2020-05-30 ビットコイン373万円

ビットコインに対する雲行きがだんだん怪しくなってきた


ビットコインが毎日少しずつ下落しております。


つい最近ではイーロン・マスク氏の

  • 詐欺だ!

発言や、

  • 環境に悪い!

発言、また、もっとも脅威である、

中国の規制問題もくわわって、

  • 年末までに10万ドル!

と言ってた人たちも、

だんだん言わなくなってきました。


少し上がって持ち直せば、

  • 年末までに10万ドル!

と言いはじめますが、

少し下がって下落が加速すれば、

  • 下がったら買い!

と買い煽りをお願いしています。

みんな突っ込んだ分、上がって欲しいですし、

  • 年末までに10万ドル!

を夢見て購入したはずなのですが、

  • 安心してください。

それはもう、夢物語になりつつあります。

仮想通貨バブルも、

バブルのさなかにあってはバブルを感じず、

みんなイケイケムードなのですが、

その雲行きが怪しくなるとき、

バブルの空気

がなくなってしまうからなのです。

新訳 バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食
エドワード・チャンセラー
パンローリング株式会社
2018-06-16


空気は空気で理論上、説明が難しいのですが、

空気は空気として存在し、

確実にあなたの心をむしばみます。

本日はこのバブルが終わったあとの空気と無力感や絶望感の空気は伝染する理由を考察してまいりたいと思います。

先行きが不透明になると誰もお金を使わなくなる


イーロン・マスク氏の、

  • 詐欺だ!

発言や、

  • 環境に悪い!

発言をしていた頃はまだ穏やかな空気でした。

しかし、中国が規制の発表をし、ビットコインに攻撃を与えるという強気のニュアンスで表明したとき、人びとの心に恐怖や不安が広がりました。

実際、中国の国内では対応が早く、

中国人アカウントの締め出しがはじまったり、

取引所の閉鎖やマイナーの移転や撤退なんかも進んでいるようです。




このように恐怖や不安があるかぎり、

投資はおこなわれませんし、

お金はつかわれません。

それは投資をしたり、お金を使うことによって、損をしたら大変だからです。

この損は金銭的損に限らずに、

逮捕や摘発といった身体的自由の拘束や社会的自由の拘束など、

さまざまな意味での損失となります。

中国は人口も多いし、人口が多いと言うことがもっとも経済的な成功をあらわしていると思います。

今回の規制で、中国がビットコインを規制すれば、

中国国内の取引所も壊滅的な打撃になりますし、

中国国内での売買や所有や保持も禁止されればさらなる売りが生じるからであります。


正しさや価値のある物を否定するタブーという心理


ビットコイン原理主義やビットコインの正しさを吹聴する人たちは、おそらく、その原理や正しさだけでは乗り越えられない壁があることに気がつくことになりそうです。

ビットコインがコモディティとして価値があろうが、

通貨としてではなく金のような存在であろうが、

そういった事情は一切関係がなく、

禁止されてしまえばそれそのものが、

  • かなりの数売られ、

  • かなりのマイナーが撤退し、

  • かなりの取引所が閉鎖されれば、

  • かなりの売買すら減ってしまう

からです。

それは価値そのもの、

つまり、価値を価値たらしめる物自体がなくなってしまうので、

  • いくら原理を主張しても、

  • いくら正しさを主張しても、

無効にされてしまうことに初めて気がつくことになるのかも知れません。

価値は、

私が価値があると思っていても、

他の人がそう思わなかったり、

ましてや中国が総スカンであれば

根こそぎなくなってしまうからです。

そして、今回の規制の影響は、すでに市場がネガティブにおちいっていて、さらなる投資を生みづらいし、買い増しする空気でもないからです。

  • 下がったら買い!

と買い煽るとき、

  • 下がったあとに上がる空気

が必要です。

しかし、今は、

  • 下がったら買い!

と買い煽っても、

  • 下がったあとに上がる空気

がどこにも見当たりません。

そして、

  • 年末には10万ドル!

と叫んでも、

  • 年末には10万ドル!

と期待する人が少なくなれば、当然、

その空気も見当たらなくなってしまうからです。

それはツイッターでもテレビでもさまざまなメディアでも、

それを匂わす発言やそれを連想させる発言自体が少なくなっている

ことに起因するものと思われるのです。

時代やその空気を考察する場合、さまざまな事象を考察する人がいますが、

その時代に生きている人や、

さまざまなメディアや目にした物のすべてによって、

空気が変わったり、

潮目が変わったりしてゆきます。

人間は見たり聞いたりしたものに多分に影響を受けるからなのです。

中国の規制のニュースが発表されたときにかなりの大暴落がありました。

それは多分、みんな不安や恐怖にかられたからなのだと思います。

そういう心理的な障害は、その障害の大元となっている不安や恐怖が解消されない限り、

  • 下がりつづけることはあっても、

  • 上がりつづけることは期待しづらい

からです。

それは投資に限らず、消費や経済にも言え、それを風評被害と言うのだと思います。

  • 事実で買って、
  • 噂で売る

ように、

  • 噂で売って、
  • 事実で買い始める、

流れに切り替わるからです。