普段、株を買わない人が株を買い始めたとき、株価は暴落のサイン
投資の世界には、
靴磨きの少年のたとえ話があります。
それは靴磨きの少年が
たとえ話です。
- 株を買い始めたり、
- 株価の値動きに詳しくなるとき、
- 株価は天井をむかえ、
- まもなく暴落する
たとえ話です。
この話の出どころは、
ジョン・F・ケネディの父親であるジョセフ・P・ケネディが、
靴磨きの少年から株の話を聞いたとき、
靴磨きの少年が買い始めたのだから、
- まもなく下がるだろう、
と思って株を売却したところからきています。
それにより、
投資家や機関投資家以外に、
素人が株に手を出し始めたのをさかいに、
- 株価は天井をつけ、
- 暴落のサイン
として語りつがれております。
経済指標もよくわからない人たちが多数投資している現状
現代でも同様なことが言え、
貯蓄から投資であったり、
- ニートや専業主婦が株を買い始めたり、
- 運用を開始したりすると、
多額のマネーが株に入っている状態が出現します。
- 岸田首相、「資産所得倍増プラン」を表明 貯蓄から投資へ誘導
- https://mainichi.jp/articles/20220505/k00/00m/010/088000c
ところが、株価はあくまで企業の業績であり、
企業が利益であるところの、
利潤を生んでゆかないかぎり、
株価が上がりつづけることは困難になる
のに、気がつかない人が多いように思いました。
- ブラックスワンの番人が警告、「人類史最悪のクレジットバブル」迫る
- https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-03/RCWWK6T0AFB401
ましてやコロナ禍に刷りすぎた大量のマネーが入っているとき、
それは株に投資され、
企業はその資産から営業しています。
アメリカの雇用統計が昨日ありました。
- 【米国市況】株反落、雇用統計受けて利上げ警戒-ドルは130円台後半
- https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-03/RCWTYIT1UM0X01
それにより、
- 株価は下がり、
- ドルは少し上げたのですが、
よくよく見てみると、
その結果の数字自体、
- よい結果だったのか?
- 悪い結果だったのか?
わからない人たちも多数いて、
- 上がったことをもってよい
と受け止めていたり、
- 下がったことをもって悪い
と受け止めている人も大半だった
からです。
なので、もはやアメリカの雇用統計も、
経済とは関係がなくなってきていて、
- 上がるためのツールや、
- 下がるためのツール
に成り果てたような感すらございます。
こういうときがおそらく天井で、
あとは暴落のサインのような気もしています。
コロナ禍に刷りすぎたお金が回収されるとき、黙っていても下がる
靴磨きの少年は、
現代ではニートや専業主婦である場合が多く、
先日逮捕された国税局職員も、2億分入れているみたいなので、
何かの拍子に売られると、
下がってしまうのかもしれません。
- 仮想通貨日記 ビットコインに投資して2倍にする国税局職員の影響力について
- https://www.onechan1977.com/bitcoin/Taxstaffsay-bitcoindouble
それはコロナ禍で刷り始めた分、
- 株やビットコインに入っていれば、
- 売られたタイミングで下がる
からです。
同じように、
- ドルで持っていれば、
それが
- 売られればドルが下がります。
- 円で持っていれば、
それが
- 売られれば円が下がります。
- 売られた分は下がり、
- 買われた分は上がります。
それは株もビットコインも通貨も同様です。
持続化給付金に関しては、
逮捕のオンパレードなので、
それも自主返納や返納のタイミングで売られるのでしょう。
そういったお金が、
もし多いのだとしたら、
やはり、かなりの金額が投資され、
売られてしまいます。
それは投資家や機関投資家ではなく、
靴磨きの少年のような一般人だからです。
逆に言えば、
- 一般人が売る前に、
- 投資家や機関投資家は売ってしまう
ので、
- 暴落のサイン
と言えるのかもしれません。
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