正義11191

普段、株を買わない人が株を買い始めたとき、株価は暴落のサイン


投資の世界には、

靴磨きの少年のたとえ話があります。

それは靴磨きの少年が

  • 株を買い始めたり、
  • 株価の値動きに詳しくなるとき、
  • 株価は天井をむかえ、
  • まもなく暴落する

たとえ話です。

この話の出どころは、

ジョン・F・ケネディの父親であるジョセフ・P・ケネディが、

靴磨きの少年から株の話を聞いたとき、

靴磨きの少年が買い始めたのだから、

  • まもなく下がるだろう、

と思って株を売却したところからきています。

それにより、


を回避できた話が有名です。

そのことから、一般に、

投資家や機関投資家以外に、

素人が株に手を出し始めたのをさかいに、

  • 株価は天井をつけ、
  • 暴落のサイン

として語りつがれております。

経済指標もよくわからない人たちが多数投資している現状


現代でも同様なことが言え、

貯蓄から投資であったり、

  • ニートや専業主婦が株を買い始めたり、
  • 運用を開始したりすると、

多額のマネーが株に入っている状態が出現します。


ところが、株価はあくまで企業の業績であり、

企業が利益であるところの、

利潤を生んでゆかないかぎり、

株価が上がりつづけることは困難になる

のに、気がつかない人が多いように思いました。


ましてやコロナ禍に刷りすぎた大量のマネーが入っているとき、

それは株に投資され、

企業はその資産から営業しています。

アメリカの雇用統計が昨日ありました。


それにより、

  • 株価は下がり、
  • ドルは少し上げたのですが、

よくよく見てみると、

その結果の数字自体、

  • よい結果だったのか?
  • 悪い結果だったのか?

わからない人たちも多数いて、

  • 上がったことをもってよい

と受け止めていたり、

  • 下がったことをもって悪い

と受け止めている人も大半だった

からです。

なので、もはやアメリカの雇用統計も、

経済とは関係がなくなってきていて、

  • 上がるためのツールや、
  • 下がるためのツール

に成り果てたような感すらございます。

こういうときがおそらく天井で、

あとは暴落のサインのような気もしています。

コロナ禍に刷りすぎたお金が回収されるとき、黙っていても下がる


靴磨きの少年は、

現代ではニートや専業主婦である場合が多く、

先日逮捕された国税局職員も、2億分入れているみたいなので、

何かの拍子に売られると、

下がってしまうのかもしれません。


それはコロナ禍で刷り始めた分、

  • 株やビットコインに入っていれば、
  • 売られたタイミングで下がる

からです。

同じように、

  • ドルで持っていれば、

それが

  • 売られればドルが下がります。

  • 円で持っていれば、

それが

  • 売られれば円が下がります。

  • 売られた分は下がり、
  • 買われた分は上がります。

それは株もビットコインも通貨も同様です。

持続化給付金に関しては、

逮捕のオンパレードなので、

それも自主返納や返納のタイミングで売られるのでしょう。

そういったお金が、

もし多いのだとしたら、

やはり、かなりの金額が投資され、

売られてしまいます。

それは投資家や機関投資家ではなく、

靴磨きの少年のような一般人だからです。

逆に言えば、

  • 一般人が売る前に、
  • 投資家や機関投資家は売ってしまう

ので、

  • 暴落のサイン

と言えるのかもしれません。