ビットコインがバブルだと言う人たちは勉強不足
ビットコインが400万円を突破しました。
そのことによりビットコインがバブルだと言う人たちもいて、それは単純に物を知らないことを露呈していることだと思いました。
- ビットコインはバブルではない【オピニオン】
- https://www.coindeskjapan.com/95684/
今ならばこのサイトで大口の所有者を検索することができます。
- Bitcoin Treasuries
- https://bitcointreasuries.org/
この上位に位置するMicroStrategy(マイクロステラジー)とGrayscale Bitcoin Trust(グレイスケール)がアメリカの大口の所有者で、ビットコイン相場の今後を占っています。
本日は、この2つの大口の所有者について簡単に説明を加えてまいります。
MicroStrategy(マイクロステラジー)について
MicroStrategy(マイクロステラジー)はアメリカのモバイルソフトウェアやクラウドサービスの会社です。
- MicroStrategy(マイクロステラジー)
- https://www.microstrategy.com/ja/company
Bitcoin Treasuriesを見る限りではすでに70,784 BTCを所有しております。
今回の相次ぐ下落でもいち早く追加で購入し、ビットコインを買い集めているさまを観察することができます。
- MicroStrategy社、10億円相当のビットコインを追加購入
- https://coinpost.jp/?p=215201
そして見逃してはならないのはその背後で、かの有名なモルガンスタンレーがマイクロステラジーの株を取得している点なのです。
- 米モルガンスタンレー、ビットコイン保有のMicroStrategy社の株式10%取得
- https://coinpost.jp/?p=211964
これはどういうことをあらわしているのかと言うと、
- モルガンスタンレーはマイクロステラジーを応援している
ことを意味しております。
つまり、モルガンスタンレーはマイクロステラジーが儲かると思って株を買い、投資をしているのです。
こういう表現を一般に、
- ポジションをとる
と表現します。
アメリカでこういったポジションをとる人が増えていると言うことはもうバブルでも何でもなく、単純な投資です。
つまり、ビットコインを買い集める人が増えていますし、それを応援する投資家もいるという点なのです。
- JPモルガンCEOのビットコインは詐欺だ!発言
- https://www.onechan1977.com/bitcoin/JPMorganCEO-say
MicroStrategy(マイクロステラジー)はアメリカのモバイルソフトウェアやクラウドサービスの会社なので自社が展開するサービスで使用していくか?決済手段として使用するか?はさだかではないですが、どちらにしてもそれが使用されるか?やがて使用されるであろうから価値が上がってゆく前提で買い集めていると推測することができます。
Grayscale Bitcoin Trust(グレイスケール)について
もう一つの大口の所有者はGrayscale Bitcoin Trust(グレイスケール)という暗号資産への投資信託を手がける投資ファンドです。
Bitcoin Treasuriesを見る限りではすでに616,558 BTCを所有しております。
この投資信託の参入はきわめて影響が大きいと見ています。
というのもさまざまな投資家や機関投資家が年金やお金を運用していくのに利用する会社だからです。
つまり、日本においてはグリフという年金の運用財団が日経平均にお金をツッコんでいるのに対して、アメリカではグレイスケールのように仮想通貨(暗号資産)へ投資する機運の方が高まってきたからです。
- BTCファンドのグレイスケール、1月に7億ドルを積み増し──CEOがツイッターで
- https://www.coindeskjapan.com/95679/
そして、逆に言えば、このグレイスケールが投資信託で手がける銘柄は今後伸びる銘柄であるので買っておいても大きな間違いをおかさなくてよくなるのです。
- 北米のファンド、リップルを売却──ビットワイズに続きグレイスケールも
- https://news.yahoo.co.jp/articles/62c394e5eafc258ff9bf9b9ba84f0a1b30f81e72
グレイスケール・インベストメンツは1月5日、グレイスケール・デジタル・ラージキャップ・ファンド(Grayscale Digital Large Cap Fund)のリップルのポジションを清算すると発表。
同ファンドは今後、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)で組成されることになる。
さすがにグレイスケールもリップルは手ばなしております。
- まさにお目が高いっ!
- 仮想通貨のリップルはブロックチェーンではないのでやがて紙切れになる理由
- https://www.onechan1977.com/bitcoin/dont-ripple
- リップルが次々と海外の取引所で上場廃止に追い込まれている話
- https://www.onechan1977.com/ripple/delisting
2017年の仮想通貨バブルと違うワケ
2017年の仮想通貨バブルはいわば日本で起こり、日本の素人個人投資家がワケもわからずに買い集めた時代でした。
そしてそれはICOバブルと言われるように、新しいコインが出るたびにそのコインの将来を期待し、バブルとなりました。
- ICO とは、イニシャル・コイン・オファリング(英: Initial Coin offering )の略称
- https://bitflyer.com/ja-jp/glossary/ico
ところが2021年になり、さまざまなサービスや問題も出尽くした今となってはやはりビットコインが一番安全だし、妥当な選択肢として、グレイスケールのようにイーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)が選択されたりしています。
それらにももちろん一長一短があって、伸びしろもおのおの違いますが、機関投資家の人がお金を投資する以上はまだまだ伸びる銘柄であり、お買い得という判定なのです。
ビットコインの将来の金額を期待する人はビットコインを購入した方が正解です。
イーサリアムにも可能性はありますが、問題もあったりします。
投資は自己責任です。
ですが、このアメリカの大口の所有者は無視できない存在にまで高まってきているので今、ビットコインがバブルという人たちの発言は当たらないということをここに記しておきます。
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