困難に直面しつつも健気に頑張る安倍首相を応援するのです。

それはまるでドラマのような展開で、みずからの不手際から招いたGoToキャンペーンの中途半端な実施や、東京都だけ除外してしまってこうむったかなりの経済的な損失はおかまいなしに、だけれども安倍首相は頑張っているという展開なのです。

私はまるで、以前勤めていたブラック企業を見ているようでした。

これほどそっくりな現象は今まで見たことがありません。

われわれに近い空気を感じ、親近感すら覚えました。

ブラック企業 (5)

本来の仕事はシンプルに結果を出すこと


本来、仕事と言えば売上を上げることや利益を上げることであったりします。

会社員脳の人が多いので、勘違いしている方が多いのですが、政治家や店長や課長といった経営側の人間は、目的を達成することが仕事である場合が多いのです。

たとえば店長であれば売上が上がればいいので、1時間働いても8時間働いても本来はどっちだっていいのです。

ただ、みんなの手前上、楽をするとみんなの士気が下がったりしますし、飲み会をみんなの分おごりでやって士気が上がれば、それも仕事に換算されるワケなのです。

なのでやり方は人それぞれですし、置かれた環境にもよりますが、その環境を最善にして最高のパフォーマンスを上げるのが本来の意味での仕事なのです。

なので、この麻生さんの147日間休まず論争は、ともすればやらされてる感満載で、会社員脳だからか知りませんが、働きたくなければ働かなくてもいいですし、政治家のお仕事は政治をよくすることなので、休みも取れないぐらい環境が悪化しているのであれば、いさぎよく辞任した方がいいと思うのです。

誰かに頼まれてやっている物言いであったり、休まないことがまるで美化されてますが、政治家はとくに、あなたが望んで当選したお仕事なので、もし休めないほどひどい状態であるならば、無理して勤めないでとっとと野党に渡してしまって、休んでみてはいかがでしょうか?

いさぎよく諦めるという選択肢もあるのです。

それは意地でもしたくないので、休まないで頑張っている安倍首相を応援しようキャンペーンなのですが、正直、見ているとブラック企業を思い出すので辞めていただきたいと思う昨今であったりします。

もちろん、ブラック企業は洗脳なので渦中にいる場合は気づけないのですが、いったん辞めてみると、それはトラウマのように思い出します。

それが今回の147日間休まず論争という現象だったのです。

以上、ブラック企業の元従業員が教える『あなたも147日間休まずに…』に見る黒船 日の丸の話でした。