不景気に金は買われる


不景気には金にお金が集まる話は有名だったりします。


その意味するところは通貨によらずに価値を保存できる点です。

通常、通貨の価値は中央銀行の信用によってお墨付きが与えられています。

なので、日本円で持っているということは日銀を信用して持っているワケで、ドルで持っているということはFRBを信用して持っているということが分かります。

たとえば湾岸戦争の際には金が下がりましたが、それも戦争に入る前に買い増ししていた投資家がいたからで、戦争に入ると金にお金が流れるということを知っていたからです。


戦時が一番分かりやすいのですが、戦争でどこかの国がダメになる場合、ダメになった国の銀行へは行けないし、ダメになった国の通貨は使えなくなります。

だからダメにならない国の通貨へお金が流れますが、そのダメにならない国というのは戦争をやっている以上、どっちに転ぶか?判断しづらく、なので、金にお金が流れます。

金は万能な高額買取商品


なぜ金にお金が流れるのか?というと金が万国で一番の高額買取な商品だからです。

  • 世界経済危機でオンライン金購入が記録的水準、ビットコインはデジタルゴールドになり得るか?
  • https://coinpost.jp/?p=147515

通貨が各国の中央銀行の信用に依存しているのであれば、金は何者にも依存しない高額買取商品と言えるでしょう。

ドルであればアメリカの信用のもと、各国で使用ができたりします。

たとえばなのですが、ドルを買い取りしたとしてもそのドルでiPhoneが買えますし、マイクロソフトのパソコンが買えたりします。

同じように円を買い取りしたとしても、その円で日本の白物家電が買えたり、アニメDVDが買えたりします。

不景気の際、どちらの経済がダメになるか、企業が倒産したり、銀行が使えなくなるか?になった際、ドルであればドルの魅力は落ちますし、円であれば円の魅力が落ちる場面も当然考えられます。

なので、金で持っておけば少なくともこの金の価値は不変なのです。

ただドルに対しての金の価値であったり、円に対しての金の価値であったり、金の価格がもともと高い状態であったり、低い状態であったりで分かれるだけで、もともとの金の価値は不変なのです。

なので買う場合は通常の価格と言いますか、高騰していない価格で買うことをオススメいたします。

金融不安やドルに対しての不安、円に対しての不安が高まれば、当然、金にお金が流れます。

んで、その流れた分、価格は上がってゆきます。

しかし、そういう時ってどちらかというとドルで持っておくことがリスキーだったり、円で持っておくことがリスキーだったりするのです。

なので、金にお金が流れるのです。

ビットコインがデジタルゴールドである理由


ではなぜビットコインがデジタルゴールドであるのか?というと、価値自体がそもそも人間が認める価値なので、価値自体には実体がないという点です。

金が価値があるのも1g何円だったりしますが、それは人間が決めた価値尺度です。

その1g何円に応じて卵が何個買えるか?といった価値上の度量衡で、金自体にその能力があるものではありません。

卵が欲しくて金を買うヤツはいないので…。

んで、日本人の多くは金に目がくらみすぎているので、理解が難しいかも知れませんが、そもそも価値は人間の主観です。

金に価値があるのも珍しい物の代表で価値尺度で用いているだけです。

お腹が空いたら卵を食べるし、金は何一つ空腹を満たしてくれません。

ですが、金は卵と交換できるし、一つの卵よりはより多くの卵と交換できるから金を持つのです。

んで、卵の場合、腐食したり劣化したりするので、長期にそれを貯め込んでおくことができません。

金のそのような効力は私も認めますし、他の人も認めるからです。

金と卵があれば、みんな金を持ちたいと思いますし、金がより多くの卵と交換できる事実を知っているからです。

この知っているや知られたという価値尺度が金の特徴であり、通貨の源になる発想の源泉です。

それと同じようなことがビットコインで起こっているのでデジタルゴールドと言われております。

事実、ビットコインにお金が流れて知らない間に100万円になってました。

ですが、1BTC.=100万円は誰もが認める100万円であり、100万円分の価値と交換が可能なのです。

USドルにしたら1万ドルと交換が可能なのです。

今はまだ100万円と1BTCだったり、1BTCと1万ドルだったりしますが、それが支払い手段となると0.00001BTCで卵が買えたり、他の商品と交換が可能になったりします。

んで、それはよくよく考えてみると金と同じ働きをしていて、ドルや円によらずに支払いもできるようになっている点だったりします。

おまけに銀行もいりません。

さらに国家もいりません。

パソコンとネットワークがあれば可能なのです。

なので、金はそれ自体に価値があり、すべての通貨の礎になっていると考える人もいるみたいですが、今は経済自体が金本位制ではないので正直、それは関係がありません。
単純に勉強不足です。

金もそうですが、価値の基準は多くの人がその価値を認め始め、それがドルや円で表現できたり、他の商品と交換可能になった時点で、価値尺度や度量衡としての性質はクリアされた物と考えるのが自然です。

プラチナやダイヤモンドもそうですが、そういう物から派生して生まれるだけで、じゃあ、どれが実体なのか?はあまり深く考える必要はない話だったりします。