石油価格の値上がりは火力発電に依存する日本にとって停電のピンチ
石油価格が値上がりしています。
- 原油高騰、米が日中などに石油備蓄の放出を要請…日本政府は慎重に検討へ
- https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211118-OYT1T50142/
日本は電力を火力発電に依存している話はこちらでしました。
- 元電気工事士が教える COP21の閉幕と「化石賞」を受賞した日本の話
- https://www.onechan1977.com/diy/fossil
その火力発電は石炭や石油で燃焼されているので、
当然、石油価格の値上がりは
電力へも影響してくるものと思われます。
昨年は記録的な大雪のため、停電したことは記憶に新しいと思います。
- 元電気工事士が教える 寒波と大風雪の到来で大規模な停電が直撃した秋田に住んでいて気がついた話
- https://www.onechan1977.com/DIY/great-windandsnow
今年はそれよりも電力の回復は期待できないと思いますので、
だったら自分で防衛しようと思い、
本日は
モバイルバッテリーや車のバッテリーをつないで、
コンセントを作る方法をお伝えいたします。
モバイルバッテリーや車のバッテリーをつないで、
コンセントを作る方法をお伝えいたします。
- モバイルバッテリー
- カーインバーター コンバーター
- シガーライターソケット USBポートのメス
です。
Anker
LST
最後のUSBポートのメスはモバイルバッテリーの出力端子に合わせればよいので、
CポートであればCポートを使用してください。
Saiteng
- 車のバッテリーはDCです。
- 一方の家庭用コンセントはACです。
ここでDCとACの違いについて若干の説明をくわえます。
DCはDirect Current(ダイレクト・カレント)で、
電圧と電流が一定で変わらない電源です。
電圧と電流が一定で変わらない電源です。
プラスとマイナスがあり、乾電池や車のバッテリーで使用されています。
電圧と電流が一定の方が動力には都合がいいので、
電車などにも利用されています。
一方のACはAlternating Current(オルタナティング・カレント)で、
電圧と電流が交互に波を描くように繰り返し、
プラスとマイナスも交互に入れ替わる電源です。
Alternatingは『交互に』という意味の英語です。
ちなみにコンセントは和製英語で、英語では
outlet『アウトレット』と表現しています。
ACはプラスとマイナスもなく、
電圧や電流も機器によって調整が効くので、
家庭用コンセントで使用されます。
電圧と電流が交互に波を描くように繰り返し、
プラスとマイナスも交互に入れ替わる電源です。
Alternatingは『交互に』という意味の英語です。
ちなみにコンセントは和製英語で、英語では
outlet『アウトレット』と表現しています。
ACはプラスとマイナスもなく、
電圧や電流も機器によって調整が効くので、
家庭用コンセントで使用されます。
- DCは電圧と電流が一定なので、
- コンセントを抜くときに火花が散る確率は増えるのですが、
- ACだと波があるので、
- コンセントを抜くときに火花が出る確率が減ります。
いざ、モバイルバッテリーのコンセント化へ
車のバッテリーはDCですが、
家庭用コンセントはACなので、
家庭用コンセントはACなので、
この電力をDCからACへ変換するためにインバーターを使用します。
まずはモバイルバッテリーをカーチャージャー化するために、
USBポートのメスを利用します。
USBポートのメスを利用します。
これはモバイルバッテリーのACをDC化しています。
そのメスにインバーター側のオスを挿入します。
これで接続が完了です。
接続したタイミングでインバーター側のファンが回り動作音が確認できます。
あとはコンセントにコンセントをつないで、電源をオンにすれば、
モバイルバッテリーのACがインバーター側でDCとなり、
再度コンセント側でACになって、
コンセントが使えるという理屈になります。
本当であれば、
モバイルバッテリーからダイレクトにつなぐコンセントが商用化されていれば楽なのですが、
モバイルバッテリーからダイレクトにつなぐコンセントが商用化されていれば楽なのですが、
現状、そういう商品がないため、この方法をとります。
以前、紹介したお掃除ロボットの充電が起動しました。
- 掃除はお掃除ロボット(ツカモトエイムのロボットクリーナー)がやる話
- https://www.onechan1977.com/DIY/robot
もちろん、災害時にお掃除ロボットを充電するバカはいません。
掃除より他のことに電力を優先的に使ってください。
昨年の課題のWi-Fiは失敗に終わる もう一個ずつ購入する課題を残す結果に…
昨年の冬はWi-Fiが使えなくなったという課題を残しましたので、
その課題解決のためにWi-Fiへも繋いてみました。
注意点としては、
電圧や電流には限度があるので、その使用方法は厳守してください。
- 電圧が高かったり、
- 電流が高すぎると、
- 逆に機器故障の原因となるからです。
その範囲内の電圧や電流であれば、
インバーター側で調整されるので、
使用できます。
もう一個、インバーターとメスを用意すれば、
今年の停電対策はバッチリです。
- カモン! 停電!
そのぐらいの気構えがないと、
災害対策にはなりません。
災害時にあわてる理由
それは災害時には本当にあわててしまうからです。
災害時にあわててしまう理由の多くは、
今回のケースのように、
やってみたけどうまくいかなかったり、
そのことにより、
『何やってんだよっ!』
『大丈夫なのぉ?!』
と罵声や怒号が飛び交う点です。
そう現場は非常にストレスでピリピリするからです。
なので、事前に準備をしておいて守備よく実行するか?
『何やってんだよっ!』
『大丈夫なのぉ?!』
の罵声や怒声を気にしないメンタルと
落ち着いて行動する実行力が問われます。
なぜなら、気にしても気にしなくても、
災害時は
- 手を動かさないと生き残れない
からです。
そして、
- それを忘れてしまうことが一番怖い
ことであると思います。
災害対策をする際は、
- 実際に災害を経験してみて、
- 困ったことを書き出してみると、
- 困ったことの対策は練られます。
前回はWi-Fiが使えないことが相当のストレスだったので、
これでWi-Fiが使えないことはないかと思います。
あとは停電時にそれが確認できるか?
- カモン!停電!
というワケです。
もしかしたら、
光ケーブル自体が無効になるオチがあるかも知れませんが、
そうなったら対策のしようがないので諦めます。
よかったら参考にしてください。
そして必要であったら買って準備をととのえてください。
ただIH調理器や高いワット数を使用するものは
こちらが必要になるので、ご予算に応じて選択してください。
こちらが必要になるので、ご予算に応じて選択してください。
こちらは蓄電池のバッテリーで192000mAhあります。
コンセントもつないで起動できるのでオススメです。
私はそんなに予算がないので、
モバイルバッテリーで合計7万mAhぐらい用意してます。
これでスマホや他の電源は不安なく充電や使用できる計算です。
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