ビットコイン (4)

格差社会を救う唯一のコイン、政治への不満を口にするよりは黙って買え!


新型コロナの影響で景気が冷えこんでおります。


景気が冷えこんでいるので各国の中央銀行はたくさんお金を刷っています。


そのじゃぶじゃぶ刷られたお金が株価やビットコインに流れてそれがバブルだとささやかれておりますが、お金で持っておくよりはマシな話になりつつあります。


格差社会と言われていて、世界中で格差が広がっています。

この格差を埋めるコインがビットコインであると思われる主張です。

働いて稼ぐ10万と何もしないでもらう10万円の価値は違う


ビットコインは去年の5月に半減期を迎えました。


その頃はまだ100万円台だったと記憶しております。

半減期のあとはマイナーが撤退してしまうし、供給量が少なくなってゆくので価格は上がってしまいます。

つまり、需要に対して供給が少なくなるので価格が上がってしまうのです。


テスラのイーロン・マスク氏がビットコインを購入してからアメリカにおいてもビットコインへの投資が加速しています。


それはお金で持っておくよりビットコインで持っておいた方がマシだという意見です。

お金はもちろんどんどん刷られています。

そして、お金のことをよくわからない人たちは刷られたお金もお金だとして価値が変わらないと思っているようです。

ですが、考えてみればわかるように、

  • 働いて稼いだ10万円と、
  • 何もしないでもらった10万円は、
  • その刷られた分、価値が低下している

のです。

  • 100円の物も100円がなければ買えませんが、
  • 100円を配れば買えるようになるからです。

それは働かなくても買えるので、価値は生産していません。

なので、お金の価値は低下しているのです。

そのことに気がついた人たちがどんどんビットコインを購入しています。

世界中が貧しくなってきているので0.01BTC持てば富豪になれる


ビットコインについて供給量が減っているので0.01BTC持てば富豪になれるという分析がされました。

現在、0.01BTCを購入するには500ドル必要だ。しかし現在の世界的な経済状況と、ビットコインの供給量から、将来的に0.01BTCが100万ドル(約1億800万円)の価値を持つようになるかもしれない。

クレディ・スイスの「Global Wealth Report2020」によると、100万ドルを超える純資産を持つ個人は約5190万人だという。これは金融資産や不動産を合算したものから負債や債務を控除した額だ。

これもよく考えて欲しいのですが、新型コロナの影響で世界中が貧乏になっているからです。


財政破綻したアルゼンチンやレバノン、ハイパーインフレに見舞われているベネズエラやジンバブエなんかは生きていくだけで精一杯の国になってしまったからです。


日本でも貧困女子に見られるように貧困は加速しているのですが、世界に比べればまだまだ恵まれていて、富は持っている方だと言えるのです。

仮にハイパーインフレに見舞われているベネズエラでは対ドルの価値が低下したため、4.4ドルのコンドームを買うのに3ヶ月分の給料が必要です。


ここ最近のベネズエラの首都カラカスでは、コンドームは3個が4.4ドルで販売されている。

4.4ドルなんか高くないと思うかもしれないが、ベネズエラの賃金は1ドル(約110円)を上回る程度。つまり3ヶ月働いてもコンドーム3個分の4.4ドルにも届かないのだ。

つまり、1か月働いても1ドルしか稼げないからです。

それでビットコインを購入しようとしてももう無理な話となりました。

なので、ビットコインをめぐる価値の奪い合いはまだ富を所有している国々の方が有利であることがご理解いただけると思います。

財政が破綻してしまう前にビットコインを購入しろ!


日本もベネズエラみたいになれば、どうあがいてもビットコインを買えなくなってしまいます。

なので、ビットコインを買うなら、

  • 今でしょ?


財政破綻をした国々の共通点をまとめれば、

  1. はじめに対ドルでの通貨安に見舞われ、
  2. その後、株価がバブルとなり、
  3. バブルが崩壊しています。

つまり、通貨安から株に投機がむかい、その後、株価が崩壊する流れで財政破綻にいたっております。

日本にもその兆候が見られ、つい最近、日経平均が3万円を回復しましたし、通貨も1ドル108円になってまいりました。

この背景は働いても稼げなくて、投資をする人たちが増えはじめ、そのお金が刷られたお金とあいまって株価をバブルへ導いていると分析できます。

もちろん、ビットコインも例外ではありません。

刷られたお金はビットコインへもむかっています。

ただ株と違う点は、株価は崩壊するのに対して、ビットコインは金と同様、崩壊しづらい点です。

  • それはなぜか?

と言えば、かりにみんなビットコインを売却してお金に変えたところで、

  • 通貨への不安は消えない

からです。

つまり、

  • 財政破綻への不安

です。


日本では藤巻先生が財政破綻論者として有名で、避難通貨としてドルとビットコインを推していますが、

  • 私が修正を加えるとビットコイン一択

です。

と言うのもツイッターを観察すれば、

  • アメリカの人でさえ、ドルからビットコインへ投資している

からです。

結論として、新型コロナの財政難が続く以上、通貨で保有するのは危険であります。

その点、金にお金が流れてますし、ビットコインへお金が流れています。

そして、金は金で価値を保存するのですが、最終的には金はどのぐらい所有されているのか?

証明ができかねる問題も抱えております。

ところがビットコインであればトランザクションが生成され、それを追えば数と量が一目瞭然なので、最終的には金に変わる物だと思っています。

日銀がお金を無限大に刷るのも金本位制じゃないからなのですが、だからだとしても金本位制的な価値は証明できないとお金の発行の根拠にはならないからです。

世界各国が財政難や財政破綻におちいったとき、では各国の適正な価値や通貨の量を考える場合、金やビットコインが必要になってくるものと思われるからです。

いずれにしても何か共通の証明できる価値基準がやがて必要とされます。

それがビットコインであると私は考えています。