マルクス(1)

ビットコインの不安定な値動きは投資家の理解不足や迷い


ビットコインが高騰しています。


一時は中国の規制問題もあり、かなり値を下げました。


ところが、

エルサルバドルが法定通貨にしてみたり、

イーロン・マスク氏が再度つぶやいたことにより、

価格は元に戻りはじめました。


ビットコインに対するこのような不安定さは、

ビットコインに対する人びとの理解度も関係しているところだと思います。

つまり、

ビットコインのことを信じていつつも、

どこかしら、

  • ダメかも知れない

という迷いがあるからなのです。

そこで本日は、この迷いを打ち消す問題点を指摘してまいります。

ビットコインが高騰するのはお金に失望しているあかし


ビットコインの高騰は文字通り、

お金に対する失望です。

つまり、

円であれば日本円に対して失望し、

ドルであればUSドルに対して失望しているからです。

中国が割とガチで規制しにかかったのも、

USドルと紐づいているからであり、

USドルにしても

ビットコインにしても、

価値が動くということは、

価値が国をまたいで移動してしまう

ことに関しての懸念をあらわしています。

お金に関しては、

アメリカでお金を配りすぎたため、働かなくなる人が増えた話はこちらでしました。


それにより急きょ、手厚い失業保険を休止するのもアメリカらしいやり方であると思います。


お金に関するこの問題は実は価値観も関係していて、

  • マイホームやマイカーといった価値の所有よりも、

  • 住まいや車のシェアが台頭すれば、

  • 価値のシェア文化

が加速されるからであります。



つまり、

今までの人生においては、

  • 家を所有するために、または、
  • 車を所有するために、

働いてお金を稼ぎました。

ですが、

それがシェアに移り変わるとき、

当然、支出は減ります。

なので、

  • 家を所有するために、または、
  • 車を所有するために、

働かなくてよくなるからです。

逆に言えば、

  • 家をシェアする金額分、または、
  • 車をシェアする金額分だけ、

  • 働けばいい

となるからです。

この辺は実際、若者にもっとお金があれば、

所有を望んだのだと思いますが、

お金に余裕がなくなれば、

シェアを望み、

その分、働かなくていいと考えるのが新しい思考方法なのだと思います。

ローンや負債が減ればその分の支出は支出されなくなる


今まで

  • 家を所有するためにした負債や、
  • 車を所有するためにした負債

がこの流れによって信用創造できなくなってしまったことに気がつくかも知れません。


つまり、

  • 家を所有するための前借りのローンや、
  • 車を所有するための前借りのローンがなくなれば、

そのローン分のレバレッジが消失し、

経済の加速力が止まることに気がつけると思います。

一方で、それらのお金がビットコインに流れていたり、

または家や車以外の物や、それらの物へ流れてゆきます。

なので、経済は停滞していると考えます。

それはレバレッジが消失した分、

  • 思ったよりも停滞している

と表現した方がいいのかも知れません。


このようにお金の流れが変わり、

かつ、お金の流れが変われば、

必要十分働けばよくなるので、

働かない人たちも出てくるからです。

これは働かないのが悪いのではなく、

むしろ、

欲しい物がなければ働く必要がないからです。

それは欲しい物の分、

  • 欲しい人たちが働けばいい

と言えることができます。

まさに、

  • 欲しがりません勝つまでは

の世界です。



売れない物を生産するとロスになる  食品ロスは富もロスしている


なので、食品ロスに見られるムダな生産活動も、

生産しなければロスは防げます。


必要な量を

必要な分だけ

生産すれば

ロスにはなりません。

売れないのであれば

  • 早くに値下げをするか?

そもそも売れないのであれば、

  • 生産する必要もない

からです。

型にハマるとそのことが理解できなくなります。

昔からある物を昔ながらの方法でやりつづけるようになるからです。

そして、食品ロスにも言えますが、

  • ロスということは、
  • 捨ててますので、
  • お金を捨てている

のと同義です。

遅かれ早かれ、黙っていてもつぶれます。

それはお金がなくなっていっているからです。

権力があるから従う人ができる  権力がなくなれば従う人もできなくなる


大資本であったり、大企業であったりして気がつきにくいのですが、

大資本であろうと、

大企業であろうと、

お金をロスしていれば、

やがてお金は尽きることに

気がつけると思います。

それは今までと消費スタイルが違っていたり、

ライフスタイルや価値観が違ってきているからです。

ダーウィンは種の起源において、

強い者が生き残るのではなく、

環境の変化に適応できる者が生き残る

という法則を見つけています。

種の起源(上) (光文社古典新訳文庫)
ダーウィン
光文社
2013-12-20


つまり、強い者ではないのです。

環境の変化に適応できる者が生き残るからです。

ビットコインに対するお金の流れは、

今までのお金の流れに対する反抗

と見ることもできます。

規制問題や国家の主権の問題もあるのですが、

ある意味、今政治を牛耳っている人たちはどちらかと言えば、みな高齢者なので、

争いになったとしても、

若い人たちに負ける

と思うのです。

それはおそらく、

テクノロジーを理解していないからです。

このテクノロジーへの理解は昔の比ではなく、

今はこの理解度が決定的に分け隔てるからです。

テロにしても、
暴動にしても、
紛争にしても、

一国の問題であれば国民の数なのですが、

SNSでシェアされれば、

世界クラスの数に化けてしまう

つつ抜け文化になってしまったからです。

逆に言えば、

国民の支持を得るよりも、

世界中からフォロワーを集めた方が

影響力が絶大になってしまう

ということなのです。



僕らはSNSでものを買う
飯髙悠太
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2019-09-06