常識 (1)

新型コロナウィルスは医療費の増大で財政破綻をまねく


新型コロナウィルスにより多くの国々が財政破綻の危機にさらされております。

それは新型コロナウィルスの感染拡大が大きく医療費を圧迫させますし、経済の停止やロックダウンにより多くの人々に生活支援を行わなければならないからです。

なので、政府によってはいかに医療費を抑制するか?という課題と、いかに経済を停止させないか?という二つの相反する課題に直面していることになります。

とは言え、国際経済も止まりませんし、日々の支払いが猶予されるものではなかったりします。

なので、当然、どこかで支払いが滞れば支払いの滞納が起こり、それにより信用不安が高まって財政が破綻するものだと思います。


目下、日本がその有力候補ですので、財政破綻した際に生き残る方法と、財政破綻し、ハイパーインフレになった際はどうなるのか?簡単にシュミレートしたいと思います。

円の価値が無価値となる


財政破綻の特徴は円の価値が無価値になる点です。

これはレバノンでも確認されていて、レバノンの通貨は70%下落しております。


つまり、1.000円であれば300円の価値になったということです。

100万円であれば30万円の価値になったということです。

貯金であればそのような減り方ですが、円の価値が70%下落するのか?無価値になるのか?

いずれにしても今より少なくしか価値がなくなり、今より少なくしか買えなくなってしまいます。

つまり、100万円でビットコインが買えていたことを考えると、30万の価値になれば30万分のビットコインしか買えなくなるのです。

逆にビットコインで1BTC持っていればその価値はそのままなので、円の下落にかかわらず維持できるわけなのです。

同様にドルも金も同じです。


財政破綻はあくまで財政破綻した国の通貨の価値を下落させます。

物価が暴騰するハイパーインフレ


通貨の価値が下落したということは当然、以前より少なくしか物が買えなくなるので物価が上がっていることを意味します。

そして、比較的自国で生産されているものは自国の通貨の価値なので影響を受けませんが、海外から輸入しているものは為替の関係もあり暴騰します。

よく食料自給率に関する懸念もこのためで、自国で生産した食料であればあまりハイパーインフレの影響は受けなくてもよくなります。

ですが、海外から輸入している牛肉や豚肉や果物なんかも当然、手に入らない値段になります。

今までは安いと思って選択していた輸入品が通貨の下落によって逆に高騰してしまいます。

それは食料品のみにかかわらず、iPhoneやパソコンといった海外製品も同じ理由で暴騰します。




ガソリン価格やガス代といった天然エネルギーの高騰


これも盲点になりやすいのですが、電気以外のエネルギーは天然エネルギーが原動力となっているので影響を受けます。

今はガソリンなんかも気軽に入れられますが、財政破綻を起こすと通貨の価値が下落するので当然、海外から輸入しているガソリン価格も暴騰します。

タクシーなんかも高額になりますし、車を利用した産業なんかは崩壊すると思います。

なので、車の利用を前提とする地方から車の利用を必要としない都市へ人の移動が起きます。

車を利用していれば通勤費やガソリン代が出ていると思いますが、当然、かなり高騰するので払えなくなり、支払えば採算がとれないシステムとなって倒産に追い込まれます。

とくに地方では介護や医療の現場で車が利用されておりますが、財政破綻が起こればそれらは維持できなくなり、撤退が起こると思います。

なので、通勤も車を利用しない通勤になりますし、仕事でも車を利用しない仕事に改めはれると思います。

そのためには人が密集する都市で働く必要がありますし、人があまり住んでいない地方では働くのが難しくなります。

ガソリン価格の高騰と同じようにガス代も上がるため、エネルギー政策が見直されると思います。

ガソリン価格は物流業者の収益を圧迫しますし、ガス価格の高騰はガスエネルギーを使用する生産者の収益を圧迫します。

全体として一つの物価が上がれば他の価格も上がるので、全体として商品の価格は上がります。

上げないと維持できないからです。

ガソリン代が上がればタクシーの値段も上がるように、ガス代が上がれば飲食店の値段も当然上がります。パン屋さんのパンの値段も上がるのです。


外貨やビットコインは影響を受けない


一番有効な対策は外貨を持っておくか?外貨を稼ぐ方法であったりします。

円の価値が下落したといとは、円以外の価値は下落していないので、逆にドルで給料をもらっている人たちは通常通りの生活が送れるのです。

円の価値が下落しているので、円で持っていた人たちだけがダメージを受け、円で価格が表現されているもののみ、物価が上がります。

なので、ドルで輸入の牛肉は普通に買えますし、ドルでタクシーも普通に乗れます。

影響を受けるのはあくまで円なのです。

ただ円は価値が下落して新札に置き換わる場合もありますし、新札に置き換わったところで新たに働かないと手にできないので、当然、働いて得ることが前提となります。

治安の悪化と公務や福祉の機能不全


もちろん、年金や生活保護や医療費なんかは出なくなったりするので、自分の体は自分で守らなければいけなくなります。

そして、やはりお金がなくなるので、警察が維持できなかったり、さまざまな公務や福祉でさえも維持できなくなったりするので、犯罪も増えますし、治安は悪化を極めています。

お医者さんの薬ももらえてなくなりますし、お酒も飲めなくなりますし、薬物なんかは売れたりするので、薬物の売買が盛んになったりします。

世界中で大麻合法化の流れがあるのもこういう流れがあって、医療を必要としていても受けられない人たちがいたり、痛みをやわらげたい人たちが多いからです。


保険医療もそうなのですが、薬で治す考え方がなく、薬は痛みや症状を緩和させるものなので、それならば大麻合法化でよいという流れなのです。