ビットコインが年末に1000万円? 中国発の債務危機が迫っているのに?!


ビットコインが上がっています。


それについては、

  • 年末に1000万円!

と叫んでいる投資家の熱意すら感じます。

ですが、一方では中国の恒大集団のように多額の債務を抱え、

債務危機におちいっている企業も散見されます。


中国はご存知のように社会主義の国なので、

  • 負債や不動産でも返済できなくなれば没収されてしまいます。

それは

  • さまざまな富を国家が所有している

からなのです。

もし、倒産の危機となれば

このような没収された資産へ投資していた方々に甚大な被害

が及ぶことになります。

そこで、本日は、

  • ビットコインが年末に1000万円!になる

可能性について、考察を深めてまいりたいと思います。

TREZOR

新型コロナで経済が停滞すると富を産んでいない


お金は経済活動によって生まれてゆきます。

そのことを富の創造と言ったりします。

マルクス 資本論 1 (岩波文庫)
向坂 逸郎
岩波書店
2017-11-16


2021-09-16 富の創造

今、

  • 80円の商品を100円で販売するとき、

  • 20円得をする

ことがご理解いただけると思います。

この

  • 20円こそが富であり、

  • 2個販売すれば、

  • 40円となり、

  • 10個販売すれば、

  • 200円になる

ことがご理解いただけると思います。

世界の経済も規模を変え、金額を変え、

このように経済活動をおこない、

富を創造し、

富を蓄積しています。

ところが、新型コロナの影響で経済が停滞すると、

この

  • 80円の商品は相変わらず80円のままで、

  • 1個も売れない状態が続きます。

すると、

  • 20円どころか?

その他の生産にかかる費用や人件費ばかりの支払いに追われることが想像できると思います。

そして、そのために企業が資金繰りに困り、

債務危機におちいって倒産してゆくのだとしたら、

  • ビットコインは年末に1000万円!になるのでしょうか?

もちろん、

金といったコモディティも値上がりもしていますし、

人件費も値上がりしています。

ですが、それは経済が回っていて、富を生み出している前提のはずだからです。

もし、経済が停滞していて富を生み出していなければ、

富は増えていないので、

お金は減っている計算

が成り立ちます。

信用創造で刷られたお金は返せなくなることによって破綻してゆく 社会主義では没収されて終わり


つまり、経済が回っていた時と比較して、

  • 貧しくなっている

ということなのです。

信用創造図解

信用創造で1000万円を貸し出す際、

  • 銀行に預けられた1000万円の貯金から
  • 貸し出す1000万円が生まれます。

そして、

  • その1000万円は戻ってくるので、
  • 2000万円になっている

ことに気がつかれると思います。

ですが、中国の恒大集団のように債務危機におちいり、

この債務が返済できない場合、

  • 1000万円が2000万円になることができずに、

  • 1000万円のままか?

  • 1000万円より減らしてしまうことに気がつかれると思います。

そして、なによりも怖いのは、

この期間、みんな営業していたので、

人件費や営業経費はかかっているので、

  • 1000万円では足りなくなってしまう点です。

  • 2000万円にならないと、みんな困ることが想像できると思います。

以上の理由から、

たとえビットコインであっても、

  • 年末に1000万円!になることはきわめて困難

であることが想像できます。

ビットコインのことなので、もしかしたら勢いで、

  • 1000万円!になる

可能性がゼロではありません。

ですが、それは今の金額からでは2倍ですので、

このわずか2倍のために、

  • 足元の大きなリスクをあなたは取りますか?

という警告になります。

投資は常にリスクを取ります。

そのリスクが低くて、

メリットの方が高い場合に投資されます。

リスクの方が大きくなる場合は、

いくらビットコインと言えども資金は回収され、

違う物に投資されるからです。

そして、一番肝心なのは、

  • 手元には現金(キャッシュ)が必要である点

です。

株や債券も紙切れになれば、それは富が紙切れになるときなので、

  • ビットコインからも資金が抜けてゆくとき

だと思われます。

投資を開始した金額や、高く買ってしまった金額からどんどん資金が抜けてゆく

と言うことができます。