
嫉妬やストレスといった問題を正しく理解することによって心の問題を軽くする
新型コロナの影響で仕事を失って自殺してしまう人もいます。
- 新型コロナ禍で急増する女性、若者の自殺。ライフリンク清水さんが説く「自殺は個人ではなく社会の問題」
新型コロナの感染症から身を守ることも重要なのですが、
我々は、
- お金を稼いで生活をしなければいけない社会で暮らしている
ので、そのケアをしない人たちは政治家や医者であっても、
- 頼りにならない
と言うことができると思います。
そこで本日は考え方の思考実験として、
- 嫉妬やストレスについて理解を深め、
- できるだけ自殺をしない考え方
について考察をおこなってまいります。
嫉妬について真面目に考えた哲学者 ニーチェ
嫉妬について真面目に考えた学者として、
- ニーチェ
があげられると思います。
ニーチェはルサンチマンという言葉で嫉妬を表現し、
- 弱者が強者に抱く嫉妬
を考察しました。
それは、
- 女性が男性に、
- 被支配者が支配者に、
- 労働者が経営者に
抱く負の感情で、
それらが原動力となって
- 嫌がらせや誹謗中傷をおこなう
と言う人間の本質的な心理や原理を説明しています。
よく、
- 嫌がらせはよくない、
や、
- 誹謗・中傷はやめましょう!
というアナウンスがあるのですが、
答えは逆で、
- 嫌がらせをする環境や、
- 誹謗・中傷がおこる環境
を改善しないかぎり、止むことがないということはお分かりいただけることと思います。
- STOP(ストップ)!オレオレ詐欺や差別に見られる悪いことを禁止でやめさせようとする大人たちについて考えたこと
それは人間にそういった感情が本質的に備わっているからであり、
- 起こる
と言うことは、
- 起こらない
環境を作る以外、改善の方法がないからです。
- 頭の中の『思い』が環境から受ける影響について考えたこと
このことに無自覚な政治家やお医者さんが多いので、
もしかしたら、哲学者の方が理解しているような気がします。
- ダメ!
や、
- やめましょう!
と言うのはある程度、その立場にいる人であれば誰でも思うし、
誰でも言えることだからです。
般若のお面は嫉妬に狂って鬼と化す女性の肖像

日本には般若のお面がありますが、
般若のお面は
- 嫉妬に狂って鬼と化す女性
の顔を掘ったお面と言われております。
だとすれば歴史的に、
- 嫉妬に狂って鬼と化す女性
の姿は散見された歴史があるワケであるし、
語り継がれてきた歴史があるので、
そういった歴史的な文化は継承した方がいいように思うのです。
- 人間の欲求や衝動のタブーへ迫ったジークムント・フロイトの心理学
ニーチェもフロイトもそうですが、
そういった歴史的な、文化的な物から
- 人間の感情や心理
を研究しました。
それはそれが作られたり、
語り継がれたりするのは、
それなりの理由があるからなのです。
それを受ける感情や、
それを受ける心理がない限り、
そういったものは語り継がれないからなのです。
- 不景気や社会不安になると人が踊る理由
人間は本来、ダメで弱い人間である場合が多い 強い人はたまたま環境に恵まれているだけ
ネットやSNSでも誹謗・中傷が起こったりしているワケですが、
どちらかと言えば、
- 誹謗・中傷をおこなう本人よりも、
- 誹謗・中傷が起こる環境
の方がヤバいのです。
日本は自己責任の国なので、
本人ばかりを捕まえて臭い物にはフタをしてしまうワケなのですが、
本来であれば、
- なぜ誹謗・中傷が起こったのか?
と環境を吟味しない限りは改善に向かうことはないでしょう。
それは、
からです。
- 環境が人間を作る
からです。
- 誹謗・中傷が起こったのであれば、
- 誹謗・中傷を見聞きしたことにより、
- 誹謗・中傷をおこなうようになった
からです。
飛行機を作る際、
空を飛んでいる鳥を参考にするように、
見聞きしたことが無い物は作ることができないからです。
なので、
誹謗・中傷も実際に誰かがはじめにおこなわない限りは、
誹謗・中傷も実際に誰かがはじめにおこなわない限りは、
誰もおこなわないということが理解することができると思います。
こういったことをよく理解していなければ、
- 嫉妬の感情がめばえても、
- 誹謗・中傷をしてしまっても、
- 自分はなんて悪いヤツ
なんだと落ち込んでしまいます。
- DaiGo氏「ホームレスの命はどうでもいい」に批判殺到。支援者は「ヘイトクライムを誘発」と問題視
人間は本来、気に食わないことがあるとよく人の邪魔をする
- ですが、安心してください。
そういった感情は誰にでも起こりうるものであるし、
- 本質的に人間に備わっている感情
であるとニーチェは言っています。
ニーチェ自身、
に悩んでいたり、
- パウル・レーとルー・ザロメの三角関係
に悩んでいたり、
その三角関係を妹のエリーザベトに邪魔されたり、
その後、
パウル・レーとルー・ザロメが同棲を始めて
フラれたかっこうになっちゃいましたし、
パウル・レーとルー・ザロメが同棲を始めて
フラれたかっこうになっちゃいましたし、
そのことで母親や妹のエリーザベトと疎遠になって
イタリアに逃げた経験から来ているのかも知れません。
いずれにしても、
- 人間は何か気にくわないことがあると人の邪魔をしたり、
- 人の邪魔をすることによって争いが起こるし、
そういう感情が備わっているんだから、
少なくともそのことは理解した方がいいように思います。
それは、
だからです。
- 異常でも、悪いことでもなく、
- 人間に備わっている普通の感情
だからです。
ただそれにより、
- 争いが起こるのであれば慎みましょうよ!
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