2022-10-26 人は城、人は石垣

日本人は丸投げ体質 丸投げしてチェックをしない国民性


最近では官僚の方々やけっこうなお偉いさんの中にも

  • 仕事を丸投げする人が増えた

みたいで、現場で働く人たちは大混乱をしているものと見受けられます。

ですが、この大混乱の原因も実は、

現場の人たちが、

  • どうしたらいいのか?

と思い悩むからであって、

上司やお偉いさんが丸投げするのであれば、

  • 現場でも丸投げしていい

という理屈になっていることに気がつけない人が多いです。

つまり、

  • 仕事の受注者は会社であり、上司であるので、

  • 最終的な責任は会社や上司が負うことになる

からです。

  • なので、安心してください。

丸投げされたあなたは、

受注者である会社や上司から丸投げされただけなので、

  • あなたには一切の責任は生じない

と言うことができます。

つまり、もしあなたが適当にやったとしても、

  • 会社や上司が最終的に気づけないのであれば、
  • 会社側や上司側が責任を問われる

ことになるからなのです。

なので、責任の板ばさみに悩まされる必要がないことに気がつかれると思います。

上司のあなたが丸投げするということは部下も丸投げするリスクを負う


ブラック企業では当の昔から丸投げは慣習的におこなわれていて、

有名なところでは、

  • 準社員やアルバイトといった方が店舗を任される

という事例も確認できると思います。

これはこれでガバナンス上は成り立つのですが、

一方では幹部や社員以上に、

  • しっかりできているか?

確認をしないと、

  • ガバナンスが機能しているのか?

  • どうか?

さえ疑われるからです。

日本は善意をあてにした国なので、

  • このように頼めば
  • このようにやってくれる

ことを期待しがちなのですが、

  • よーく考えてみてください。

あなたが丸投げしたと言うことは、

  • 社員やアルバイトも丸投げするリスク

があると言うことなのです。

それを込みでこのガバナンスを考えた方がいいと思いました。

親会社が丸投げすれば当然下請けも丸投げし、孫請けも丸投げをするのが世の中の仕組み


実際、ブラック企業では丸投げが慣習化しているので、

  • 丸投げされた仕事を
  • さらに丸投げする文化

ができあがっています。

つまり、

  • 上司の方でもよくわからない仕事を、

  • よくわからないまま丸投げするので、

  • 現場の方でもよくわからずに、

  • わかる人にやってもらう

仕組みです。

その際は、上司の指示を確認してみて、

その指示が理解できる人に丸投げする仕組みだからです。

ブラック企業では人材不足もありますし、

各業務の分業化が非常に細かくなっているので、

全体を把握している人がいなかったりします。

その分業化されて細分化された指示を考えるとき、

よくよく理解できないことや、

  • 現場に言えばわかるだろう?

的な発言もあるのですが、

当の現場でもわからない事案といったものが必ずでてきます。

それは

  • どっかの県であったり、
  • どっかの店舗であったり、
  • どっかの会社であったり

を参考にしていると思われるのですが、

  • 指示が具体的ではなく、
  • 抽象的なので、
  • 抽象的なイメージからスタートする

ことになるからなのです。

その場合はそのイメージを理解できる人を筆頭に指示がまとめられ、

解決に向かう場合があります。

指示は言った?言わない?ではなく、理解したか?理解していないか?確認する必要がある仕事


とは言え、それはあくまでイメージなので、

  • あっているか?
  • どうか?

すらわからない事例もあるのですが、

そのとおり報告をしても、

業務はチェックされなかったりするので、

世界中や全国で

この手の指示ミスやチェック漏れはごまんとある気がしています。

ですが、それは上司やお偉いさんの指示が具体的ではなく、

抽象的であるので、

またそれらを

  • わかったか?

  • わからないか?

確認しないまま丸投げするので、

こういった事態に陥っているのだと思います。

今回は丸投げをかわすスキルをお伝えしましたが、

丸投げする側で考えると、

  • ある程度スタートしたタイミングと、
  • 業務が終わりそうなタイミングでチェックをしに行く

のがベストである気がしています。

と言うのも、

まるきり間違っていた場合、

  • スタートの段階から間違ってますし、

  • 終わってしまってからだとやり直しがきかなくなる

からです。

とは言えは、基本、会社は経営者やお偉いさんの物であるので、

現場はあまり思い悩む必要はないワケなのです。

あとからチェックされて怒られる程度でちょうどいいのです。

ですが、悲しいことに、

今までチェックされた経験もあまりありませんし、

怒られたこともあまりないので、

多分、あまり見ていないのだと思いますよ。

ここだけの話…。