ビットコイン20210414

ビットコインは支払い手段ではなく経済革命をになっている


ビットコインへ投資をする人はお金儲けをしたい人たちが大半なのですが、

それをめぐる経済圏の話を話題にする人は少ないと思いました。

ビットコインは確かに貨幣や通貨に代わる支払い手段としての地位を確立しつつあります。

そして、新型コロナ禍の今ではリスクヘッジの安全資産としての地位も確立しつつあります。

ですが、その目指すべき哲学は、

支払い手段としてよりもさまざまな経済圏の革命であるとも言えます。

本日はこの支払い手段だけではないビットコインの可能性について言及してまいりたいと思います。

イーサリアムはイーサリアムというネットワークへ投資をしている


ビットコインはブロックチェーンである話はこちらでしました。


それはさまざまな情報をブロックで刻み、数珠つながりのチェーンにできるテクノロジーです。

それはパソコン上のP2Pネットワークにより可能となります。


そのほかにトークンを作成できる点がトークンエコノミーを可能にする技術であります。


つまり、今、ビットコインやイーサリアムに投資をしているのは、

ビットコインやイーサリアムの支払い手段としての価値よりも、

ビットコインやイーサリアムのネットワークとしての価値に投資をしている

ことに気がつかない人が多いと思いました。

イーサリアムのネットワークにはイーサリアムの価値があります。

今のイーサリアムの価値は主にこのネットワークを使うためのガス代に投資されています。

なので、イーサリアムの価格が上がるとガス代が上がってしまう矛盾に気がつく人たちがあらわれました。


そして、そのイーサリアムのネットワークではERC20トークンといったトークンがネットワーク上で取り引きされているのです。


ERC-20 tokens represent a diverse range of digital assets residing on the Ethereum blockchain. They are unlike other forms of digital assets as they do not have their own blockchain. The popularity of ERC-20 tokens has increased tremendously in recent times, with a report revealing that there are over 200,000 ERC-20 tokens coexisting on the Ethereum blockchain.

日本語訳
ERC-20トークンは、イーサリアムブロックチェーンに存在するさまざまなデジタル資産を表します。独自のブロックチェーンを持たないため、他の形式のデジタルアセットとは異なります。ERC-20トークンの人気は最近非常に高まっており、Ethereumブロックチェーンには200,000を超えるERC-20トークンが共存していることが報告されています。

つまり、これらのERC20トークンのそれ自体はブロックチェーンではありません。

なのでBATトークンも…。

イーサリアムがブロックチェーンなのです。

その代表的な物が、DeFi(分散型金融)の

  • Daiであるし、
  • テザー(USDT)

でもあります。


それらはイーサリアムのネットワークでやり取りされていて、イーサリアムのネットワークによって貸し出しされているのです。

そして、それを利用する人たちがイーサリアムのガス代を支払いますし、それを利用するためにイーサリアムが必要になってくるのです。

それに気がつけばイーサリアムの価値が上がっている理由にも気がつけますし、

イーサリアムの価格が高いのが

  • いいことなのか?
  • 悪いことなのか?

の判定基準にもなると思います。

トークンエコノミーの実例 ALISというブログサービス


このようにネットワークを使ってトークンを動かす仕組みをトークンエコノミーと言います。

今の経済圏では単純に物の売り買いです。

それは物を売るためにCMを流し、物が売れたことによって売上が発生します。

それをテレビでやれば芸能人だし、You TubeでやればYouTuberです。

なので、おのおのコンテンツに価値がないことは気がつかれると思います。

つまり、コンテンツは物を売るために作られるからです。

このブログもそうですが、読んでもらうために書くのとは意に反して、ブログの広告を見てもらったり、何か買ってもらわないと収益にならないからです。

トークンエコノミーではそれが解消され、むしろ読んでよかった評価や信頼や信用が可視化されてトークンで発行されたりします。

ALISというブログサービスがあって、そこでは記事を書いた人とはじめて見つけた人にALISトークンが配れる仕組みを採用しています。

  • ALIS | 信頼できる記事と人々を明らかにする全く新しい ...
  • https://alis.to/

良質な記事を書いた人とその記事をいち早く評価(いいね)した人にALISトークンという、いわばポイントのようなものが配布されます。このALISトークン*は投げ銭や決済方法など、様々な使い道があり、日本円との交換まで可能です!


それはALISというサービスがALISというトークンを発行し、評価や信用を可視化して、ALISトークンとして発行する試みです。

そのALISトークンは日本円に交換できますし、貯めることもできます。

それはある種の通貨のような形態をとるものです。

ビットコインのネットワークは各コミニュティのネットワークになるとき…


以前、マルクスを勉強していた際、柄谷行人という人が地域通貨を提唱していましたが、それと似たような試みがトークンエコノミーでは可能なのです。
そして、それは地域というよりも各コミュニティによりトークンは変更することが可能です。

このことから何が言えるのか?

と言うと、ビットコインもイーサリアムもリップルやネムも、

各コミュニティによりトークンが発行され、運用されていく日が訪れるのかもしれません。

そして、それは各コミュニティの価値により高くなったり、低くなったりする可能性の方が高いのです。

もちろん、ビットコインはその大元なので価値が揺らぐことはないですが、さまざまなネットワークはそのコミュニティの価値により値段が上がったり、下がったりするものと思うのです。

つまり、魅力的なコミュニティや参加したいコミュニティの価値は上がります。

そして、そこで使われるトークンの価値が上がります。

それが日本円に交換できたり、ドルに交換できたりといったイメージがトークンエコノミーのわかりやすい説明になると思います。

それがコミュニティであってもいいし、ユーロなんかの経済圏でもいいし、アメリカや日本などの国家でもいいと思います。

ヨーロッパでビットコインがはやったのも、財政危機であったし、国家が保証する貨幣や通貨よりもさまざまなコミュニティで使えるトークンの方が相性がいいのだと思います。

トークンエコノミーでは物を売ったり買ったりよりも、その人が信用できたり、評価される方が価値を持つのです。

それも経済圏の革命で、ビットコインが目差す哲学のひとつになると思います。