銀買取価格20210514

トルコリラのように通貨安に見舞われるとインフレになって物が買えなくなってしまう


日本円が1ドル115円に値下がりしたとき、

その背後ではトルコのトルコリラが

  • 年初から30%も下落し、
  • 8.5円になってしまいました。


通貨安になったからです。

これはドルと関連していて、

ドルが相対的に上がったことにより、

トルコリラの価値が低下し、

トルコリラで買える物が少なくなってしまったことに起因しています。


そこで本日は、

  • トルコリラの通貨安に見られる、
  • インフレとの関係

について考察をくわえてまいりたいと思います。

通貨安に見舞われると通貨の購買力が落ち、国際的な仕入れ競争に負けてしまう理由


日本円でも、

  • 1ドル115円の場合と、
  • 1ドル100円の場合では、
  • 1ドル当たり15円の誤差が生じてしまいます。

つまり、

  • 10ドルであれば150円
  • 100ドルであれば1500円
  • 1000ドルであれば15000円

の誤差が生じてしまうと言うことです。

石油やガソリンの値上がりも、

石油やガソリンに投資されている側面も指摘できますが、

何よりも通貨の購買力により、

  • 石油やガソリンの購買力

も変わってくることに気がつかれると思います。

つまり、通貨の価値が低くなり、

購買力が低下すれば、

  • 石油やガソリンの仕入れ競争

にも負けてしまうからです。


トルコリラでも同じことが起こっていて、

  • トルコ以外から仕入れている海外製品は高くて買えない

事態が発生しています。

それは輸入する際や買い付けに行く際、

ドルで支払いをおこなっているものすべてが、

  • 入手困難

になってくるからです。

トルコ内の商品であれば、

自国通貨なので、いくら安くなっても、
自国通貨同士で影響を受けないのですが、

支払いが他国通貨になると、

通貨安の影響を受けて入手が困難になってしまいます。

そして、新型コロナ禍では世界中でお金を刷り過ぎたことにより、

物価が上がっている話はこちらでしました。


お金の方を増やしているので、

  • 欲しい人が増え、

それにより、

  • 物の方が足りなくなってしまった

からです。

ここで通貨安がくわわります。

つまり、ただでさえ、

物の奪い合いで物の方が足りなくなってきているのに、

  • 通貨安により商品の入手が困難になれば、
  • ますます物価が上がっていってしまう点

です。

逆に言えば、

  • 通貨の価値が下がってしまったことにより、
  • 今度は物や商品を持っている人の方が強くなってしまいました。

アメリカや日本でも石油備蓄放出を約束していますが、

当の石油原産国が、

供給をしぼり始めれば国家的な危機に陥ってしまうことに

気がつく人は少ないと思いました。

投資だけが悪いのではなく、

物の供給自体に問題を抱えているからです。

持ちつ持たれつの国際経済が、弱肉強食の食うか?食われるか?に変わる日


お金は物や商品と交換するためのものです。

そのお金で物や商品を買えなくなってしまったとき、

お金を刷っても解決しない問題に直面することになります。

つまり、いくら刷ったところで、

  • 買える物や商品がどんどん少なくなってゆく

からであります。

アメリカでは金利を上げることにより、

投資するのをバカらしくさせ、

ドルの状態で持っておく政策に転じる方向です。

ですが、そのタイミングで、

投資のポジションも変更が生じ、

さまざまに投資された物や商品から、

ドルが抜けてゆくことになります。


そして、大量のドルはあるのですが、

今までドルと取引していた他の通貨も同様に下がってしまい、

今までドルと取り引きしていた国や企業にも影響を及ぼすことになると思います。

そんな中では逆にビットコインの方が安全で、

他の通貨とそんなに密接に関係していないほど、

影響の度合いが少なくなるからです。




経済は他の国や企業と密接に関連して成長したり、停滞したりを繰り返します。

それは成長した国や企業が底上げをしたり、

持ちつ持たれつの関係が築かれているからです。

ですが、他方では、その密接な関係が足手まといとなり、

停滞するときは国や企業もろとも崩壊の危機に立たされてしまいます。

それは

  • 大企業が中小企業を食うように、

国家の単位では、

  • 先進国が途上国を食いものにし始めます。

考えても見れば、

  • お金を刷るという施策自体、
  • 先進国が先導したのに、
  • 被害を受けるのはそんなに刷ってない途上国

というのは理不尽な気もします。

ですが、それが

  • 食いものにする

ということであり、

  • 意識する、
  • しない

にかかわらず、

  • おこなっている結果が、
  • そのような結果になってしまった

からです。

国や企業も無意識にこういったことをするので、

気をつけた方がいいように思いました。

こういった積み重ねが戦争の原因に発展してしまうからです。

ハイパーインフレの悪夢
アダム ファーガソン
新潮社
2011-05-25