取引所

株価やビットコインへ影響を与えるアメリカの長期金利の上昇


テスラのイーロン・マスク氏が購入してからはじめてビットコインの大暴落を経験している方もいらっしゃると思います。


それと言うのもアメリカの長期金利(10年国債)の利回りが上昇し、それにともなってS&P 500の株価やダウ工業株平均の株価も下落しました。


テスラの株価も31%下落し、日本でも日経平均株価が1200円も下落しました。


なぜアメリカの長期金利(10年国債)の利回りが上昇すると、これらの株価やビットコインの価格へ影響を与えるのか?

ビットコイン投資から得られた知見をお伝えしたいと思います。

株価やビットコインはたえず暴落というリスクを抱えているから


世界には投資家と言われる方々がいて、投資家はお金を動かすことによって稼いでいて生活しています。

そして、お金持ちはお金持ちなのですが、投資家のほとんどは現金で所有していなくて何らかの形で資産として所有しています。

その資産の割合を示した図表なんかがポートフォリオと言われていて、

  • 株であったり、
  • 土地などの不動産であったり、
  • 金やビットコインなどの商品、

であったりするのです。

いずれも売却すれば現金に変わるので、

  • 資産価値や
  • 時価総額、

として評価されます。

ですが、この資産価値や時価総額は株価や土地や金やビットコインの価格に影響を受けます。

  • 株価が下れば、
  • 資産価値は下がりますし、
  • 株価が上がれば、
  • 資産価値は上がります。

なので、この上がり下がりについて、リスクを抱えているワケなのです。

このリスクに対して、リスクをヘッジする形で投資されるのがリスクヘッジと言われていて、

  • 株価が下がったときに上がる商品

であります。

そうすれば万が一株価が下がってもその商品は上がるので、リスクをヘッジできると考えるワケなのです。


国債は決して踏み倒されることがない国の債権


ところがアメリカの長期金利(10年国債)の利回りの上昇は、国債という国の債権であるのでそれは踏み倒されるおそれがまったくありません。

それで利回りが上昇し、株や土地でも年運用の利回りと同じぐらいであればリスクがまったくないので好んで投資されるようになります。

  • 株や土地や金やビットコインであれば、

  • 価格が上がったり、
  • 価格が下がったり、

と言ったリスクを抱えます。

ところが10年国債であれば、

  • 価格が上がったり、
  • 価格が下がったり、

というリスクを一切かかえません。

リスクを抱えないほかに利回りが上昇すれば株や土地や金やビットコインは売られて現金に変えられ、今度は10年国債へ投資されるからです。

なので、こういったニュースが発表された際はかなりの注意が必要です。


なぜなら、世界中の投資家の方々が現金を求めて株やビットコインを売り始めるからです。

それは10年国債がお得だと判断した投資家がそれらを売り始め、現金を用意するからなのです。

こうした最中に、

  • 株価や土地や金やビットコインが下がったからお得だ!

と買い始める人もいるのですが、当然、投資家の方々もそのように思っているワケで、10年国債に投資しない投資家の方々が安くなって落ちきった銘柄を買う場合もあるワケなのです。

なので、こういったボジションが決まるまではあまり買い増ししたりしないことをオススメいたします。

お金が抜けると潮目が変わったり、お金が入ると潮目が変わったりする場合があるからです。

価格が上がり過ぎればバブルなのですが、バブルでなくても期待が高い銘柄は必ずしも元に戻らない場合があります。

今回のアメリカの長期金利(10年国債)の利回りの上昇もまだまだ上がる可能性を含んでいますし、まだまだ金利が上昇すればもっとそちらへお金が流れる可能性もあります。

ビットコインへ投資をしていたり、株価へ投資するのも、結局のところテクニカルな面もあるのですが、最終的には人間が考えるお金の動きです。

人間は損をしたくない生き物であるので、できるだけリスクを回避します。

そして、リスクがなく利益が上がるのであればそれは間違いなく選択されます。

金額にもよりますが、リスクがなくて金利で稼げればそちらへ多額のお金を投資した方がリスクをまったく取らずに生活ができるからです。