お金紙切れ

ビットコインには調整期という暴落期間がある


ビットコインの価格が暴落しています。

2020年5月に、仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏は、半減期後の市場には大きな売り圧力が二つあると指摘していた。それはマイナーや仮想通貨取引所の行為によるものという。

ツイッターなんかを観察していると激しく動揺している投資家の方々も散見されます。

この点がビットコインの怖さであり、暴落時の怖さであります。

ビットコインについては価値の源泉が不明瞭なため、こういったことが頻繁に起こります。

とくに半減期後にマイナーが売り出すことによって生じるのが半減期後の調整期として有名です。

今回はこの半減期後の調整期について説明を加えつつ考察してまいります。

半減期によりマイナーは売却するが希少性からバブルにもなる


ビットコインの半減期については以前こちらでお話しました。

半減期は元よりマイナー報酬が改定される日なので、その日を境にしてマイナーが撤退し、ビットコインの供給が減ってしまいます。
なので、買いたいという需要に変化がなければ単純に供給が減るので、価格は上昇するという極めて自然な論理です。

半減期によってマイナーが撤退してしまうために売りが生じてしまう点です。

それにともない一方では希少性もあがるので、価格はどんどん上がってゆき、バブルになる話も有名であったりします。

そして、このマイナーの売却は、

  • 半減期に向けて上がった価格の直後か?
  • 今回のようにバブルになったところ

でいったん売却されます。

ビットコインのマイナーの方々もできるだけ高く売りたいからです。

その際、大きく価格を下げ、かなり停滞する期間を調整期とよんだりすることがあります。

今回の暴落も調整期と言われたりします。

調整期にあまり下がらないのはアメリカの機関投資家が参入しているから


ですが、まだそんなに下がらなかったり、下げ幅もいつものようでないのは、やはりアメリカの機関投資家の参入が多いからです。

つまり、今ではマイナーの売り圧力よりも機関投資家の買い圧力の方が優勢だからだと思います。

  • 売った反面、買い手が現れない場合、価格はさがります。

逆に、

  • 売った反面、買い手の方が多い場合は価格は下がるどころか?上がってしまうのです。

世界中で中央銀行が貨幣を発行して貨幣供給量が上がっているとき、日本円で持ち続けるのもドルで持ち続けるのも至難のわざです。

以前、レバノンが新型コロナの影響でデフォルトした話をお伝えしました。


それによりレバノン通貨の価値は70%も下落し、中央銀行が燃やされてしまいました。


つまり、レバノンであれば

  • 100万円預けていた預金が、
  • デフォルトにより30万円になってしまった

のです。

その状況を当事者意識で考えるとき、

  • 日本円の100万円も30万円になりかねないし、
  • 米ドルの1万ドルも3000ドルになりかねない

ワケなのです。

だからこそアメリカの機関投資家は年金マネーもビットコインへ預け始めましたし、安全資産として投資を開始しております。


日本にいたってはいまだにグリフは年金マネーを日経平均に投じているのできわめて危険な状態であると案じております。


ビットコインには価値の源泉がありません。

価値の源泉は人々が価値と認めるときそれが源泉になってゆく


ですが、人びとが価値を認め始めるとき、それが価値となることに気がついておりません。

ゴールドには価値があります。

ですが、それは世界中でゴールドには価値があると言う共通認識によるものであったりします。

ゴールドの使い道は何回も再利用できたり、やわらかいというのも特性ですが、それ自体が高価なのではなく、それを価値として認める点が価値の源泉であるところです。

硬度で言えばプラチナの方が高いですし、ダイヤモンドの方が高いのです。

ですが、不思議と価値基準はゴールドを中心に回っているので、それが価値の源泉になります。

ビットコインもそうだとすれば、ビットコインがゴールドであるし、ビットコインを基準にして仮想通貨の価値がはかられる時代がくると思っています。

それが本来のゴールドの役割であるし、価値の源泉であり、価値の基準であると言うことなのです。

ゴールドもおそらくは初めから価値のあったものではなく、使われるうちに流通するうちに自然と共通して使われるようになり、価値のものさしとして利用されるようになったからです。

誰も初めから価値の源泉って言ってる人はいなかったと思います。

そうやって新しい価値基準が誕生しますし、新たな時代へうつってゆくのだと思います。