割安な株価にダマされるバカな素人投資家


新型コロナショックの影響で株価が下落してから、素人投資家が株を始めた模様です。

んで、新型コロナショックは深刻な経済危機をもたらすと言われていて、日銀もETFで日本企業の株を買い増ししましたし、アメリカのFRBも企業の債権を購入して、企業の支援に乗り出しています。

ところが投資の神様と言われているウォーレン・バフェットも航空会社の株を売却しましたし、銀行の株も売却したりしているのです。




んで、5月は決算月なので各企業の営業利益なんかが発表されたのですが、トヨタでさえ8割減なのです。



んで、これ株を購入している人は株価が上がって配当が得られることを期待して購入しているのだと思われますが、営業利益がマイナスであれば配当はでないだろうと言う話です。

素人の投資家が多いせいで、株が割安だから買っている人が多いのだと思うのですが、割安だったとしても営業利益を積み重ねていかないと投資したお金が企業に吸われて戻ってくることはないと言う話です。

そもそも営業利益が出ないと株を買う意味がない


株の原理もなんですが、株を買うことによって企業にお金を預けている状態なので、企業はこの株に投入された資金から営業活動を行なう仕組みです。

なので、営業利益が80%減ということは、いつもよりも8割減ったということを意味していて、これよりまた生産活動を開始しますが、その分、目減りする感じになります。

多分、日銀なんかがETFで株を買い増ししているから数字上、事態の深刻さに気づかないのだと思いますが、たとえばトヨタに投資したお金は目減りしていて、もし株価に変化がないのだとするとそれは日銀が補填している感じになるのだと思います。



営業利益が回復して、この8割減分の補いにもあまりがあってまた回復するのであればいいのですが、この8割減からさらに減っていったり、回復には程遠いとなると、その分、株から得た資金は減っていっているのです。

もうあの頃には戻れない


レナウンも民事再生手続きに入りましたが、企業もバタバタ倒産しておりますし、倒産した企業は戻りません。


そのために世界中では財政出動を行ない、国民にお金を配布して可能な限り使ってもらうことにより経済を回していこうと頑張っています。

ですが、日本の場合はいまだに現金の配布すら充分でなく、多分、経済の意味をよく理解していないのだと思いました。

お金がないということはお金は使われませんし、何を生産したり、販売したりしたとしてもそれは買われないだろうという単純な経済学です。

もしかしたら、お金を持っている人が貯金を切り崩して買うことを期待しているのかも知れませんが、先行きも不透明な場合、大して安くもなければ買われないだろうと思います。

ましてや、新型コロナウィルスのせいで世界は変わると言われていて、自動車とか、洋服とか、いろんな商品も、三密を避けたり、リモートワークが主流となる中で売れる感じはしないと思われるのですが、それでも企業に何かを期待して買い続けるのでしょうか?



株は割安かも知れませんが、営業利益が出てないと単純に株価が下落しているだけで、その通りの評価になっていることを意味しています。

株価もなんですが、営業利益が高いときと低いときがあって、単純に割安だったとしても営業利益が低ければそれは新型コロナでの狼狽売りというよりは単純に企業の業績が落ちたことによる下落と考えるべきです。

日本人は変わらないことを志向するせいか、また前に戻るものと思っているみたいなのですが、世界は変わるし、二度と戻れない不可逆的な世界があることを知らなかったりします。

事故でも手術でもそうですが、あのときに戻りたくても戻れない理不尽というものがあって、それが今回の新型コロナウィルスという病であると思っています。

以上、日経平均が2万円台なのをだれもおかしいと思わない謎な話でした。

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