まったくの期待値でV字回復する株価


株価がV字回復しています。

それ自体は実体経済と乖離してますが、その一方で儲けている投資家の方もいると思います。

ですが、経済は停滞していて実体経済からは乖離しているので売り時と言いますか、利益確定をしておかないとのちのち大変なことになると思って観察しています。

株のことをよく理解していませんし、経済のこともロクに理解していないのでこういった現象が起こるのだと思いますが、実体経済が停止していて株だけが回復するということは本来、成り立ちません。

含み益だけでは油断できない


株価が割安だからとか、元に戻るという正常性バイアスで買い増ししているのだと思いますが、株価はあるとき急に暴落する場合があります。

それが世界恐慌だったり、リーマンショックだったりしています。

企業の業績は株価の時価総額からも算定されたりしますが、経済活動が停止していると時価総額のみ上がっているだけだと思います。

デキの悪い息子へ投資している


これはデキの悪い息子に投資するのと一緒で、学校が終わってからの習い事や塾なんかに通わせますが、中学校で不登校になるのに似ています。

親は息子に期待しますし、期待値だけは高いのですが、息子はすっかり疲れてしまって学校へも行かなくなってしまったら本末転倒です。

それと同じことが起きていて、企業もコロナの影響で疲弊していますが、株価だけ上がっていて期待されていて、でも実際、売上や利益が取れない問題を抱えていると思います。

ですが、企業は倒産していませんし、営業は継続されていたり、さまざまな道を模索されていると思います。

んで、この株への投資の額は企業への投資の額と一緒なので、企業はこのお金を元手に営業活動をすることになります。

先の不登校の息子が学校へ行かなくなりましたが、習い事や塾もそのままにしている状態です。やがて戻ってきてくれることを期待して…。

と、いう感じなのです。

もはや、期待しかない


たとえば、この不登校の息子が学校へ行き始めたので習い事や塾にお金を出す気持ちは理解できます。

ですが、まだ学校へ行かず、ウチでくすぶっている状態で習い事や塾にお金を投資する気持ちが全然理解できないのです。

それと株は違うという批判もあるかも知れませんが、まったくの期待値という意味では適切なたとえだと思います。

投資するも投資しないもするのは勝手です。

ですが、お金の流れを考えるとき、経済活動が停止していて実体経済が止まっている場合、企業はお金を回収できていない事実があります。

ですが、企業へ期待してお金を出す人は多いし、それにより株価はV字回復しました。

先の不登校の息子のたとえであれば、習い事や塾の他、お小遣いを追加で投資するようや話になると思います。

息子であればかわいいですし、回収できなくてもいいと思います。

ですが、投資であれば利益を期待して買っているので、お金の流れが止まっている以上、ある程度の危険は予知しておいた方がいいのか?と思います。

新型コロナの影響で、不足分のお金はもちろん使われます。

株価が高くなった分、企業は使えるお金の金額が増えるのです。

そのせいか、今は国家的にMMT理論みたいな施策が世界中で行われております。

アメリカや日本が投資家を騙す為にとは言いたくないですが、結局、企業が得をしていますし、投資家の方は今は喜んでますが、それがずっと続くワケではないような気がしているのです。

以上、新型コロナでの株価のV字回復と背後でのお金の動きの話でした。

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