乾燥の季節は水分だけでなく油分も補充が必要なワケ
以前、衣類による電荷の話をこちらでしました。
- 元電気工事士が教える 体の電荷と衣類の静電気について
- https://www.onechan1977.com/DIY/bodycharge
静電気が発生しやすい環境は、
- 乾燥した環境
です。
この乾燥は主に湿度だけで考えられがちですが、
実は
- 油といった脂肪酸の存在
も大きいように思います。
肌が乾燥すると、
- ニベアで保湿する
ように、乾燥から肌を守るために油を使用するのは
記憶にあるところであります。
記憶にあるところであります。
そこで本日は、
- なぜ暮らしに油が必要か?
という理由を考察してまいりたいと思います。
ホコリやゴミは静電気のあるところでたまりやすい
パソコンの周りにゴミがたまりやすいのは、
- パソコン周りが熱風で乾燥している
のと、
- 静電気が強い
からです。
ホコリやゴミは静電気のある所へたまりやすく、
だからこそ、
- 乾燥した季節に火事が起こりやすい
のだと考えます。
そして、このホコリやゴミから身を守るために、
- 静電気の発生をおさえたり、
- 油で保湿すればいい
のだと考えます。
衣類は摩擦により電気を発生します。
コットンやレザー 、ウールなどの自然繊維では少ないですが、
ポリエステルやナイロンといった化学繊維になればなるほど、
- 静電気はより多く発生する仕組み
です。
そして、その理由はおそらく、
- ポリエステルやナイロンといった化学繊維には、
- 水分や油が入っていきにくい
からであると思います。
つまり、コットンやレザー 、ウールといった自然繊維には、
- 水分を吸収する力や、
- 油を吸収する力がある
からなのだと思います。
- 湿度が高いときは水分を吸収し、
- 湿度が低いときには水分を放出する力
が少なくともポリエステルやナイロンといった化学繊維よりはある
からなのだと思います。
油は表面を保護し、汚れや静電気を発生しにくくする
レザーメンテナンスに、レザークリームを使用することは一般的です。
レザー をきれいにしてから、油で保湿し、汚れから守るためです。
それをレザーでやればレザーメンテナンスですが、
コットンやウールでやっても
防水効果が得られることはあまり知られていない事柄です。
防水スプレーにもフッ素樹脂やシリコン樹脂が含まれているので、
- 油が防水作用として機能している
ことがご理解いただけると思います。
つまり、
- 乾燥した肌にニベアを塗る
ように、
- 乾燥したレザーやコットンやウールにも油を塗れば、
- より高い保湿効果が見込まれるワケなのです。
環境を考える場合、湿度にはこだわるのに油分にはこだわらない不思議
保湿クリームでソンバーユが人気です。
保湿成分にもワセリンやグリセリンもあるのですが、
- 油の成分も自然からとった油であることが重要である
気がします。
それは自然の成分であるほど、
- 以前から存在していた物質
だからです。
自然界にあるものであれば、
使用したとしても他の物質へ影響を与えない
のでオススメしております。
ソンバーユは馬からとった油です。
肌に塗ればハンドクリームや保湿クリームとして使用でき、
レザーに塗ればレザーメンテナンスクリームとして使用できる
のでオススメです。
私はたまにデニムにも塗りますが、
- デニムに塗ると少し色が濃くなる
ことが実感できると思います。
油はベタベタしていて、
塗ると他の作業がしづらくなりますが、
塗ると他の作業がしづらくなりますが、
そのベタベタした分を衣類などにこすりつけてゆけば、
適当に油分が補充できる環境
になると思います。
こうすれば、
- 外気に触れれば水分を吸収・放出し、
- 油も吸収・放出する環境
が整います。
- 衣類に汚れもつきにくい
ですし、
- 防水効果も得られます。
おまけに乾燥や静電気からも身を守れるのでオススメです。
それは油が静電気をおさえて、乾燥もおさえるからです。
静電気がおさえられて、
乾燥もおさまれば、
汚れがつきにくくなる
からだと思います。
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