銀買取価格20210514

物価が上がったとは言うが、お金の価値が下がっていると言わない不思議


物価が上がったという声はよく耳にします。


石油価格の高騰やガソリン価格の高騰からこのような表現がなされるのだと思うのですが、

逆に、

  • お金の価値が下がっている

という声を耳にする機会はまったくありません。

もとより政府はお金を刷ったり配ったりしているのに、

  • お金の価値について言及する人が少ない

ので、本日はこの

  • お金の価値が減っている視点

について考察を深めてまいりたいと思います。

物価が高騰しているという表現は、お金の価値が暴落しているのと同じ表現


世界中でインフレ懸念が高まっているのは、

  • お金を刷り過ぎた

からです。

  • お金を刷り過ぎた

ことにより、

  • 欲しい人が増え、
  • 欲しい物の方が足りなく

なっているからです。

それについてはこちらに詳しく書きました。


たとえば

  • 100円の硬貨があり、
  • 100円のコーラと交換が可能なとき、
  • 100円の硬貨と100円のコーラが等価で交換されます。

今、ここで100円を配れば、

100円のコーラが奪い合いとなるため、

  • 今まであった100円+配られた100円=200円

になるのが正解だからです。

つまり、お金を100円配った分、

配れた値段分

上がる計算になります。

  • 上げないのだとしたら、
  • 生産量をちょうど2倍にする必要がある

からです。

逆の視点から眺めれば、

  • お金の価値が100円分下がった

ことに気がつかれると思います。

つまり、

今まで100円で買えていたコーラが、

200円で等価に交換できる価値になったため、

お金の価値は100円減った

と考えるのが価値学説の考え方です。



経済の原点が物々交換であったので、

物を交換できる力が弱まれば、

お金の価値は下落している

と考えられます。

ビットコインが上がっているのも、

ビットコインには限りがあり、

流通量に決まりがあります。

つまり、有限です。

有限な物に対して、

無限にお金を刷ったとしても、

物の方に限りがあれば、

お金の価値だけ下落させていることに気がつけない人が多いと思いました。

お金は無限に配れるが、物は生産されないと尽きる有限な商品 配れば配るほど買える物がなくなってゆく


つまり、冒頭のコーラも生産されなければ無くなってしまうワケですし、

生産をするためには、

工場を使用したり、

労働者を使用したり、

物流業者を使用したり

します。

  • 少しの間、想像して見てください。

コーラの工場がどんどん潰れてゆき、

最後の100本、

10本、

1本になるときも、

相変わらず100円でありつづけるか?

ということを…。

新型コロナの影響で、働くことがリスクになるとき、

外出の自粛もそうですが、

必要以上に働かない選択

をする人も増えてきたことを忘れているか?

のようです。

つまり、いつ死ぬか?わからないので、

長いスパンで考える人が減っていて、

かつ、流行する地域や、

行動制限される地域や、

仕事を制限される地域によって人が移動し始めている

からです。

こと新型コロナ対策を考えるとき、

すでにそこに住んでいる高齢の比較的リスクの高い人たちのための政治をおこなっていて、

実際に仕事を求めて流動している人材については、

  • 見て見ないフリをしているか?

のような印象だからです。

その国の政策や、

政策に対する認識の違いから、

多くの人たちが自分の価値観と合致する国へ移住したり、

仕事を求めて移動しているのが現在だからです。

そして、足元では物価が高騰しているのですが、

それは今までお金を配り過ぎたツケであり、

  • 物価の高騰は、
  • お金の価値の下落

だと考えられない人が多いように思いました。

逆に言えば

  • お金の価値は下落しているので、
  • その下落した状態のまま配りつづけてもいいものか?

国民を含め、確認するのが手続きであるような気がしています。


【質問の確認】貨幣改鋳を行った際に、金の含有量を減らした質の劣る貨幣が世に出回ると物価高騰が起きるのはなぜですか?

【解説】
貨幣の価値<物価(モノの価値)の状態になるからです。

貨幣の流通と物価の関係は一般的に次のような動きを見せます。

*流通する貨幣の量が増えると貨幣の価値が下がり、相対的にモノの価値が上がって(高価でも買うから)物価が高騰する(インフレーション)。

*流通する貨幣の量が減ると貨幣の価値が上がり、相対的にモノの価値が下がり(たくさんあっても売れないから)物価が下落する(デフレーション)。

お金を配りつづけるかぎり、

このお金の価値の下落はやまないので、

どんどん物価は高騰してゆきます。

それはお金の価値が下落しているので、

相対的に物価が上がっていくように見えるだけです。

  • 物価の方だけに焦点を当てれば、
  • 物価が上がったように見えます。

ですが、事実は反対側で、

  • 物価が上がったように見えるのは、
  • お金の価値が下落している

からです。

なので、もしたくさん配りつづけたとしても、

  • 徐々に買える物が少なくなってゆき、
  • やがて買えなくなることに気がつきます。

そして、逆に言えば、日本が一番よくお金を配っているので、

日本円の価値は激しく下落しています。


それはドルに対しても言えるので、

ドルで支払う物はもっともっと買えなくなるおそれがあるので、

その事実には気がついた方がいいように思いました。

ハイパーインフレの悪夢
アダム ファーガソン
新潮社
2011-05-25