2021-06-10 ブケレ ツイッター

ビットコインが法定通貨として認められたことのみで歴史的な日


エルサルバドルでビットコインが法定通貨となりました。


そのことによりビットコイン界隈は

  • 歴史的な日が刻まれた!

とお祝いムードなのですが、

  • 安心してください。

それは他国のことなので、

  • 他人事だから、

  • おめでたい!

とよろこんでいるのだと思います。

当ブログでは、

  • 通貨は国家の主要な権利であり、

  • ビットコインがその権限を脅かす

ことの重要性を再三指摘してまいりました。

本日はこのエルサルバドルでビットコインが法定通貨として認められたことを他人事として

  • よろこんでいいものか?

  • どうか?

考えるきっかけを作りたいと思います。

ビットコインが30%下落すれば時給も30%下落する仕組み 当然、半額になれば時給も半額になる


ビットコインが法定通貨となったということは、

  • 時給700円で働いた場合、
  • 700円分のビットコインでもらう

ことになります。

てすが、ビットコインは非常にボラリティ(値動き)の激しい通貨です。

価格が安定しているときは、

  • そのまま700円で他の商品と交換できますが、

それが30%下落すれば

  • 490円の商品としか交換できず、

50%下落すれば、

  • 350円の商品としか交換できない

ことに気がつかれると思います。

時給700円で10時間働いて、

  • 7000円になったとしても、

30%下落すれば、

  • 4900円になり、

50%下落すればら

  • 3500円になってしまう

のです。

これは収入の方なので、

かりに借金やローンがあれば、

逆の値動きをすることになります。

たとえば、あなたが貯金をしていたとして、

それが日々のビットコイン価格から影響を受けますし、

上がってゆく前提ならば素晴らしいのですが、

下がってゆく前提であれば綱渡りの日常と化してしまうことが理解されると思います。


国家の命運を賭けた投機的ギャンブルを国民も支持してしまった?ビットコインが暴落すると国が滅びる


当然この仕組みは他の国家のお偉いさん方は知っているので、

  • エルサルバドルが困るように、

  • ビットコインの価格を暴落させるような発言なり、

  • 取り締まりの強化をすると思うのです。

そして、今はビットコインが法定通貨として誕生し、

人びとはノリ気なのですが、

  • 毎日の暴落や、
  • 働けど働けどなお暮らしは楽にならず、

かつ、

  • むしろ貧しくなる日常に嫌気がさせば、
  • 法定通貨にした流れさえも否定されかねません。



もちろん、

銀行口座や、

クレジットカードがなくても使える利便性はあります。

そして、スマホで持てるので、盗難の心配もありません。

ですが、

  • なぜ国家がビットコインにノリ気でないのか?

と言えば、このボラリティ(値動き)の激しさにあるのであって、

  • エルサルバドルの国民はそのことを知っているのか?

という問題でもあったりします。

ビットコインは愛しているけどエルサルバドルはどうなってもかまわない人たち


そして、一番の問題は、

そのことを知りつつも、

他の国の他人事の出来事だから、

  • 歴史的な日として刻まれた!

と発言する人たちでもあります。

もし彼らが、日々の仕事場で稼いだ給料が、

  • 明日30%になったり、
  • 明後日50%になったりしたとき、

それでも

  • 歴史的な日として刻まれるのか?

確認してみたい事柄でもあります。

これはマイケル・セイラーの買い増しと一緒で、

強い信念と男気は理解できるのですが、

  • 今やらなくてもいいだろう?

という事柄に入るのだと思います。


ビットコイナーの人たちも、

法定通貨になることを望んでいました。

しかし、それは同時に、

  • 今ではない

こともわかっているはずなのです。

いつやるか? 今でしょ!
林 修
宝島社
2012-03-10


だって、まだ年末には10万ドルって言う人たちと、

200万円になる可能性も指摘されているのですから…。


それはボラリティ(値動き)が激しい証拠で、

そういう通貨は法定通貨には向きません。

2021-06-09 エルサルバドル ロイター

確かに法定通貨になることは理念であり、

よろこばしいことなのですが、

  • それは今じゃない

のです。

それは東京オリンピックと同じで、

開催は理念であり、よろこばしいことなのですが、

  • それは今じゃない

感覚と似ているのだと思います。

人間は実現を望んでいたものが、

目の前で実現されるとき、

さまざまな問題を深く考えないで、

  • 実現された事実にのみ

よろこんでしまいます。

ですが、

エルサルバドル国民に思いを馳せるとき、

それはあまり

よろこばしいことではない

ような気もするのです。

だって、働いて稼いだ給料が、

明日30%オフになるかも知れませんし、

半額になってしまうかも知れないからです。

まるで毎日ルーレットを回している感覚なのだと思います。