ブラック企業に巣食う 出たとこ勝負の思想(イデオロギー)
ブラック企業をめぐる論争を見ていると、
- しっかりした説明がなかったり、
- 言っていることとやっていることが違ったり、
どちらかと言えば、
- 業務内容うんぬん
ではなく、
- 人としての接し方
の方に多くの問題点やへだたりを抱えているような気がします。
それはどちらかと言えば、
- 思っていたのと違ったり、
- 想定されることとは違う結果によるダメージ
からなのだと思います。
そこで本日は、ブラック企業の元従業員が教える、
ブラック企業に巣食う、
- 出たとこ勝負の思想(イデオロギー)
について考察をくわえてまいります。
What does “DETATOKO fight” mean?
しっかりした説明や、
思っていたのと違う場合、
その
- 説明のわかりやすさ、
や、
- 思っていたのと同じ結果
が必要になります。
ですが、ブラック企業においては、
ですが、ブラック企業においては、
こういった発想自体にとぼしく、
- まずやる!
や、
- 行ってから決める!
ということが
- 往々にして多い
というよりは、
- いつもに近い
からです。
行く先々の現場、現場で条件が違ったり、
必ずしも想定通りに作業がすすまなかったり、
むしろ想定通りに作業がすすむことの方が少ない
からです。
そして、この場合における発想こそが重要で、
- 出たとこ勝負が基本
です。
この
- 出たとこ勝負の思想(イデオロギー)
については賛否両論、分かれるところがございます。
つまり、
- 計画性がなかったり、
- 行き当たりばったり
の批判を受けがちだからです。
ですが、この場合の反論は、
- 計画通りにいったためしがない
これに尽きると思います。
なので、はじめから
- 計画を練らない
で対応しています。
一部のホワイト企業や、
計画通りにすすむ企業の多くは、
むしろ恵まれた企業であって、
中小企業や下請け・孫請け企業にとっては、
- 行く先々の現場や、
- 発注先の大企業や中小企業のお偉いさんや重役の一言により、
- その現場、現場や、
- 行く先々、
で
- ころころと二転三転、
- あっちへ行ったり、
- こっちへ行ったり
という対応が多いからです。
これは
で、
- 計画通りにすすむ企業と、
- その要請を受ける企業の立場の違い
で、
要請を受ける側のブラック企業ほど、
- 何事も計画通りにすすまず、
- 行き当たりばったりの、
- 出たとこ勝負
になりがちになるからなのです。
- ブラック企業の元従業員が教える 立場に発言させられる人の心理
- https://www.onechan1977.com/blackcompany/TACHIBAsay
- 立場(ポジション)の違いでもめるのに立場の違いを乗り越えようとする人に伝えたい話
- https://www.onechan1977.com/position/Karl-Marx
そういう職場では、
- まずやる!
や、
- まず行ってから決める!
ということが往々にしてあり、
逆に
- とりあえず、行かなければ何も始まらない
と言っても過言ではありません。
そのような職場で、
- あれこれ計画を立てたり、
- あれこれ思案をしていても、
- いざ、やってみたり、
現場に行ったタイミングで
- 別の問題や案件が次々と発生してしまう
からなのであります。
- 心配事の9割は起こらない
と言われているように、
- 残り1割のことだけ考える思想
が
になります。
- 出たとこ勝負の思想(イデオロギー)
になります。
- つまり、心配事の9割は起こらない
ので、
- 起こらないことを考えてもムダ
なので、
- はなから考えません。
逆に、心配事以外の、
のがブラック企業の特徴です。
- 残り1割のところだけ考えて現場に向かう
のがブラック企業の特徴です。
心配事の9割が起こらないとき9割のこと考えるバカいるかよ!
かのアントニオ猪木は、
- 出る前から負けること考えるバカいるかよ!
と言ってアナウンサーにビンタをくらわせました。
そのアナウンサーは心配して、
- もし負けることがあったら?
と確認したのだと思いますが、
それは
- これから戦ったり、
- 仕事をしたりする人に言うセリフではない
からです。
- さまざまなことを想定して、
- さまざまなことに配慮する
のは自由です。
ですが、
- その心配事の9割は実は起こらなかったりします。
- 必要最小限でのぞむ戦い
であったり、
- 少数精鋭で働く企業
ほど、
- よりシンプルに考えます。
それは
- あまり余裕がない
からでもあります。
そして、
- 考えてもムダなことほど、
- 考えない
方が、
からです。
- ムダではないので効率はよくなる
からです。
もし、あなたがお勤めの会社が、
ブラック企業であるとき、
- 説明のうんぬんや、
- 思っていたのと違う結果
だった場合、
この企業同士の力関係も加味して、
判断されることをオススメいたします。
- つまり、ホワイト企業であるか?
- いなか?
も、
- ブラック企業うんぬん
も、
どちらかと言えば企業の力関係で、
- 発注先と、
- 請負先
である場合が多いからです。
そして、この発注先は、
- 注文を言う立場であるので、
- 計画通りにいきます
が、
- 請負先は、
- 注文を受ける立場であるので、
- 計画通りにいかない
からなのです。
それはどちらかと言えば、
- お客さんの注文内容に、
- 大きく影響される
からなのです。
デートの途中で彼女が、
と言えば、
ご飯にしなければいけません。
たとえ、あなたがすませて来たとしても、
ご飯を一緒に食べなければならないからです。
もし、ご飯にしないで、
計画通りに映画を見たとしても、
空腹で意識が朦朧として、
映画の内容が入っていかなくなる
からなのです。
デートの途中で彼女が、
- 『お腹すいた』
と言えば、
ご飯にしなければいけません。
たとえ、あなたがすませて来たとしても、
ご飯を一緒に食べなければならないからです。
もし、ご飯にしないで、
計画通りに映画を見たとしても、
空腹で意識が朦朧として、
映画の内容が入っていかなくなる
からなのです。
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