杓子定規がものさしや定規の呪縛から解放される日
物の長さを測ったり、
計測する場合、
ものさしや定規がないと測れない人を見かけます。
- 杓子定規
という言葉があるとおり、
便利な世の中になればなるほど、
単純な物事を忘れてしまうからです。
そこで本日は、
元電気工事士が教える ものさしや定規を使わずに、
元電気工事士が教える ものさしや定規を使わずに、
- 指と手だけで計測する方法
をお伝えしてまいりたいと思います。
毎回測る長さは覚えておくようにっ! つど定規を出せば先輩に怒られる(冷汗
繰り返し使う計測であったり、
なんども使う計測であれば、
ものさしや定規がなくても、
ある程度測れる環境を作る必要があります。
親指は2cmです。
mmでは20mmです。
この数字は電気工事のケーブルの皮膜を剥く際に、
銅線の芯出しの長さとしてたびたび使用されます。
銅線の芯出しの長さとしてたびたび使用されます。
と、言うことは、
わざわざものさしや定規を出さなくても、
親指を当てた箇所を切れば、
- ちょうど2cm=20mm
となります。
もし、1cmであれば、
その半分が1cmです。
0.5cmであれば、
その半分の半分です。
なぜなら、現場でものさしや定規を使おうものなら、
- 何やってるの?!
と言われてしまうからなのであります。
それぐらい、
- ささいな誤差はどうでもよい
からで、
この2cm=20mmも
芯がおさまるのに適切な長さの、
芯がおさまるのに適切な長さの、
- あくまでの目安
だからです。
本質を考えられない人は、
- 2cm
や
- 20mm
に異常なまでのこだわりを見せます。
ですが、現場ではケーブルがおさまればいいので、
- 2cmだろうが、
- 2.1cmだろうが、
- 1.9cmだろうが、
おさまればいいワケです。
作業は早く的確におこなってください。
ちなみに電気工事士の実技試験には制限時間がございます。
ちなみに電気工事士の実技試験には制限時間がございます。
よく使う指のサイズを覚えておけばものさしや定規はいらなくなる
親指のついでに、
自分がよく使う指のサイズを覚えておけば、
これもある程度の計測に使えます。
人差し指は7.5cmですが、
- 第一関節が2.5cm
- 第二関節が2cm
- 第三関節が3cm
の
- 計7.5cm
です。
7.5cmが2倍になれば、
- 15cm
です。
それだけである程度の計測が可能になります。
今までをまとめると、
親指が
- 2cm=20mm
人差し指が、
- 7.5cm=750mm
人差し指の
第一関節が
- 2.5cm=250mm
第二関節が、
- 2cm=20mm
第三関節が
- 3cm=30mm
です。
これらを繰り合わせると身近な物のほとんどは計測可能であると思います。
ちなみにこれらは私の指の長さなので、
各人の指の長さに応じて、
- 適当な指と、
- 適当な長さ
を決めれば、
- 何指でもいい
ワケなのです。
基準の指さえ、しっかりと計測して覚えておけば、
その
- 基準の指をひとつの基準として、
計測は無限大に応用できます。
ただ、ビスの長さやネジの長さなど、
コンマ何mm単位を求める精密器材はその限りではありません。
ビスやネジは正確に計測してください。
間違えばハマりません。
適当なものさしや定規を別途お買い求めください。
電気工事士御用達のミドリとシンワ測定のものさしと定規です。
電気工事士御用達のミドリとシンワ測定のものさしと定規です。
- 元電気工事士が教える 電気工事士の人間関係を円滑にするスキルの話
- https://www.onechan1977.com/blackcompany/ElectricalworkersRelationships
アマゾンで買ったといえば先輩が不機嫌になるので、
ホーマックかサンデーで買った
と言ってください。
- ブラック企業の元社員が教えるブラック企業の見分け方
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なお、今ではiPhoneでもある程度の計測は可能なので、
こちらもオススメしています。
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