2022-02-08 青木雄二 さすらい2

落ちる物はつかみたくなるが先がとがっていて危険であるとき


相場には、

  • 落ちるナイフはつかむな!

という格言があります。


それは下落相場に関しては、

落ちつづけるので、

下手に触っても、また落ちつづけてしまうので、

用心するにこしたことはない

という意味をあらわしていると思います。

最近ではツイッターで個人投資家の心理も分析できるので、

本日は、

  • VIX指数と、
  • 落ちるナイフはつかまない方がいい

という事象に心理学的な考察をくわえてまいりたいと思います。

下落相場は死に際相場 死に際の投資家が最後のあえぎを繰り返す


以前、VIX指数について記事を書きました。


ボラリティ指数や

恐怖・貪欲指数と言われています。

このVIX指数が高いとき、

各銘柄の値動きが激しく、

  • 上に上がったり、
  • 下に下がったり

している状態をあらわしています。

このとき、損失を抱えた投資家がいて、

  • 100万円や200万円の含み損や、
  • 1000万や2000万円の含み損を抱えていたりします。

それを損切りして売却したり、

売却したお金で新たに投資先を探したりしています。

この下落相場は負け相場で、

下落相場で負けた投資家が負けを取り返すような投資をするのは、

よく見る光景だからです。

おおむね、退場してゆく投資家は、

この負け相場に右往左往して、

負けを取り返そうと、

損失確定後、

  • 高いレバレッジで買い注文をしたり、
  • 高いレバレッジで売り注文をしたりする

からです。

それはおそらく相場もおりこんでいて、

下がったあとに急上昇するのは、

  • 高いレバレッジの売り(ショートポジション)を焼く(精算させる)

からで、

高いレバレッジの売りで、

下方向へ動く流れを、

さらに高いレバレッジで買って、

上方向に上げて強制的に精算させることが目的だということに、

最近気がつきました。

つまり、この上げは、

本当の上げではなく、

下がったあとに高いレバレッジで買われているか?

下がったあとにさらに下がると思って高いレバレッジで売られている

からです。

2022-02-08 青木雄二 さすらい3

そして、大口はたえず反対方向に動いて、

この動きを殺してくるので、

反対方向に多額の資金がつぎ込まれます。

利益や損失も額が大きくなると一攫千金となり、動く金額が大きくなってしまう


2022-02-08 青木雄二 さすらい1

パチンコなどのギャンブルでも、

負けがこんでくればくるほど、

  • 一攫千金を夢見がちになる心理

が存在するのだと思います。

人間はどこかの段階で、

損失が重なったり、多くなればなるほど、

地道にコツコツと、

という精神がなくなり、

  • 一攫千金的にお金をかけはじめる

からです。

それはおそらく、

損失と向き合う強い精神がないからで、

早くこの損失をカバーしてしまおうとする焦りの心理である

と分析しています。

  • 負けは負け

です。

そして、その負けは負けとして潔く認めなければいけません。

それができる人だけ相場で勝てるのだと思います。

ともすれば下落相場はチャンスです。

それはさまざまな銘柄が下落によりお買い得になっている

からです。

ですが、本来は、

お買い得になっているのにはさまざまな理由がありますし、

お買い得になっていなければ買えなかった銘柄

です。

そのことを忘れて、

高いレバレッジで購入したり、

高いレバレッジで売却したりするのは、

やはりギャンブルであると思います。


普段はやらない動きほど、

混乱の最中にやってしまうものです。

逆に言えば、

  • 普段やらないことをやりはじめたとき、

それはいつもの自分ではないので、

気をつけるべきなのだと思いました。

それが恐怖・貪欲指数の心理学的な意味だからです。

貪欲になればなるほど、

  • 神だのみに近い心理

となるからです。

青木雄二漫画短編集 完全版1 ゼニの掟編
青木雄二
ゴマブックス株式会社
2015-04-30